ZOOMをはじめとするオンライン会議システムが普及し、ウェビナー開催が盛んですね。
多くの企業がビジネスに役立てようと、積極的にウェビナーを開催しています。
一方で、機材の準備や集客、アフターフォローなど、ウェビナーを開催するにはさまざまな作業が必要です。
既存の業務に加えて、こういったウェビナーの作業に取り組むのは大変です。
実際に開催したことのある方なら、その忙しさを体験したのではないでしょうか。
しかし、最近ではウェビナー運営の一部、あるいはすべてを代行してくれる業社があります。
そこで今回は、ウェビナー運営を代行してくれる業社を7つ紹介します。
また、ウェビナー運営代行業社の主なサービスや、選ぶときのポイントも解説します。
これからウェビナーを開催する方、現在開催しているウェビナーをより効果的なものにしたいと考えている方はぜひご一読ください。
目次
ウェビナー運営を代行業者に依頼するか判断するポイント
まずはウェビナーを企画し、自社で運営するのか、代行業社に依頼するのか決める必要があります。
ウェビナーを代行業社に依頼するときの判断ポイントは次の2つです。
- 人数の規模
- 配信頻度
100人などの大人数になったり配信頻度が多くなったりすると、準備やアフターフォローに使う時間が多くなり、普段の業務に支障が出てしまいます。
ウェビナーばかりに力を入れて普段の業務が疎かになったり残業時間が増えたりすると、会社の運営に関わる問題となります。
ウェビナーの運営に十分な人員を充てられるのであれば自社運営もいいですが、そうでない場合は代行業社に依頼しましょう。
ウェビナー運営を代行してくれる業者7選
ここからは、ウェビナー運営の代行業社を7つ紹介します。
各社の特色を見比べてみましょう。
サムシングファン
参考:株式会社サムシングファン
弊社サムシングファンも、ウェビナー運営の代行サービスをしています。
3つのプランを用意し、企画から撮影、アーカイブの撮影までをトータルでサポート。
配信だけの依頼など、部分的なサポートもしています。
”動画の戦略的活用提案”を心がけ、ニーズに合ったサービスを提案しています。
北海道から沖縄まで、全国どこでも出張しているので、まずはお見積もりを。
<パッケージプランと料金>
- ベーシック4Hプラン:385,000円(税込)
- ベーシック8Hプラン:605,000円(税込)
- カスタムプラン:価格応相談
TKPテレビ会議ネット
参考:TKPテレビ会議ネット
貸会議室運営などをしているTKPテレビ会議ネットは、3つのパッケージプランを用意してウェビナー運営の代行をしています。
会場の用意はもちろん、配信当日までのスケジュール調整や機材の準備、台本制作、専門スタッフによる運営サポートが受けられます。
また、基本的に準備された会場からの配信となるため、会場費が不要です。
予算が限られている企業やなるべく費用を抑えたい企業にとっては嬉しいですね。
TKP以外の会場でも開催できますが、通信回線の状況によっては追加費用が発生するので注意してくださいね。
<パッケージプラン(料金は記載なし)>
- テレビ会議・ライブ配信支援パック
- ウェビナー支援パッケージ
- ハイブリッド型バーチャル株主総会支援パッケージ
meetwork(グローバルリンクジャパン)
参考:meetwork
meetworkは、InstagramやFacebookなどのSNS運用の代行会社、グローバルリンクによるウェビナー代行サービスです。
柔軟な対応が魅力で、ディレクターやオペレーターの有無、配信時間などを自由に設定できます。
また、ホームページに自動見積もりシステムを掲載しており、事前に料金を知ったうえで相談できます。
要望や予算に応じて対応してくれる代行業社を探している企業におすすめです。
料金:100,000円(税込110,000円)+各運用作業料金(時間、オペレーター、司会、カメラマン、事務局など)
リンク:meetwork ホームページ
セミナー制作.com
参考:セミナー制作.com
セミナー制作.comはセミナー制作歴13年、10,000タイトル以上の豊富な実績を誇る代行業社です。
ウェビナーだけでなく、シンポジウムや学会、記者会見など、幅広い対応をしているのが特徴。
官公庁や経済団体も利用しており、信頼性が高いこともポイントです。
ウェビナー代行では、専用会場を利用した配信だけでなく、事前収録した動画を配信するオンデマンド配信にも対応しています。
実績豊富で信頼できる代行業社を選びたい企業におすすめです。
料金:150,000円/1H〜
リンク:セミナー制作.com ホームページ
Airz Webinar
参考:Airz Webnar
Airz Webnarは、ZOOMウェビナーに特化した代行業社です。
企画・準備・配信・視聴者へのアフターフォローと、ウェビナー運営をトータルでサポートしてくれる点が魅力です。
また、ウェビナーを内製化できるように、運営テクニックを伝授してくれることもポイント。
申し込みフォームやアンケート作成、招待メールのひな形などを提供してくれます。
ウェビナー開催後には、ファネル分析・アンケート分析をして企画や運営に対する改善案の提示までしてくれます。
手厚いサポートを受けたい企業や、運営ノウハウを学びたい企業におすすめです。
<料金プラン>
- ミニマムプラン:99,800円/月
- スタンダートプラン:199,800円/月
- フルパックプラン:299,800円/月
アド・フェイス
参考:株式会社アド・フェイス
アド・フェイスは、住宅や不動産のセールスプロモーションを担う広告会社です。
ウェビナー代行では、集客・運営・開催後のフィードバックまでサポートしてくれます。
特徴は、社内にデザイナーやWebエンジニアが在籍していること。
そのため、ウェビナー用のバナー制作やDM発送がサービスに含まれています。
広告会社でもあるので、Web広告の出稿やエリア・ターゲットを絞った集客など、専門的なノウハウを活かしたオプションも提供しています。
集客に特に力を入れたい企業におすすめです。
料金:掲載なし
リンク:株式会社アド・フェイス ホームページ
BizLive
リンク:BizLive ホームページ
BizLiveは医療分野の実績が豊富な代行業社です。
会場準備・配信・視聴者へのアンケート・収録データの提供など、ウェビナー運営をトータルでサポートしています。
BizLiveの強みは、表現豊かな映像配信。
クロマキー合成技術による映像合成や、シーンの切り替えやテロップ挿入を企画に合わせて演出することが得意です。
中継技術を用いて遠隔地にいる出演者が講演できるのもポイント。
視聴者を惹きつける演出がしたい企業におすすめです。
料金:掲載なし
リンク:BizLive ホームページ
ウェビナー運営代行業者の主なサービス
代行業社によってサービスの内容は異なります。
ここからは、具体的にどんなサービスがあるのか紹介します。
ウェビナー運営を依頼する前に、どんなサービスを提供しているのか確認しておきましょう。
サービス①集客サポート
まず紹介するのが、集客サポートです。
代行業社の中には、インバウンド集客やナーチャリング集客など、マーケティングのノウハウを用いたさまざまな集客に対応してくれるところがあります。
集客を依頼することで、電話をかけたりWebサイトを作ったりといった業務に労力を割く必要がなくなります。
自社の業務を進めながら、効果的に集客ができますよ。
サービス②事前準備
ウェビナーの事前準備も代行業社に任せることができます。
具体的なサポートは以下の通りです。
- 機材の準備
- データの登録
- 招待メールの送信
- 台本制作
- 配布資料の作成
事前準備を依頼することで、リハーサルに打ち込むことができます。
代行業社によっては部分的に引き受けてくれるところもあります。
依頼する前に、どの部分を任せるか社内で確認しておきましょう。
サービス③ウェビナーの配信
当然、本番の配信もサポートしてもらえます。
配信にはさまざまな操作が必要で、慣れていないとスムーズな運営ができず、ウェビナーの質を下げてしまいます。
プロに依頼することでウェビナーの質を上げ、目的に沿った運営ができるでしょう。
配信者が自分の役割に集中できることもポイントです。
サービス④開催後のフォロー
ウェビナーを開催した後には、アンケート集計やメール、改善点の模索が必要です。
これらのアフターフォローを担ってくれる代行業者もあります。
代行業者に依頼することで、専門的な手法を用いて素早くフォローしてくれるのがポイント。
今後の展開につなげるためにも、不安があればアフターフォローをしてくれる代行業者を選びましよう。
ウェビナー運営代行業者を選ぶポイント
最後に、代行業者を選ぶときのポイントを3つ紹介します。
選ぶときの目安にしてくださいね。
選ぶポイント①サポート範囲はどこまでか
1つ目は、ウェビナー運営をどこまでサポートしてくれるかという点です。
準備・本番・アフターフォローのすべてをサポートしてくれるのか。
部分的なサポートにも対応してくれるのか。
自社が何を必要としているサポートを提供している代行業者を選びましょう。
選ぶポイント②ビジネスとしてのウェビナー実績があるか
2つ目は、ビジネスとしてのウェビナーの開催実績です。
ウェビナーをビジネスに役立てるためには、マーケティングに効果的な運営が必要です。
実績のある代行業者であれば、主催者の開催意図を汲んで、ゴールを目指して運営してくれるでしょう。
それぞれの代行業者のホームページなどを見て、以下の点を確認しておきましょう。
- 開催件数
- 大手企業や行政機関などの利用
- 得意分野
選ぶポイント③専用スタジオがあるか
3つ目のポイントは、専用スタジオの有無です。
自社でウェビナー開催の経験がない場合は、機材や設備の整っている専用スタジオから配信するのがおすすめです。
専門スタッフも在中しているので、専門的なサポートも受けられます。
スムーズな配信につながるので、専用スタジオの有無も判断材料にしておきましょう。
スタジオへのアクセスの良さも考えておきましょうね。
ウェビナー運営代行業者を利用して、効果的なマーケティングを
ウェビナー運営を代行してくれる業者と、そのサービス内容、選び方について紹介しました。
最後に主なサービスと選びかたをまとめておきます。
<サービス内容>
- 集客サポート
- 事前準備
- ウェビナーの配信
- アフターフォロー
<選び方>
- サポート範囲
- 過去の実績
- 専用スタジオの有無
経験とノウハウのある代行業者に依頼することで、ウェビナーの質を上げ、自社のビジネスに役立てることができます。
ウェビナーを開催するときは代行業者への依頼も考えて、より効果的な内容を配信できるようにしてくださいね。
サムシングファンではライブ配信のサポートも行っています。気になる方はぜひお問い合わせください。