「未経験だけど、動画編集の仕事をしてみたい」と思ったことはありませんか?
最近は動画の需要が高まっているので未経験でも動画編集の仕事を得られます。
- 未経験歓迎のアルバイト
- 知り合いからの紹介
- SNS
- クラウドソーシング
この記事では、未経験でも動画編集の仕事をする方法を紹介します。
動画編集に興味がある人、動画編集を始めてみようと思っている人はぜひ今後の参考にしてみてください。
目次
未経験でも動画編集の仕事を得る方法
動画編集が未経験でも、仕事を得ることは可能です。
しかし動画編集の仕事を得るには、未経験であっても基本的なスキルや知識が必要になります。
自分で編集した動画があれば、ポートフォリオや実績として提示できるので用意しておきましょう。
この章では動画編集の仕事を未経験からでも得られる、4つの方法を紹介します。
- 未経験歓迎のアルバイト
- 知り合いからの紹介
- SNS
- クラウドソーシング
それぞれの内容をチェックしていきましょう。
未経験歓迎のアルバイトに応募する
「動画編集 未経験」で検索してみると、動画編集のアルバイト求人が出てきます。
最近は動画の需要が高まっているので、求人も増えています。
動画編集のアルバイトは動画編集を始めたい初心者や、動画編集に興味がある人におすすめです。
最初は未経験でも、アルバイトを通して動画編集の業務を経験することで、将来に活かせるスキルが身につきますよ。
知り合いから紹介してもらう
友人や知り合いから紹介してもらうのも方法のひとつです。
周りに動画制作会社で動画編集を仕事にしている人がいたら、声をかけて仕事を紹介してもらいましょう。
近年は、動画編集のニーズの高まりに対して、動画編集の仕事ができる人口が足りていません。
案件を数多く抱えている動画制作会社も多いので、スムーズに依頼がもらえる可能性も高いでしょう。
また、「動画配信をやってみたい」という友人に声をかけて、動画編集作業を担当させてもらうという選択肢もあります。
始めは単価が安くなってしまいますが、経験を積むには最適の機会です。
SNSで検索してみる
TwitterなどのSNSで「動画編集募集」と検索してみましょう。
動画編集者や、メディアのディレクターがSNSで発信して、募っていることがあります。
SNSでは主に「今すぐ動画編集ができる人」を募集しています。
こまめに探し、よさそうな案件や気になる案件があれば、ダイレクトメッセージを送って応募しましょう。
ただ、実績動画が必須な案件もあります。
動画編集の仕事が未経験の場合は、前もって試作品の動画を作成して、ポートフォリオとして提出するのがおすすめです。
クラウドソーシングサイトから受注する
未経験でもクラウドソーシングで動画編集の仕事を受注できます。
よく知られているものとして、CrowdWorksやLancersが有名です。
案件を検索すると、「初心者歓迎」というキーワードで募集しているクライアントがいます。
未経験でもクライアントのニーズに合った提案をすることで、動画編集の案件を獲得できるでしょう。
未経験でもスキルは必要!動画編集を学ぶ方法3つ
動画編集の仕事が未経験だとしても、基本的スキルは必須です。
この章では、動画編集のスキルを学ぶ方法を3つ解説します。
動画編集が未経験の人はぜひ参考にしてみてください。
動画編集の学習方法①独学で知識を得る
未経験者が自分で動画編集を学ぶには2つの方法があります。
- 動画やWebサイトで学ぶ
- 書籍で学ぶ
それぞれの方法をチェックしましょう。
動画やWebサイトで学ぶ
最近では、YouTubeやWebサイトで動画編集に関する動画が無料で公開されています。
動画編集を始めたばかりの人は、YouTubeにあるチュートリアル動画を見ながら作成するのがおすすめです。
動画編集を学べる動画やWebサイトは多くの種類がアップされているので、体系的に学ぶことは難しいでしょう。
事前に「どんな内容を学びたいのか」という点を明確にして、自分のレベルに合った動画やサイトを選んでください。
基本的にYouTubeやWebサイトでは無料で学べるというメリットがある一方で、どうしても受け身になってしまうというデメリットもあります。
無料であっても、目的や目標を設定した上で自分に合った動画で学びましょう。
書籍で学ぶ
書籍を使って独学で学ぶ方法は、動画編集を体系的に学べます。
書籍も動画編集の分野ごとに特化しているので、自分が学びたい内容を選ぶようにしましょう。
書籍はWi-Fiがないオフラインであっても学べることがメリットです。
電車や飛行機などの移動中にも学べますよ。
ただし書籍は、読むだけではただの知識になってしまうので、学んだ内容を踏まえつつ動画編集をして、アウトプットすることが大切です。
書籍の選び方やおすすめに関しては、こちらの記事を参考にしてください。
【初心者向け!】動画編集の勉強に役立つ本10冊を紹介
動画編集の学習方法②スクールで学ぶ
1人で学ぶことが苦手な人や、一から体系的に動画編集のスキルを学びたい人にはスクールの受講がおすすめです。
- 通学型やオンラインコース
- 買い切りの動画で学ぶコース
- 転職や就職サポートがあるコース
さまざまな形態があるので、自分に合ったスクールを探してみましょう。
スクールのよいところは、動画編集者として活動しているプロに質問できることです。
質問や添削などの環境が整っているスクールも多くあります。
スクールの費用は月々数千円から半年で50万円程度とさまざまです。
将来的に動画編集者として活動したいのであれば、先行投資としてスクールで学んでみましょう。
動画編集の学習方法③会社で仕事として経験する
制作会社や広告代理店の動画編集者として働くこともおすすめです。
未経験ではすぐに正社員になることは難しいですが、アルバイトからスタートすることは可能です。
経験を積んでいくことにより、契約社員や正社員への道を用意している会社もあります。
会社に所属し実際に仕事をしながら、動画編集のスキルを学べます。
動画編集の予算規模は、個人が作成する案件より大きくなることが多いです。
予算が大きい案件や、大きな企業が携わる案件など、さまざまなタイプの動画編集に携われます。
動画編集の仕事を未経験でも選ぶメリット
未経験であっても動画編集者として仕事を得るメリットを3つ紹介します。
動画編集を仕事としたい人はチェックしてみてください。
メリット①未経験でもアルバイトから仕事を得やすい
動画編集者の需要が高まっているので、未経験でも動画編集の仕事を見つけられます。
アルバイトであれば、高度なスキルがなくても始めやすいのでおすすめです。
動画編集を仕事にするか迷っている人や、動画編集に興味がある人は、「未経験者歓迎」と記載された求人を探してみましょう。
メリット②これから需要のあるスキルが学べる
YouTubeの盛り上がりにより、1万人以上の登録者がいるYouTubeチャンネルが増加しています。
株式会社CA Young Labが2017年に調査した結果では、2022年には国内YouTuber市場規模の推計予測が579億円と発表されました。
これから動画の市場がさらに大きくなることが予想されます。
また学研教育総合研究所が2019年に調査した「将来つきたい職業ランキング」において、男の子の1位は「YouTuber」でした。
その後もYouTuberは上位にランクインしています。
YouTubeの盛り上がりにより、今後の動画編集の仕事の需要も高まっていくと予想されます。
需要が増えてくる業界のスキルを学ぶことは、今後のキャリアを考える上で強みになっていくでしょう。
※参考:学研教育総合研究所「将来つきたい職業(全体ランキング)」
メリット③自分の成果物を世の中に発信できる
動画編集を公開するプラットフォームは、YouTube動画や広告などWeb上で公開されるものが多くあります。
Web上に公開されることで人の目に触れやすく、たくさんの人に自分の仕事を見てもらえます。
動画編集者にとって、自分の成果物が世の中に出ることは嬉しいことですよね。
さらに評価されることで、今後も動画編集の仕事を頑張るための原動力になります。
動画編集の仕事を未経験から始めるデメリット
動画編集の仕事を未経験から始めるデメリットもあります。
デメリットを踏まえた上で、動画編集の仕事についての理解を深めていきましょう。
デメリット①自己表現の場所ではない
動画をクリエイターとして、自分で企画、構成をする案件であれば自分のこだわりを表現できます。
しかし、クライアントからの案件であれば自分のこだわりだけで仕事は成り立ちません。
クライアントが求める動画を作る必要があります。
自分の感性やこだわりを詰め込んだ動画で自己表現したいのであれば、実績として自分で撮影し、編集した動画を作ることがおすすめです。
その動画をポートフォリオとして使用しましょう。
デメリット②単純作業ではない
動画編集の仕事は、カットやテロップなどの単純作業だけではありません。
動画の色や明るさ、コントラストの微調整をするカラーグレーディングやBGM挿入など、さまざまなスキルを使って動画を編集します。
動画編集の仕事は、動画編集ソフトの新しい機能などを学びながら進めることになります。
単純作業と思って動画編集の仕事をすると、クライアントに選ばれないので、さまざまなスキルを身につけるようにしましょう。
デメリット③パソコンのスペックに注意
未経験で動画編集を始める場合は、パソコンのスペックに注意が必要です。
高性能でメモリの容量が大きいパソコンであれば問題ありませんが、スペックが低いものだと動画編集にはあまり向きません。
スペックが低いパソコンの注意点は2つあります。
- 動画編集ソフトの利用
- 書き出しに容量が必要
動画編集の仕事には動画編集ソフトが必須です。
よく使用される動画編集ソフトはAdobe社のPremiere Proやグラスバレー社のEDIUSなどがあります。
スペックが低いパソコンでも動画編集ソフトを使用することは可能ですが、動作が遅くなったり、途中でソフトが落ちてしまったりすることがあるので注意が必要です。
どうしてもスペックが低いパソコンを使用する場合は、パソコンに標準搭載されているソフトを使用することをおすすめします。
またメモリの大きさも重要です。
4K動画の書き出しには10GB以上のメモリを使用するので、最低でも16G以上、高画質の動画を編集するのであれば、32GB以上のメモリを使用しましょう。
動画編集用のパソコンの選び方は、こちらの記事で詳しく解説されています。
動画編集用のパソコンの選び方!注目するべきスペックは4つ
未経験で動画編集の仕事をする場合の雇用形態
未経験でも動画編集者として仕事を得た場合、雇用形態は大きく分けて4つあります。
- パート・アルバイト
- 正社員・契約社員
- 派遣社員
- 業務委託
自分の働き方に合った雇用形態を探してみましょう。
雇用形態①アルバイト、パート
動画編集が未経験の場合は、アルバイトやパートから仕事を得ることをおすすめします。
近年、動画の需要が増えているぶん動画編集者の案件も増加しているからです。
アルバイトやパートであっても仕事を通して動画編集の経験を積めます。
雇用形態②正社員、契約社員
未経験でも募集している会社もありますが、経験があれば就職の可能性はさらに広がります。
メディアでの社員募集はあまりなく、動画制作会社やイベント会社で募集しているところが多いです。
正社員や契約社員は、社会保険に加入できたり福利厚生がしっかりしていたりする点が魅力です。
雇用形態③派遣社員
動画編集の派遣社員は時給制です。時給は1,500円〜1,800円程度の会社が多くあります。
派遣社員は有期雇用ですが、将来的に直接雇用に繋がる可能性を提示している会社も存在します。
派遣社員は即戦力が求められるので、仕事は未経験であっても動画編集のスキルは必要です。
雇用形態④業務委託
業務委託はフリーランスや副業の人に多い雇用形態です。
契約によっては出社する必要がないので、ノマドワーカーを目指す人や旅をしながら仕事をしたい人には向いています。
給料スタイルは時間給や月給、動画一本あたりの報酬単価など、さまざまです。
※フリーランスの動画編集者を目指している方は、こちらの記事もチェック!
フリーランス動画編集者の始め方&仕事を得る方法を解説
誰でも最初は動画編集未経験!まずは仕事を獲得しよう
この記事では未経験であっても、動画編集の仕事を得る方法を解説しました。
- 未経験歓迎のアルバイト
- 知り合いからの紹介
- SNS
- クラウドソーシング
動画の需要が増えている影響で、動画編集の仕事も多くあります。
未経験であっても動画編集の仕事を得られる大きなチャンスです。
誰でも最初は未経験者です。
まずは仕事を1つ獲得して、動画編集スキルを積み上げていきましょう。
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