はじめての動画制作は、わからないことばかりですよね。
特にYouTubeに投稿する場合は、人気の動画の種類も多種多様なので「どんな動画がいいのか」がわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、
「動画を作ってみたいけど、自分にはスキルがない」
「YouTubeに投稿するならどんなところに動画制作を依頼したらいいの?」
「YouTube向けの動画制作にはいくらぐらい料金が掛かるの?」
といった疑問をお持ちの方に向けて「YouTube向けの動画制作にはどんなところに料金がかかってくるのか」「YouTube向けの動画制作が得意な会社について」を紹介したいと思います。
これからYouTubeにチャレンジしてみたいという方はぜひチェックしてみてください。
目次
YouTubeの動画制作にはどれくらいの料金がかかるの?
YouTubeに動画投稿をする場合、どのぐらいの料金がかかってくるのでしょうか?
動画制作といっても、ピンからキリまであり、動画の長さも数十秒のものから1時間以上のものまでさまざまです。
自分で動画を撮影して編集する場合、ほとんど費用はかかりませんが、膨大な作業時間が必要となってしまいます。
「企業のPRとして動画を作成したい」という方や、企画を考えているYouTuber志望の方の場合、なかなかそこまでの時間を捻出するのは難しいでしょう。
多くの場合は、映像制作会社に依頼するのが基本となってくるはずです。
YouTubeに投稿する動画を映像制作会社に依頼する場合の料金について見ていきましょう。
YouTubeの動画制作を動画・映像制作会社に頼む場合の最低料金
動画・映像制作会社に動画を制作してもらう場合、最も安く考えても2万円程度かかります。
この価格の場合、
- 撮影なし
- 最低限の編集
- 短い再生時間
の動画となってしまいます。
そのため、理想としている動画を作成できるケースは稀といえるでしょう。
格安でYouTube動画を作成している会社を例にすると以下の通りです。
A社 | B社 | C社 |
---|---|---|
・台本作成、ナレーション、BGM・効果音、60秒以内:3万~10万円
・台本作成、ナレーション、BGM・効果音、3DCG・アニメーション、撮影、キャスティング、30~180秒:20万~30万円 |
・編集代行:2万円~/本 ・カメラマン手配:5万円~/1人 ・企画・ディレクション:5万~20万円 |
・1か月8本以下、編集のみ:5万円~ ・1か月8本以下、編集・サムネイル作成):8万円~ |
作業内容によって料金が変化するので、あらかじめ依頼したい作業範囲を明確にしておきましょう。
クオリティを追求すると料金は青天井
動画のクオリティや演出にこだわればこだわるほど、料金は高くなります。
動画の時間が長くなれば長くなるほど料金は高くなりますし、アニメーション・CGを加えた演出は短時間であっても複雑なものであれば高価になる場合も。
そのため、動画の尺や演出は本当に必要なものだけを入れ込むのが正解です。
あれもこれもとこだわってしまうと、それこそ動画一本で100万円以上になってしまうため、何が必要なのかは動画・映像制作会社とよく相談して決めていくといいでしょう。
YouTubeの動画制作にかかる料金の内訳は?
動画・映像制作会社に依頼する際に、見積もりの内訳をよくわかっていれば話がスムーズです。
その上、どこにどんなお金がかかってくるのかわかっていれば、自分たちでできそうな部分は制作会社には依頼しないという選択肢も出てきます。
動画制作にかかってくる費用の内訳をしっかりと理解して、無駄のない費用で動画を制作できるようにしていきましょう。
ここからは、料金の大まかな内訳について詳しく紹介していきます。
YouTubeの動画制作にかかる料金①企画・台本
ここ最近のYouTubeで、重要視されているのが動画の企画です。
動画でどんなことをするのかを決める、いわば動画の設計図のようなもので、この部分がしっかりしていないと何を伝えたい動画かわからなくなってしまいます。
企画や台本の作成料金の相場は、5万~20万円ほど。
明確に伝えたいことが決まっているのであれば、それほど費用はかかってきませんが、1から何をするのか決めていくという場合はそれなりの費用がかかってくるでしょう。
「動画で伝えたいこと」は動画・映像制作会社ではなく、自分たちで決めておいた方が「軸がブレない動画」に仕上がるはずです。
企画がしっかりと決まった上で、動画の流れが決まり、台本が完成します。
この辺りの流れは、なれていなければ難しいかもしれません。
難しければ、制作会社と相談しながら作り上げていくのがおすすめです。
YouTubeの動画制作にかかる料金②キャスティング
台本が決まれば、次はキャスティングです。
人を使った撮影やナレーションを加える場合は、当然役者や声優をキャスティングする必要があります。
役者や声優のレベルによって料金は大きく異なりますが、5万~40万円が相場です。
有名人や芸能人を起用する場合はかなりのコストがかかって来ますし、人数が増えてもコストは掛かるので注意しましょう。
もちろん、役者や声優を使わない場合はこの費用はかかりません。
YouTubeの動画制作にかかる料金③動画撮影・編集
動画の撮影、編集は、設備や複雑さで大きく料金が変わってきます。
一眼レフカメラ1台あれば十分な撮影から、映画撮影のような本格的な機材で撮影しなければならない映像まで、その幅は様々です。
撮影と編集の料金相場は以下の通りです。
- 撮影:3万~10万円
- 編集:2万~20万円
コストを抑えたいのであれば、余計な演出は控え、機材をあまり使わない撮影方法を選択したいところ。
編集もシンプルな字幕やカット編集であればそれほど費用はかかりません。
しかし、独自のモーションを加えた字幕や派手な演出が入ってくるとかなりの費用がかかってくるので注意。
ここでも、「伝えたいことはなにか」をしっかりと考えた上で、必要な撮影や演出を制作会社と相談したいところです。
YouTubeの動画制作にかかる料金④CG・アニメーション
動画の時間に対して料金が上がりやすいものがCG・アニメーションです。
なぜなら、CG・アニメーションは撮影とは違って1コマ1コマ作り上げていく必要があり、たった数秒の動画であってもCGやアニメーションには膨大な制作時間がかかってくるからです。
料金が高くなりやすい一方で、撮影だけでは表現できないものを作り上げられるのがCG・アニメーションの良さでしょう。
そのため、強調したいポイントやここは注目してほしいというポイントでCGやアニメーションを入れてあげるといいでしょう。
全編アニメーションで表現したいという場合は、莫大なコストがかかるのを忘れないでください。
さらに細かい相場を知りたい方はこちら。
YouTubeの動画制作の依頼方法
YouTubeの動画制作を依頼する方法としては、制作会社に依頼する方法とフリーランスの動画クリエイターに依頼する方法の2つが挙げられます。
それぞれどのように依頼するのか、それぞれチェックしてみましょう。
動画制作会社に依頼する方法
制作会社に依頼する場合は、基本的にwebや電話で直接問い合わせて依頼します。
まずはどのくらいの費用がかかるのか見積もってもらいましょう。
この際、動画を作る目的と予算、納期をあらかじめ決めておくのがおすすめです。
事前に決めておくことで自社に合う制作会社を見つけやすくなる上に、制作会社側から良いアイデアを提案してもらいやすくなります。
また、実際に依頼して契約する際には、著作権の譲渡や二次使用のルールに関することを契約書に含めておきましょう。
著作権に関するトラブルは創作物を作る上で生じる恐れがあるものであり、あらかじめ決めておくことでトラブルが生じてしまうことを防げます。
もし著作権に関することが不安であれば、弁護士といった第三者の立ち合いのもとで契約するのが良いでしょう。
フリーランスに依頼する方法
フリーランスの動画クリエイターなどに依頼する場合、さまざまな方法があります。
例えばリーズナブルな価格で依頼したい場合は、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサービスで募集するのがおすすめです。
ただし、クラウドソーシングサービスに在籍している動画クリエイターは玉石混交であり、中には実務経験が乏しい動画クリエイターもいます。
そのため、ポートフォリオを見せてもらうなどして、慎重に選ぶことが重要になります。
他にはTwitterで探す方法もあり、ツイートを見ることでどのような人なのか把握しやすいという点がメリットです。
また、フォロワー数が多いとその分作った動画を拡散してもらいやすくなるため、すぐに多くの人へ動画の内容を伝えられるでしょう。
詳しくは以下の記事で紹介しているため、気になる方はぜひ読んでみてください。
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動画やMV制作を個人に依頼する料金相場はいくら?企業と比較!
YouTubeの動画制作の料金を安く抑える方法
YouTubeの動画制作料金は、工夫すれば安く抑えられます。
例えば以下のような方法があります。
- 依頼する範囲を決める
- 料金がかからない撮影・編集にする
- 制作費が安い会社に依頼する
それぞれについて、詳しく解説します。
料金を安く抑える方法①依頼する範囲を決める
1つ目の方法は、依頼する範囲を決めることです。
先ほど解説したように、動画制作の料金の内訳は以下の4つです。
- 企画・台本
- キャスティング
- 動画撮影・編集
- CG・アニメーション
この4つの工程すべてを依頼すると、1本の動画を作るだけで数十万円かかることもあります。
しかし、「企画・台本だけお願いする」「撮影・編集だけお願いする」というように、部分的に依頼すれば料金を安く抑えられます。
制作会社に依頼する前に、自社でできることはないか、考えてみましょう。
料金を安く抑える方法②料金がかからない撮影・編集にする
2つ目の方法は、料金がかからないシンプルな撮影・編集にすることです。
具体的には、以下の方法があります。
- グリーンバックなどのシンプルな背景を用いて撮影する。
- CGやアニメーションは最低限に抑える。または使わない。
- 撮影を行わず、画像を繋ぎ合わせたスライドショー動画にする
このようにすると、余計な演出を控えた編集や、機材をあまり使わない撮影ができます。
その結果、撮影場所までの交通費やカメラマンの人件費をカットして、料金を抑えられます。
料金を安く抑える方法③まとまった本数を依頼する
3つ目の方法は、必要な本数をまとめて依頼することです。
まとめて依頼することで、本来ならば機材やスタッフにかかる数日分の費用を、1日分に抑えられます。
見積もりのときに「まとめて撮影できませんか?」と聞いてみましょう。
料金を安く抑える方法④自社でツールを使って内製化
自社でツールやソフトを使って内製化してしまうのも、料金を安く抑えられる方法です。
最初は作り方を覚える必要があるため、すぐに高品質な動画を作ることは難しいでしょう。
しかし、徐々に制作方法に慣れていくこととで、外部へ依頼するよりもコストを抑えて質の高い動画を作れるようになります。
また、内製化すると動画制作に関するナレッジを会社の知的財産として社内で共有できるようになるため、他の社員のスキルアップにもつなげられます。
YouTubeの動画制作を依頼する会社選びに失敗しないコツ
では、動画制作会社を選ぶときは、どのようなポイントに注目すればいいのでしょうか。
ここからは、動画制作会社を選ぶときのポイントを3つ紹介します。
選び方①過去の実績を見る
多くの動画制作会社は、ホームページに過去に制作した動画を掲載しています。
過去の動画を見ることで、求めるイメージや品質に合うか確認できます。
必ずその会社が過去に制作した動画を見て、自社が求めるイメージに合うか確認しましょう。
選び方②得意分野を知る
動画制作会社によって、得意分野やサービス内容が異なります。
アニメーション動画を作りたければアニメーション動画が得意な会社に、CGを使いたければCGが得意な会社に依頼するのがおすすめです。
会社の特性が発揮されて、想像以上のクオリティに仕上がるでしょう。
選び方③見積もりとスケジュール感を把握する
動画制作を依頼するときは、必ず見積もりとスケジュール感を確認しておきましょう。
一見安そうに見えても、動画の修正回数に応じて追加予算が生じたり、納品スケジュールによって料金が変わることがあります。
必ず複数社に見積もりを出して、スケジュール感や予算、オプション料金を比較しましょう。
【おすすめの関連記事】
動画・映像制作会社選びに失敗しないためには!?
【料金重視】YouTubeの動画制作が得意な企業5選
ここからは、YouTubeの動画制作を得意としている企業について紹介していきましょう。
各社それぞれ、得意としているジャンルが異なりますので、得意ジャンルについても紹介してきます。
動画制作会社を選ぶ際の参考にしてみてください。
今回紹介するのは下記の5社。
- 株式会社サムシングファン
- 株式会社 Global Japan Corporation
- Crevo株式会社
- 株式会社aquwa
- 株式会社B-Wish
それでは順番に見ていきましょう。
動画制作会社①株式会社サムシングファン
出典:サムシングファン
得意ジャンル:実写、空撮、YouTube運用代行、SNS広告
■会社所在地
(東京)〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-1 オームビル本館2階
(大阪)〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島1-4-40 JBSL梅田ビル 4F
(名古屋)〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3丁目17-25 BAUM HAUS WORK
クオリティの高い動画を求めているのであれば、株式会社サムシングファンがおすすめ。
動画制作の技術はもちろん、ドローンを用いた空撮やアニメーションも得意としています。
また、動画の活用方法にも強く、動画を作成したあとのことまで考えて制作に入るのが特徴です。
しっかりとしたクオリティの動画を作成したいという方におすすめです。
動画制作会社②株式会社 Global Japan Corporation
得意ジャンル:商品PR、CG、アニメーション
■会社所在地
東京オフィス 東京都千代田区内神田1-8-9 フォーチュンスクエア(福田ビル)2階
札幌オフィス 北海道札幌市中央区北1条西7丁目1 広井ビル2F
株式会社 Global Japan Corporationは動画マーケティングに強く、商品紹介やサービス紹介などを最も得意としています。
業界の中でも価格が安くコストパフォーマンスに優れます。
HPには価格別で豊富な制作事例が公開されているので、予算に近い動画を確認してみるとイメージをつけやすいでしょう。
動画制作会社③Crevo株式会社
出典:Crevo
得意ジャンル:アニメーション
■会社所在地
東京都渋谷区円山町28-1渋谷道玄坂スカイビル4階
Crevo株式会社はクリエイターとのネットワークに強く、その数は国内外で約7000人。
アニメーションを最も得意としていますが、クリエイターが豊富なため、実写やその他のジャンルであっても対応できるのが魅力です。
幅広いジャンルに対応できるため、まだ動画のイメージが固まっていないという方におすすめです。
動画制作会社④株式会社aquwa
出典:aquwa
得意ジャンル:マンガ動画、YouTubeの視聴解析
■会社所在地
東京都渋谷区猿楽町15-13代官山リージェンシー 201号室
株式会社aquwaは、YouTubeの視聴解析を得意としている会社。
自社でも子供向けYouTubeチャンネル「Sun Sun Kids TV」の企画や制作も行っているので、そのノウハウには信頼がおけます。
マンガ・アニメの動画制作のスタートアップも行っているので、マンガ・アニメ動画をYouTubeで出したいという方におすすめです。
動画制作会社⑤B-Wish
出典:B-wish
得意ジャンル:商品・サービスPR
■会社所在地
埼玉県上尾市上尾下1044-11
株式会社B-wishは、商品やサービスの内容をわかりやすく訴求するのに特化した会社。
YouTubeの公開までを手掛けているため、運用方法がわからないという方にもおすすめです。
また、SEO(インターネットの検索エンジン最適化)も得意としているため、YouTubeだけでなく検索エンジンでも上位表示されたいという方におすすめです。
まとめ:YouTubeの動画制作は複数の見積もりを取ろう
動画制作を本格的に依頼する前に、いくつかの企業やフリーランスに見積もり相談してみるのも大切です。
当然、企業ごとに制作する動画の内容は異なりますし、全く違う技術を持っています。
打ち合わせしてみての感覚であったり、制作事例などを確認したりして、いいなと思った企業に依頼するのが最もいいでしょう。
コストに関しても同様です。
一度見積もりを取ってみて、それまでの感触や対応等を総合的に見て判断するのがおすすめです。
焦らずに正しい判断をして、満足のいく動画制作を依頼できるよう準備はしっかりとしておきましょう。
映像制作会社サムシングファンでは、動画制作の依頼を承っています。
ぜひ気軽にご相談ください。
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