Twitterは、個人法人に関わらず動画投稿できるSNSとして人気があります。
誰でも簡単に動画投稿できますが、Twitterに投稿できる動画の時間はどれくらいか知っていますか。
本記事では、Twitterに投稿できる動画の長さや長尺動画を投稿する方法、Twitterに動画広告を出すメリットを順に解説します。
Twitterの動画は最大140秒(2分20秒)まで、Twitter Blueに登録すれば最大60分の動画が投稿できます。
Twitterの動画投稿・時間について把握したい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
Twitterに動画投稿できる時間はどれくらい?
Twitterにアップロードできる動画の長さと時間以外の条件を解説します。
Twitterは最大140秒(2分20秒)の動画を投稿できる
Twitterでは、最大140秒(2分20秒)の動画をアップロードすることが可能です。
Twitterのアカウントは、ブラウザ版のtwitter.comかスマートフォンやタブレット端末から操作できるアプリのどちらからでも運用できます。
プラウザ版でもアプリでも、Twitterにアップロードできる動画の長さは変わりません。
また、DMで送付できる動画の長さも同じく140秒です。
Twitter Blue加入で、最大10分・60分の動画を投稿できる
2023年1月11日から日本でも、有料サービスの「Twitter Blue」が開始されました。
料金は、ブラウザ版から加入すると月額980円、iOSかAndroidアプリから加入すると月額1380円です。
ブラウザ版からだと最大60分の動画(1080p)が、iOSとAndroidアプリでは最大10分の動画が投稿できます。
ファイル形式は、現在TwitterでサポートされているJPEG、GIF、PNGに対応可能です。
動画の長さが最大でも、投稿できる動画の数に制限はありません。
サブスクライバーになると、個人アカウントに青いチェックマークが付与され、ツイートの「取り消し」などの機能が利用できます。
ただし、新規アカウントは作成後90日が経過するまで、Twitter Blue加入できないので注意してください。
Twitterに動画投稿する際の条件
Twitterに動画をアップロードする場合、時間の他にもいくつか条件があります。
動画を投稿する際には留意しましょう。
スマートフォンからの投稿
アプリ経由で動画をアップロードする場合の条件については、正式に明言されていません。
しかし、以下の仕様を満たしていると最適な動画といえます。
長さ | 140秒(2分20秒間)以内 |
---|---|
動画形式 | MP4 |
ファイルサイズ | 最大512MB |
アスペクト比 | 16:9 |
解像度 | 1280×720 |
ブラウザからの投稿
Twitterは、2023年3月30日からTwitter APIという新しいプランを開始しました。
その結果、今まで無料だったTwitterの投稿予約やスケジュール管理、投稿分析ツールなどが、有料になるなどプランが大幅に変更されました。
そこで、再注目を集めているのがブラウザ版です。
ブラウザ版なら、Twitter APIの仕様変更の影響を受けないからです。
Twitterヘルプセンターが発表している、ブラウザからアップロードできる動画の解像度と縦横比は以下の通り。
最小解像度 | 32 x 32 |
---|---|
最大解像度 | 1920 x 1200(および1200 x 1900) |
アスペクト比 | 1:2.39~2.39:1の範囲(上下限値を含む) |
縦横比 | 1:2.39〜2.39:1 |
フレームレート | 最大40fps |
ビットレート | 最大25Mbps |
また、Media Studioのライブラリに動画をアップロードできます。
Media Studioとは、Twitterでメディアを管理・測定・収益を得られるプラットフォームです。
Twitter APIのプラン変更により、ブラウザ版のみ有効になりました。
Twitter運用を本格的に目指したいなら、有効化にすることをおすすめします。
Media Studioのライブラリへアップロードできる動画の仕様は以下を参考にしてください。
最大ファイルサイズ | 1GB |
---|---|
形式 | MP4、MOV |
推奨解像度(横長) | 1280×720 |
推奨解像度(正方形) | 720×720 |
推奨動画ビットレート | 5~8 Mbps |
動画の最大フレームレート | 60 FPS |
【スマートフォン】Twitterに動画投稿する流れ
スマートフォンのアプリからTwitterに動画をアップロードする流れを、「アプリで撮影した動画」と「カメラロールにある動画」に分けて紹介します。
アプリで撮影した動画を投稿する場合
アプリで撮影した動画を投稿する流れを解説します。
ステップ①Twitterアプリを起動して投稿ボタンをクリックする
最初にTwitterアプリを起動して、右下にある投稿ボタンをクリックしましょう。
ステップ②画面左下にあるカメラマークのボタンをタップする
投稿画面に切り替わったら、左下にあるカメラマークをタップしてください。
ステップ③動画を撮影する
撮影画面に切り替わるので、そのまま丸いボタンを押して動画を撮影します。
長押しすると動画モードになるので、撮りたい分だけ長押ししてください。
ステップ④位置情報などを設定する
撮影し終わったらそのまま投稿できますが、位置情報や音声のミュートも設定できます。
ステップ⑤投稿ボタンを押す
編集し終わったら「ツイートする」を押して完了です。
カメラロールから動画を投稿する場合
カメラロールに保存している動画を投稿する方法を解説します。
ステップ①Twitterアプリを開いて投稿ボタンを押す
アプリで撮影した動画を投稿する場合と同じように、Twitterアプリを開いて投稿ボタンを押しましょう。
ステップ②画面中央に出てくるカメラロール一覧をクリックする
投稿画面にあるカメラマークの横に、カメラロールにある写真や動画が撮影した日付の近い順に並んでいます。
ここから投稿したい動画を選んでください。
ステップ③投稿したい動画を選ぶ・編集する
動画を編集したい場合は、トリミングやフィルターの設定をしましょう。
ステップ④投稿する
編集が完了したら、投稿ボタンを押してください。
Twitter投稿時に便利な動画編集の機能
Twitterに投稿した動画は、切り取りなど編集ができます。
機能は以下の通りです。
機能①明るさの調節
左端にあるライトマークをタップすると、動画が明るくなります。
もう一度タップすると、もとの明るさに戻ります。
機能②フィルターの設定
おしゃれな動画を投稿したいなら、フィルターを設定しましょう。
Twitterには複数のフィルターがあります。
左から2番目のボタンをタップして、希望のフィルターを選んでください。
機能③切り取り方法
左から3番目のマークをタップすると、縦の長さを調整できます。
機能④スタンプ
左から4番目のマークを押すと、スタンプが選べます。
知らない人や見せたくない物を撮影してしまった場合、スタンプなどを使って隠しましょう。
Twitterの動画投稿に時間がかかる原因
Twitterに動画投稿をしたくても、時間がかかる場合があります。
動画投稿に時間がかかる場合に考えられる原因は、以下の2つです。
- 動画の長さ
- インターネット環境
それぞれの原因を解説します。
原因①動画の長さ
動画投稿に時間がかかる原因の1つ目は、動画の長さが140秒を超えている場合です。
ブラウザ版もアプリ版も、Twitterには140秒を超える動画をそのまま投稿することができません。
140秒を超える動画を投稿したいなら、トリミングは必須です。
編集アプリなどを利用して、適切な長さに動画を調整しましょう。
※トリミングに関するアプリについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
iPhoneでの動画のトリミング方法を解説!おすすめアプリも紹介
動画の切り取り(トリミング・カット・分割)無料アプリおすすめ5選
原因②インターネット環境
動画投稿に時間がかかる原因の2つ目は、インターネット環境が整っていない場合です。
Wi-Fiなどインターネット環境が不安定な場合、動画はスムーズに投稿できません。
特に長い動画は容量も大きくなるぶん、ハイスピードかつ安定したインターネット回線が必須です。
スマートフォンから動画投稿する時は、通信制限が掛かっていないかどうかも確認しましょう。
Twitterに140秒以上の動画を投稿する方法
Twitterに投稿できる動画の時間は最大で140秒と解説しましたが、実は140秒を超える動画でも投稿できます。
Twitterに140秒以上の動画投稿する方法は、以下の2つです。
- YouTubeに投稿してシェアする
- 動画広告として掲載する
それぞれの方法を紹介します。
方法①YouTubeに投稿した動画をTwitterでシェアする
Twitterに140秒以上の動画を投稿したいなら、YouTubeに投稿した動画をTwitterでシェアしましょう。
YouTubeに投稿できる動画の上限は、12時間以内かつ容量は256GB以下と規定されています。
何十分や何時間もの動画は、YouTubeに投稿した動画をTwitterでシェアする方法がおすすめです。
Twitterに動画シェアすることで、YouTubeに投稿していた動画の再生回数も伸ばせる相乗効果も期待できます。
TwitterやYouTubeは、有効な集客コンテンツです。
動画分析ツールを使うと再生回数や時間、離脱したタイミングなども把握できるので積極的に活用しましょう。
※YouTubeに動画投稿する方法については、以下の記事を参考にしてみてください。
YouTubeに投稿する手順と注意点!PC・スマホ別に解説
方法②動画広告としてTwitterに掲載する
Twitterのタイムラインに、広告が出てきたのを見たことありませんか。
Twitter上で動画広告かつ企業の広告主アカウントであれば、140秒を超える動画の投稿を許可されています。
Twitterの動画広告はそのままタイムライン上で再生されるので、ユーザーが別サイトへのリンクをクリックする必要もありません。
ユーザーの導線を邪魔することなく、不快感も与えにくいメリットがあります。
動画で伝えられる情報量はWebページおよそ3,600ページ分
動画(1分)で伝えられる情報量は180万語にものぼり、それは「Webの3,600ページ分」に匹敵するといわれています。
動画は文章と比べると、視覚や聴覚から同時に情報を得られるので、ユーザーが商品やサービスについて理解しやすいです。
商品やサービスの知識が深まれば、購入やサービス利用につながります。
※実際に、TwitterやSNSに動画広告を出稿し、成果を得ている企業も少なくありません。
SNSを使った動画広告の事例について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
動画広告の成功事例を解説!効果を出すためのポイントとは?
Twitterに動画広告を出稿するメリット
Twitterに動画広告を出稿する主なメリットは以下の3つです。
- 幅広いユーザーにアプローチできる
- 拡散による認知度アップが期待できる
- 低予算で広告を出すことができる
それぞれのメリットを解説します。
メリット①幅広いユーザーにアプローチできる
日本におけるTwitterの月間アクティブアカウントは、4,500万人(2017年時点)です。
総務省情報通信政策研究所が、主なソーシャルメディア系サービス・アプリの利用率を年代・性別に発表しました。
引用:総務省情報通信政策研究所
Twitterは、全年代で42.3%とLINEやYouTubeに次いで、男女共に幅広い層に支持されています。
Twitterに動画広告を出すことで、潜在ユーザーにアプローチが可能です。
メリット②拡散による認知度アップが期待できる
Twitterの投稿は、リツイートによる拡散が可能です。
拡散されると数万から数十万の人に投稿が届くこともあり、商品やサービスの認知度が高まることも少なくありません。
動画広告も「リツイート」や「いいね」は可能なので、不特定多数のユーザーに動画広告が届けられます。
メリット③低予算でも広告を出しやすい
Twitterでは、広告費用や日数は設定されていません。
月数千円で運用したり、数百万円〜数千万円単位で運用したり企業によってさまざまです。
Twitterの広告費用はキャンペーンなどによって異なりますが、基本的に「フォロー」や「いいね」などのアクションに課金されます。
例えば、クリック課金だと24〜200円と広告費用はそれほどかかりません。
低予算や自社の予算に合わせてTwitterに広告出稿できます。
※Twitterの動画広告についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
【5分で読める】Twitterの動画広告を行うメリットや注意点を解説
まとめ Twitterに動画投稿できる時間を把握し運用しよう
本記事では、Twitterに投稿できる動画の時間について解説しました。
Twitterの動画投稿の時間についておさらいしましょう。
- ブラウザ版・アプリ版ともに、Twitterには最大140秒(2分20秒)の動画投稿が可能
- アプリで撮影した動画でもカメラロールにある動画でも、140秒の制限がある
- 有料サービスTwitter Blueに加入すれば、最大10分・60分の動画投稿が可能
140秒を超える動画を投稿したいなら、以下の2つの方法があります。
- YouTubeに投稿した動画をTwitterでシェアする
- 動画広告としてTwitterに掲載する
Twitterの動画はツイートだけでなく、広告を通して視聴してもらうことも可能です。
今回の記事を参考に、Twitterの動画をさまざまな形で活用していきましょう。
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