展示会は、新しい商品やサービスを効果的にアピールする絶好の機会です。
しかし、展示会は多くの出展者が集まるため、自社の魅力を効率よく伝える方法を考えておかなければいけません。
そのようななか、注目されているのが「展示会動画」です。
視覚的なインパクトを与えつつ、多くの情報を伝えられる展示会動画は、来場者の目を引くだけでなく、ブースへの誘導や商談の促進にも大きな役割を果たします。
そこで本記事では、展示会動画の概要や制作するメリットを紹介します。
制作する際のポイントも紹介しているので、併せて参考にしてください。
目次
展示会動画とは?
展示会動画とは、企業のPRや新製品のお披露目などを行う展示会で活用される動画です。
多くの来場者に自社の魅力や発信したい内容を伝えられるため、効率的に注目を集められます。
なお、展示会動画には以下のような種類があります。
- 会社紹介
- サービス・商品紹介
- プロモーション
- ティザー広告
それぞれについて解説します。
会社紹介
会社紹介は、自社の存在をアピールしながら事業内容を伝える際に役立つ動画です。
来場者の中には自社の商品やサービスを知っていても、企業自体への理解度があまり高くない方も多いはずです。
会社紹介動画を通して自社の存在をアピールできれば、自社への興味・関心が高まり、商談やセミナーの参加などにつなげやすくなります。
サービス・商品紹介
サービス・商品紹介は、展示会の来場者に自社のサービスや商品を紹介・購入してもらうのが目的です。
購入によってどのような課題や問題が解決できるかを提示すると、購買促進につながります。
プロモーション
プロモーション動画を制作すると、企業のイメージアップやブランディングに役立てられます。
プロモーション動画では企業情報や商品・サービスの詳細はあまり紹介せず、事業コンセプトや企業からのメッセージをまとめます。
すると、企業イメージを向上させやすくなり、競合他社との差別化にもつながるでしょう。
なお、プロモーション動画は展示会での集客やエンドロールなど、さまざまなシーンで活用しやすいのも魅力です。
ティザー広告
ティザー広告とは、商品やサービスを紹介して来場者の期待を煽る動画です。
一度にすべての情報を公開するのではなく、段階的に提示して期待感を増幅させると注目を集めやすくなるでしょう。
ティザー広告動画を商品やサービスの発売前に活用すると、発売直後の売れ行きに大きく貢献します。
展示会動画を制作するメリット
展示会動画を制作するメリットは、主に以下のとおりです。
- より多くの情報を伝えられる
- 来場者の記憶に残りやすい
- 効率よく営業活動を行える
- 人件費削減につながる
それぞれについて解説します。
より多くの情報を伝えられる
動画を制作すると、より多くの情報を伝えられます。
展示会では限られた時間の中で、自社の魅力や商品・サービスの特徴などをアピールしなければいけません。
多くの来場者は1ヵ所のブースに立ち止まらないため、効率よくアピールしなければ記憶に残りづらいでしょう。
動画を活用すれば多くの情報を発信しやすくなり、来場者の興味・関心を引きやすいです。
展示会に来られない社員の声なども紹介できるため、必要な情報を正確に届けやすくなります。
来場者の記憶に残りやすい
展示会動画は、来場者の記憶に残りやすいのもポイントです。
動画は視覚と聴覚を同時に刺激できるため、印象に残りやすいからです。
記憶に残れば自社や商品・サービスへの関心度も高まり、商談などにつながりやすいでしょう。
効率よく営業活動を行える
展示会動画を制作すると、効率よく営業活動を行えます。
動画内で紹介したい内容やよくある質問をまとめておけば、来場者とのコミュニケーションに時間を使えるため、生産性の向上につながります。
その結果、自社の思いをより伝えやすくなり、来場者の満足度を高められるでしょう。
人件費削減につながる
展示会動画の制作は、人件費の削減につながります。
必要な情報を動画内にまとめておけば、説明する人員やサンプルを搬入する人員などを減らせるからです。
その結果、運用コストを抑えながら費用対効果の高い展示会を開催できます。
展示会動画を制作する際のポイント
展示会動画を制作する際のポイントは以下のとおりです。
- 媒体に合わせた動画を制作する
- 再生時間を短くする
- 最後まで視聴してもらえる工夫をする
それぞれについて解説します。
媒体に合わせた動画を制作する
展示会動画を制作する際は、媒体に合わせた動画を制作しましょう。
展示会はパソコンやタブレットといった小さな画面で動画を視聴する場合もあれば、プロジェクターのような大きなスクリーンに映し出す場合もあります。
媒体に合った動画を制作しないと画質が悪くなり、来場者の注目を集めにくくなります。
そのため、展示会で使用する媒体をあらかじめチェックしておき、それに応じたサイズを制作するようにしましょう。
再生時間を短くする
展示会動画の尺は短くし、短時間で魅力をアピールしましょう。
展示会の来場者はさまざまなブースを順番に回っているため、長時間の動画は最後まで視聴してもらえません。
そのため、できるだけ短い動画を制作して効率よく魅力や思いを伝えることで、その次の商談につながりやすくなります。
具体的にはサービス・商品紹介動画であれば1分前後、ティザー広告動画であれば15〜30秒を目安にしてください。すると、より多くの来場者にアピールできる動画に仕上がります。
最後まで視聴してもらえる工夫をする
展示会動画を制作する際は、最後まで視聴してもらえる工夫をしましょう。
動画は視覚と聴覚を同時に刺激できることが魅力であるため、映像だけではなく音にもこだわるのがおすすめです。
BGMやナレーションなどにも気を配ると、来場者の興味や関心を引きやすくなります。
また、アニメーション風の動画を制作して競合他社との差別化を狙ったり、色の配合によって視覚をより刺激したりするのもいいでしょう。
最後まで視聴してもらえる工夫を施していると商談につながったり、購買意欲の促進が期待できたりします。
展示会動画の作り方
https://proox.co.jp/column/11554/
1.企画を立てる
2.構成を練る
3.撮影する
4.動画編集を行う
展示会動画の制作にはサムシングファンがおすすめ
展示会動画は多くの方の目に留まるため、完成度の高い動画を制作するのがポイントです。
来場者の興味・関心を高められる動画を制作すれば、自社の目的も達成しやすいでしょう。
自社内に動画を制作するリソースがない場合や、動画制作スキルを持っていない場合などは、制作会社に依頼するのも一つです。
プロに依頼すればリソースを確保することなく、自社の課題を解決できます。
サムシングファンは、年間7,000本の動画制作実績を誇る動画・映像制作会社です。
豊富な実績を活かして、自社に最適な展示会動画を制作します。
ここからは、実際に弊社が制作した展示会動画を2つ紹介します。
展示会動画の制作をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
ホシザキ株式会社様
https://www.somethingfun.co.jp/case/47590
https://www.somethingfun.co.jp/case/47592
1つ目は、ホシザキ株式会社様のブランディングムービーと製品ラインナップ動画です。
展示会のブースを訪れた方々の興味・関心を引くように、スピーディーでワクワクさせるような構成を意識しています。
躍動感のある動画によって、来場者を飽きさせることなく最後まで視聴してもらえるでしょう。
TOPPANエッジ株式会社様
https://www.somethingfun.co.jp/case/47611
2つ目は、TOPPANエッジ株式会社様のショールーム用ブランディング動画です。
「最先端のその先へ」というコンセプトのもと、同社の事業領域や描く未来の姿を光のCGとして表現しました。
さまざまなイメージと組み合わせることで「お客様のビジネスプロセス変革をリードし、より安心で快適なコミュニケーションを社会に創り出す」というビジョンにつなげています。
まとめ
展示会動画を制作すると、より多くの情報を伝えられます。
媒体に合わせた動画を制作したり、最後まで視聴してもらえる工夫を施したりすると来場者の興味や関心をより高められるでしょう。
来場者の記憶に残りやすい動画を制作し、効率よく見込み客を獲得してください。