「オンラインでの集客にウェビナーを開催して、効率よく顧客情報を収集、ファンも増やしたい」
ウェビナーの活用を柔軟に行い、Webマーケティングをさらに拡大したいとお考えの担当者の方も多くいらっしゃると思います。
SNSを使ったWebマーケティングは効果絶大ですが、さらに大きな規模で、より深く顧客へ訴求したい場合はウェビナーを開催することが効率的です。
そのためにはまず集客が大事です。
できればより多くの人にウェビナーを見てもらいたいですよね。
この記事では、ウェビナー集客の方法をいくつかの切り口から解説し、便利なツールの紹介も行います。
ウェビナーで集客を目指す方はぜひ、記事内容をご確認ください。
目次
ウェビナーの成功は集客から
ウェビナーはリアル会場で行うオフラインセミナーに比べると、集客をおろそかにしてしまいがちです。
会場を借りる手間がなく、手軽に始めることができるので集客がおろそかになってしまうのかもしれません。
参加側も気軽に参加できる反面、簡単に欠席してしまいます。
ウェビナーの集客には、参加側のメリットも同時に訴求する必要があります。
そうでないと、聞く体勢をもって参加してくれません。
それでは、ウェビナー集客方法と、訴求ポイントについて詳しく見ていきましょう。
ウェビナーの集客方法
ウェビナーの集客方法には大きく分けるとオンラインとオフラインの2つの方法があります。
オンライン集客
オンラインでの主な集客は以下の3つの方法に分けられます。
オンライン集客①YouTube
YouTubeでも、ライブ配信を活用してウェビナーを開催することができますが、YouTubeはウェビナー専用のフォーマットではないので集客用と割り切ってつかったほうが良いでしょう。
YouTubeの強みは、より多くの人に見てもらえる可能性がある点です。
多くの人に見てもらうことはできますが、訴求ポイントが定まっていないと何が伝えたいのかわかりにくい内容となってしまいますので、誰に何を伝えるのか、をはっきりさせた上で、積極的に有益な配信を続けていきましょう。
ポイントはあくまでも宣伝媒体として活用を心がけることです。
オンライン集客②SNS
TwitterやFacebookなど自社アカウントで運用しているSNSで発信する方法です。
ニーズが高く、トレンドにあった有益なウェビナーはSNSで拡散されることが多く、拡散されれば宣伝費用を抑えつつ多くの人に知ってもらうことができます。
拡散されてるのは良いことなのですが、ターゲット以外の人に届いてもあまり意味がありません。
どのターゲットに届けるのか、始めの時点で十分に戦略を練っておく必要があります。
オンライン集客③Webサイトやメール
顧客や関係者へメールで開催を告知する方法も有効です。
母数は限定されますが、相手の状況にあわせて文面を変えるなど柔軟な対応を行うことで、メールの開封率や返信率のアップが見込めます。
全員に個別メールを送ると手間がかかってしまい、効率的ではありませんのでメールを使う相手は最初から決めておきましょう。
自社のWebサイトでも宣伝も効果的です。
検索意図を明確にしたコンテンツを作成できれば、Webサイトの集客もある程度の成功が見込めます。
検索で訪れる人の懸念点を先回りしてコンテンツを作成しておき、集客力のあるWebサイトを構築しましょう。
オフライン集客
集客はオンラインが中心となりますが、オフラインでの集客を組み合わせるとより効果的です。
オフライン集客①チラシ
ウェビナーのチラシやカタログを作成して、オフラインで配布する方法です。
展示会などで直接手渡せると効果的でしょう。
チラシのデザインや印刷の手間を考えると大量配布ができる状況でないと、印刷したチラシ自体が無駄になってしまうことも。
チラシやパンフレットは大規模なウェビナーを行う場合には、効果的です。
オフライン集客②はがきやDM
DMを作成し、顧客へ郵送する方法です。
インターネットではリーチしにくい顧客へ対して特別なDMを送ることで、反響が期待できます。
印刷費用や郵送代がかかりますので、費用対効果を考えて特定の人のみに限定的に利用するようにしましょう。
ウェビナー集客のための訴求ポイント
ウェビナーの成功には集客が必須ですが、さらに言うと、集客の質がより重要です。
ポイント①ターゲットをできるだけ絞る
開催するウェビナーに来てほしい層を設定し、より刺さりやすいメッセージを考え抜いて届ける事が重要なポイントです。
テーマや課題をしっかりと決め、その解決策を提案すると、問題に直面している人は敏感に反応してくれるはずです。
そのような参加者を多く集めると、必然的に内容の濃いウェビナーを開催することができるでしょう。
漫然としたテーマや課題では、思ったような集客もできませんし、内容のあるウェビナーを開催することはできません。
ポイント②ピンポイントに訴求する
Webサイト等で成約率を上げたい場合は、よりニッチなポイントで勝負すると理想の結果が得られます。
ウェビナーでも、ちゃんと参加してもらい、内容に耳を傾けてもらうためには内容がある程度ピンポイントであったほうが良いのです。
「~のような事でお困りではありませんか?」という実例をしっかりと考え、届きやすい内容にしましょう。
ポイント③参加することもメリットを伝える
ウェビナーに参加することで得られるメリットを明確に伝えることで、視聴者へ参加を検討する材料を与えます。
ウェビナーはリアルセミナーと違い、自宅やオフィスから参加できる自由度の高さがメリットですが、時間を奪うことは通常のセミナーを変わりがありません。
参加するメリットが曖昧だと、ウェビナーに参加する気が生まれず、他のことを優先されてしまうのです。
このウェビナーが自分にとって大事な内容だと思ってもらうことが大切です。
ターゲット層、得られるメリット、ウェビナー講師について、など、ウェビナーの情報についても詳細に記しておくなど、意義のあるウェビナーであることをしっかりと伝えましょう。
ポイント④参加特典を用意する
ここでしか得られない特典をつけることも集客のうえで重要です。
特典をつけることで、出席率を上げることができますし、ウェビナーに興味がなかった人が参加してくれるかもしれません。
ウェビナーを行う企業が行う特典の内容は、無料レポートやフロントエンド商品の一部などをプレゼントすることが多く見られます。
その特典には期間限定やオリジナルといったスペシャル感を出すことも重要なポイントです。
ウェビナーに使えるツール4選
ウェビナーの開催にあたって、知っておくと便利なウェビナーツールを紹介します。
ウェビナーに特化したプラットフォームを使うことで、マーケティングからコンテンツ販売まで一括で行うことができますのでオススメのツールです。
ツール①ZOOM
参考:ZOOM
オンライン上でのミーティングツールとして有名なZOOMですが、ウェビナーでもおおいに活用できるツールです。
ZOOMのウェビナーでは、最大10,000人規模のセミナー開催ができ、参加者の個人情報をしっかりと保護、ウェビナーの質をあげることができます。
参加人数については、最小100人から最大10,000人まで段階的に定員を設定できます。
ZOOMウェビナーのもう一つの強みは、参加者の出席率や離脱率をレポートとして確認できる点です。
このようなフィードバックがあれば、次回のウェビナーに活かすことができますね。
ZOOMはネームバリューがあるので、視聴者の参加への敷居が低くなるメリットもあります。
ツール②カジャビ
参考:カジャビ
カジャビはコンテンツ作成から、販売まで一括で行えるウェビナーのプラットフォームです。
ランディングページの作成や、メールマーケティングツール、決済システムまで簡単に設定できる多機能さがアピールポイントです。
以前はSNSを活用しつつプラットフォーム作成を外注し、コンテンツ販売をしていましたが、カジャビのようなプラットフォームがあれば、全て一括でまかなうことができるのです。
ツール③ウェビナーニンジャ
参考:ウェビナーニンジャ
ウェビナーニンジャは、基本的なツールが組み込まれたシンプルかつ見やすい画面で構成されており、視聴者への訴求力が高いと海外で評判のツールです。
インストールの必要はなく、マーケティングやランディングページ作成、メーラーが基本ツールとして備わっています。
ウェビナーニンジャは、シンプルさが最大のアピールポイントで、ウェビナーの構想が定まっていればすぐにでも開催できるほどの、使いやすさです。
ウェビナーツールを使ってみたいけど、難しいのは避けたい、という方にはぴったりなツールです。
ツール④イージーウェビナー
参考:イージーウェビナー
イージーウェビナーは、名前のとおり簡単にウェビナーをスタートすることができ、「画像が止まる」「ラグが大きい」という問題を極限まで抑えたウェビナーツールです。
イージーウェビナーでは、基本的なコンテンツとして、ライブウェビナー、オートイベント、今すぐライブ配信といった機能が備わっています。
YouTubeライブ配信をシェアできる点も強みです。
動画以外には、シェアスライド機能を使って、パワーポイントなどのテキストを配布することもできます。
まずはウェビナーがどんなものか知りたい、小規模からスタートしたいという方に最適なツールです。
まとめ:ウェビナー集客であらたなビジネスチャンスをつかみましょう
ウェビナーは、オンライン上でのマーケティングにおいてとても重要なイベントです。
ウェビナーを成功させるためには、まず集客を成功させなければいけません。
オンライン、オフラインでの集客手法を駆使しつつ、訴求すべきターゲットも意識して室の高いウェビナー開催を目指しましょう。
国内のみならず、海外で人気のウェビナーツールを使いこなし、差別化を図ってみるのも良い手段です。
ウェビナーの成功はあたらしいビジネスチャンスの獲得でもあります。
訴求ポイントをしっかりと考え、最適なツールを活用し、積極的にチャンスをつかみに行きましょう。
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