オンライン上で動画編集ができるサービスがあるのをご存じでしょうか?
近年、動画の需要は増えています。
広告などのビジネス面だけでなく、家族の思い出や結婚式など、プライベートでも動画が必要とされる場面が多々あります。
それに伴って、YouTuberや動画クリエイターも増えています。
しかし、動画編集を始めたいと思っても、以下のような悩みをお持ちではありませんか?
- どんなソフトを使えばいいかわからない
- まずは手軽なサービスで動画編集に慣れたい
そこでこの記事では、オンライン上で動画編集ができるサービスを紹介します。
また、オンライン上で動画編集をするメリット・デメリットについても解説します。
これから動画編集に挑戦する方は、ぜひご一読を。
目次
オンライン上で動画編集ができるサービス10選
まずは、オンライン上で動画編集ができるサービスを10個紹介します。
どのサービスもダウンロード不要で、初心者の方でも簡単に利用できます。
無料のサービスも多く、テンプレートに沿って編集作業を進められるため、初心者でも気軽に始められますよ。
We Video:Googleが提供する動画編集サービス
We Videoは、Googleが提供するオンライン動画編集サービスです。
基本的に無料で、Google Chromの拡張機能を利用できます。
We Videoの特徴は、Googleドライブに保存できるため、複数人で作業を進められることです。
チームで動画編集を進めるときに重宝するでしょう。
無料版はカット、BGM挿入、テロップ入れなどの基本的な操作ができます。
しかし、動画の尺の上限が5分、「We Video」の透かしが入るといった制限もあります。
気になる方はより機能の充実した有料版を使いましょう。
操作方法はわかりやすく、初心者でも十分に使いこなせる仕様です。
YouTube・SNS・サイネージと幅広い動画を制作できますよ。
kizoa:豊富なテンプレートが魅力のプライベート動画向けサービス
豊富なテンプレートがあるのが魅力のオンライン動画編集サービスです。
写真や動画素材を入れるだけで、おしゃれな動画を簡単に作成できます。
テンプレートはプライベート向けのものが多く、結婚式や家族の思い出動画を制作するときに便利です。
無料版での制限は以下の3つです。
- 動画の尺が1分まで
- 保存容量1GB
- kizoaの透かしが入る
有料版では尺と保存容量が増え、さらに商用ライセンスを獲得できます。
買い切りタイプなので、一度購入すれば期間無制限でサービスが受けられますよ。
Clipchamp Create:初心者から上級者まで対応
参考:動画メーカー | Clipchamp Createホームページ
世界100か国に700万人以上のユーザーをもつサービスです。
基本無料のサービスですが、本格的な機能があるのが特徴。
豊富なテンプレートに加え、ウェブカメラレコーダーやコンプレッサーなど、動画編集以外の機能も有しています。
プライベートだけでなく、企業の広告やプレゼンテーションにも使えます。
あらゆる動画ニーズに対応しているので、仕事でもプライベートでも動画を作りたいという方におすすめです。
Online Video Cutter:手軽な編集ができる完全無料サービス
手軽さが魅力の、完全無料のサービスです。
カットやトリミングなどの簡単な編集しかできませんが、まずは動画編集を経験したいときに便利。
ローカル・ドライブの両方に動画を保存でき、アップロードは500MBまでです。
とにかく手軽な点が特徴なので、動画編集に軽くふれてみたい方におすすめです。
FlexClip Video Maker:テンプレートに沿って編集できる
テンプレートに沿って動画編集できるのが魅力。
テンプレートはビジネス・プライベート・SNSと、カテゴリーごとに用意されています。
アニメーションや写真素材も豊富で、テンプレートに当てはめていくだけで、おしゃれな動画が簡単に作成できます。
無料版での制限は、動画の尺が1分まで・ダウンロードの解像度が480p・FlexClipのイントロ表示です。
有料版では、尺と保存容量が増えて、イントロもなくなります。
作業の手順がわかりやすいので、編集作業の手順を覚えたい方におすすめです。
VYOND:アニメーション動画に特化したサービス
VYONDは、アニメーション動画の制作に特化したサービスです。
アニメーション動画を作ったことがない方でも作れるように、豊富なテンプレートが用意されています。
PowerPointのスキルがあると、編集作業を楽に進められるでしょう。
14日間は無料体験期間ですが、終了後は有料のサービスになります。
年間ライセンス契約が必要で、金額も最低で15万円かかります。
ビジネスの場面でアニメーション動画を作るときに検討するのがいいでしょう。
Adobe Spark:手軽にハイクオリティな動画を制作できる
デザインのプロが作った豊富なテンプレートを使えるのが最大の魅力です。
初心者でもクオリティの高い動画を作成できます。
ビジネス・プライベートの両方の場面で便利なサービスでしょう。
モバイルアプリ版もあり、スマホで撮った動画を編集し、SNSにアップすることもできます。
InstagramやFacebookに動画を載せたい方は検討してみましょう。
おしゃれな動画を簡単に作成・アップできますよ。
CM STUDIO:CM動画が作れるビジネス向けサービス
CM動画の作成に特化しており、ビジネスの場面で活躍するサービスです。
テンプレートの尺の長さは15秒と30秒の2パターン。
動画や画像、文字を入れるだけで、簡単にCMを制作できます。
ただ、動画の編集は無料ですが、完成動画の購入に別途3万円必要です。
また、70万点以上の画像や動画、音楽を、1点につき5,000円で購入可能と、何かとお金が必要です。
しかし、企業のホームページやイベントなどで、動画を使う場面は増えています。
ビジネスで動画を作ることが多い方は検討するといいでしょう。
NHKクリエイティブ・ライブラリー:NHKの素材を使って練習できる
NHKが提供するサービスで、過去のニュースや番組を素材として利用できます。
素材は実際にテレビで放送したものなので、無料サービスなのにハイクオリティ。
カットやテロップの追加などは直感的な操作がしやすく、手軽な操作の割に質の高い動画が仕上がります。
完全無料なので、有料ソフトを購入する前の練習におすすめです。
YouTube Studio:YouTubeの最初の1本に
GoogleアカウントでYouTubeにアクセスすると利用できます。
操作はカット・BGM挿入・テロップ入れなどの基本的なものですが、アナリティクス機能があるのが特徴。
動画の再生回数やアクセス状況などを分析できます。
動画の撮影・編集・投稿の流れを学べるので、YouTube入門に最適です。
YouTubeチャンネルを運営したい方は、最初の1本に使ってみるといいでしょう。
動画編集をオンライン上で行うメリット
さまざまな種類があるオンライン動画編集サービスですが、ここでメリットを整理しておきましょう。
オンライン上で動画編集をするメリットは、以下に紹介する3点です。
メリット①スペックの低いパソコンでも大丈夫
1つ目のメリットは、パソコンのスペックが低くても問題ないことです。
動画編集ソフトを使いこなすには高スペックのパソコンが必要です。
しかし、初心者にとって高スペックなパソコンで高額な編集ソフトを使うのはハードルが高く感じてしまいます。
オンラインであればパソコンのスペックを気にせず、気軽に動画編集に取り組めます。
動画編集に慣れるまではオンラインで作業して、スキルが上がってきたら高スペックパソコンに切り替えていくといいでしょう。
メリット②パソコンの容量を圧迫しない
2つ目のメリットは、オンラインだとパソコンの容量を圧迫しないことです。
動画編集ソフトはもちろん、制作した動画は容量が大きく、パソコンの容量を大きく圧迫します。
あまり多くの動画を保存しすぎると、パソコンのパフォーマンス低下につながります。
しかし、オンラインサービスであれば、作成した動画をオンライン上に保存するため、容量を気にする必要がありません。
また、仮にローカルに保存する場合でも、本格的な編集ソフトに比べると、動画の容量は小さくてすみます。
もし容量が気になるようであれば、外付けHDDを購入するのもおすすめです。
動画編集ソフトを使うようになれば外付けHDDは必須なので、先に購入しておくのもいいでしょう。
メリット③シンプルで初心者でも使いやすい
3つ目のメリットは、操作がシンプルで初心者でも使いやすいことです。
動画編集ソフトは画面表示が複雑で、慣れないうちは何をしていいかわからないこともしばしば。
しかし、オンラインサービスは直感的にどの操作をすればいいかわかりやすく、初心者でも作業しやすいのがポイントです。
また、テンプレートが用意されていて、動画や画像を当てはめるだけなのも、初心者にとって嬉しい仕様です。
動画編集の入門に最適です。
動画編集をオンライン上で行うデメリット
メリットの一方で、デメリットは次の2点です。
デメリット①インターネット環境が必須
オンライン上で編集作業を行うので、当然インターネット環境が必須となります。
ネット環境のない場所だと、作業すらできません。
また、電波の弱い場所だと思うように作業が進まず、煩わしく思うこともあるでしょう。
オンライン動画編集サービスを利用するときは、インターネット環境が充実した場所で取り組むようにしましょう。
デメリット②無料版だと使用できる機能が限られる
サービス紹介のところでもふれましたが、無料版だと使用できる機能が限られることがあります。
尺の長さが決められていることや、イントロや透かしが入ることなどです。
有料版にすれば改善されますが、手軽さが魅力な分、有料と聞くと少しハードルが上がってしまいます。
そのため、オンラインサービスは最初のうちだけ使って、慣れてきたら動画編集ソフトに切り替えるのがいいでしょう。
動画制作会社に頼むのもアリ
ビジネスシーンで動画を使う場合は、動画制作会社に依頼するのもおすすめです。
自社で作るのもいいですが、プロに頼むとその分リターンも大きいのが魅力です。
サムシングファンでは、映像制作サービスも行っています。
動画は作ることよりも使うことの方が大切なので、活用シーンに合わせた提案をさせていただきます。
企画段階から納品まで、しっかりとコミュニケーションをとってご希望に添う動画を作ることも大切にしています。
動画を使って自社の製品やサービスを広げたい場合は、プロに依頼することも検討してみましょう。
まとめ:これから動画編集に挑戦したい方は試してみよう
最後に、オンライン上で動画編集をするメリット・デメリットを整理しておきましょう。
【メリット】
-
スペックが低いパソコンでも問題なく作業できる
-
パソコンの容量を圧迫しない
-
操作がシンプルで、初心者でも使いやすい
【デメリット】
- インターネット環境が必須
- 無料版だと使用できる機能が限られる
動画市場は今後さらに拡大すると予想されており、動画需要はますます伸びるでしょう。
企業のコンテンツはもちろん、YouTubeやプレゼンテーション、プライベートまで、あらゆる場面で動画は使われます。
これから動画編集に挑戦しようという方には、たくさんのチャンスがあるはずです。
最初のうちは、有料ソフトはハードルが高く感じるでしょう。
そのため、まずはオンライン動画編集サービスで動画編集に慣れましょう。
そして、ある程度慣れたと思ったら、高スペックなパソコンを購入し、有料ソフトに切り替えていきましょう。
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