動画撮影用のカメラをどれにしようか迷ってはいませんか?
カメラを買いに行っても機種が多すぎて、どれが動画撮影に最適なのか全くわからないですよね。
どんな動画カメラを選べばいいのかわからない方に向けて、撮影シチュエーション別に最適なカメラを紹介していきます。
※Amazonアソシエイト・プログラムとして、サムシングファンは適格販売により収入を得ています。
目次
動画撮影ができるカメラにはどんな種類があるの?
カメラを選ぶ前に確認しておきたいのが、どんな種類のカメラがあるかということ。
カメラの傾向や最適な用途について知っておくとカメラ選びの失敗が少なくなります。
一般的なカメラの種類は
-
- コンパクトデジタルカメラ
- 一眼レフ・ミラーレス一眼レフカメラ
- ビデオカメラ
- アクションカメラ・ウェアラブルカメラ
では1つ1つ解説していきましょう。
コンパクトデジタルカメラ
コンパクトデジタルカメラは最も一般的なカメラです。
「コンデジ」とも呼ばれ、その名の通りコンパクトでシンプルな造りをしているのが特徴。
コンパクトデジタルカメラの最大の魅力は、気軽に撮影できるところ。
一眼レフカメラなどに比べる画質は劣り、細かな設定もできませんが、 常にカバンに忍ばせておけるコンパクトさが魅力的です。
レンズの交換も必要ないので、 本体以外に購入しなければならないものもないのがいいところ。
スマホでの撮影は画質が悪いので嫌だけど、一眼レフを買うほど予算はないという方にはおすすめの選択肢です。
一眼レフ・ミラーレス一眼レフカメラ
一眼レフカメラ・ミラーレス一眼レフカメラは本格的な動画撮影ができる優秀な機材です。
今回紹介する機材の中では最も画質に優れたカメラと言えるでしょう。
一眼レフカメラやミラーレス一眼レフカメラはレンズを交換できます。
レンズを交換すると望遠にしたり広角にしたりと様々な状況に対応できますが、その反面状況に応じたレンズを揃えるのにはお金がかかってしまいます。
そのため、気軽な気持ちで撮影したいという方やとりあえず撮影してみたいという方には向きません。
一眼レフカメラやミラーレス一眼レフカメラは、本格的な撮影をしたいという方におすすめのカメラです。
最近は、一眼レフカメラでも 動画撮影に特化したカメラも出てきているので本格的な動画撮影をしたいのであれば、そういった機種を選ぶといいかもしれません。
ビデオカメラ
ビデオカメラはその名の通り動画を撮影するのに特化したカメラです。
ビデオカメラは、手に持って撮影するのを前提としているため手ぶれ補正が強力。
そのため、屋外で移動しながら撮影したりする方にとてもおすすめなカメラです。
また長時間の撮影に対応しているものが多く、長時間カメラを回し続けなければいけない状況に強いのがいいところ。
ビデオカメラは、気軽に撮影はしたいけれど、 手ぶれの心配はしたくないし、長時間撮影しっぱなしの機会が多い、という方におすすめできるカメラです。
アクションカメラ・ウェアラブルカメラ
アクションカメラ・ウェアラブルカメラは、非常に小型で体に取り付けて撮影できるのが特徴です。
よくテレビでも芸人さんがヘルメットに取り付けて撮影しているのがこのアクションカメラやウェアラブルカメラ。
これらのカメラは、コンパクトなだけでなく、強力な防水機能が備わっています。
そのため、カメラが濡れてしまうようなダイビングや川下りといったアクティビティにもってこいのカメラです。
アクションカメラ・ウェアラブルカメラは、アウトドアシーンを撮影したいのであれば必須のアイテムと言えるでしょう。
カメラを購入する前に確認しておきたい点
カメラの種類について分かったところで、 カメラを購入する前に確認しておきたい点について見ていきましょう。
- 手ぶれ補正機能
- 画角(ズーム)
- 連続撮影時間
1つ1つ解説していきます
手ぶれ補正機能
手ぶれ補正機能は、その名の通り手ぶれを抑えてくれる機能です。
これはカメラによっては備わっていない場合があります。
安価なカメラほど手ぶれ補正機能はついていない傾向にあるので注意しましょう。
動画を撮影する際に、手持ちで撮影するのであれば、手ぶれ補正機能はほぼ必須と言っていいほど。
手ぶれ補正機能が付いていない状態で、手持ちで撮影するとガタガタと画面が震えてしまい、見るに堪えない動画が出来上がってしまう可能性が非常に高いです。
そうならない為にも、手持ちで撮影するのであれば手ぶれ補正機能が備わったカメラを購入するようにしましょう。
三脚を使用してカメラを固定するのであれば、この手ぶれ補正機能は備わっていなくても問題ありません。
画角(ズーム)
カメラを選ぶ際に最も注意しておきたいのが画角です。
画角はカメラのレンズが撮影できる範囲を指し、 広い範囲を撮影することを「広角」。狭い範囲で拡大して撮影することを「望遠」といいます。
室内で撮影するのに望遠のレンズを使ってしまうと、被写体が拡大され過ぎてしまい、狭い範囲しか撮影できません。
反対に屋外で広い範囲で撮影するのに、広角のレンズを備えたカメラを使ってしまうと、撮影したいものが 小さすぎて全く見えないという事態に陥ってしまいます。
そうならない為にも自分の撮影する状況をしっかりと確認して、最適な画角を備えたカメラを選ぶようにしましょう。
連続撮影時間
ビデオカメラを紹介した際にもお伝えしましたが、撮影時間も確認しておきましょう。
コンパクトデジタルカメラ、一眼レフカメラ、ミラーレス一眼レフカメラは連続撮影時間が30分以内である場合が多いです。
そのため長時間撮影が予想されるのであれば、購入前に仕様を確認して、出来る限り長い連続撮影時間を備えたカメラにするのがいいでしょう。
最適なカメラは動画撮影のシチュエーションで変わる
最適なカメラは動画撮影のシチュエーションで大きく変わってきます。
それぞれのカメラについて最適な撮影シチュエーションを確認していきましょう。
カメラを固定して撮影する場合に最適なカメラ
カメラを三脚で固定して撮影するのであれば、手ぶれ補正機能などは重要ではありません。
そのため「価格の安いコンパクトデジタルカメラ」や「入門者向けの安価な一眼レフカメラミラーレス一眼レフカメラ」などが最適です。
手で持って撮影する場合に最適なカメラ
手で持って撮影するのであれば手ぶれを気にする必要があります。
そのため「手ぶれ補正機能を持ったビデオカメラ」や同じく「手ぶれ補正機能を備えた中級者以上向けの一眼レフカメラやミラーレス一眼レフカメラ」などが最適です。
長時間撮影に最適なカメラ
長時間撮影するのであればビデオカメラが最適です。
ビデオカメラの多くは撮影時間に制限はありませんので、自由に撮影ができます。
その他の選択肢では撮影制限時間が長い一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラが挙げられます。
アウトドアシーンに最適なカメラ
アウトドアシーンに最適なのは、言うまでもなくアクションカメラ・ウェアラブルカメラです。
マウントをつけて、カメラに体を固定してもいいですし、手に持って撮影してもいいでしょう。
アクションカメラ・ウェアラブルカメラは、高価な機種であれば手ぶれも強力に補正してくれます。
コンパクトデジタルカメラのオススメ2選
ここからは実際におすすめのカメラについて紹介していきましょう。
まずはコンパクトデジタルカメラから紹介していきます。
ソニー デジタルカメラ DSC-RX100 1.0型センサー F1.8レンズ搭載 ブラック Cyber-shot DSC-RX100
コンパクトデジタルカメラの定番といえば、ソニーの「RX 100」です。
「RX 100」にはmark6まで出ており、要求するカメラの性能に合わせて価格帯を選べるのが魅力。
また、超コンパクトなボディで鞄の中にすっきり収まるので、撮影のチャンスを逃さず捉えたいという方にオススメです。
OLYMPUS デジタルカメラ Tough TG-5 ブラック 1200万画素CMOS F2.0 15m 防水 100kgf耐荷重 GPS+電子コンパス&内蔵Wi-Fi TG-5 BLK
コンパクトデジタルカメラの中でも異彩を放ってるのが、オリンパスの「TOUGH TG-5」です。
強力な防水性能と衝撃性能を備えておりアウトドアのお供に最適。
アクションカメラ・ウェアラブルカメラでは物足りないという方にオススメのカメラです。
※金額に変動があります。
一眼レフ・ミラーレス一眼レフカメラのオススメ2選
続いては一眼レフミラーレス一眼レフカメラのおすすめについて紹介していきましょう。
ソニー ミラーレス一眼 α6400 パワーズームレンズキット E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ブラック 幅 120mm 高さ 66.9mm 奥行き 48.8mmILCE-6400L B【追いかける瞳AFで撮り逃さない】
ソニーのミラーレス一眼である「α6400」は、動画撮影に最適化されたミラーレス一眼カメラです。
0.02秒という超高速なオートフォーカスと、 バリアングル液晶で自撮りに最適。
自撮りする機会が多いというのであればこのカメラの右に出るものはありません。
※金額に変動があります。
Canon デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X9」ダブルズームキット (ブラック) EOSKISSX9BK-WKIT
キャノンの「EOS Kiss X9」は、スマホと常時接続が可能です。
三脚にカメラを固定して遠隔でリモート撮影もできるので、一人で何でもかんでも撮影するという方は、このカメラがあると非常に楽に撮影が進められます。
もちろん、バリアングル液晶も備えているので自撮りもばっちりです。
ビデオカメラのオススメ2選
ビデオカメラのおすすめについても見ていきましょう
ソニー ビデオカメラ Handycam 光学30倍 内蔵メモリー64GB ブロンズブラウンHDR-CX680 TI
「HDR-CX680 TI」は、走りながらでも安定した撮影をできる強力な手ぶれ補正が特徴です。
歩いて撮影するだけでなくは激しい撮影シーンでも手ぶれをしたくないという方にとてもおすすめ。
64GBの内蔵メモリーを搭載しているので、万が一 SD カードが満タンになったとしても安心です。
パナソニック HDビデオカメラ V360MS 16GB 高倍率90倍ズーム ブラック HC-V360MS-K
パナソニックの「V360 MS」は、おまかせ IAモードがとても便利。
5つのシーンを自動で認識し、シーンに最適な条件で撮影をしてくれます。
顔認識もしてくれるので、自撮りでも楽々撮影が可能です。
アクションカメラのオススメ2選
最後は、アウトドアに最適なアクションカメラのおすすめを2つ紹介していきます。
GoPro HERO8 Black ゴープロ ヒーロー8 ブラック ウェアラブル アクション カメラ CHDHX-801-FW
「GoPro HERO 8」の最大の特徴は「HYPER Smooth2.0」と呼ばれる強力な手ぶれ補正です。
「HYPER Smooth 2.0」により、激しいアクションシーンであってもぶれなく快適に見られる動画が撮影できます。
アクセサリーが豊富にリリースされているので、自分に合ったマウントを選ぶことができるのもいいところ。
【国内正規品】DJI OSMO Action アクションカメラ
DJI の「OSMO ACTION」は4K画質で撮影ができるのが特徴です。
また、音声でも操作ができるので、グローブなどをしていてカメラの操作がしづらい時にも音声で快適に操作できるのが特徴。
タフなアウトドアシーンで撮影をしたいという方におすすめのアクションカメラです。
まとめ
カメラは、1台で何でもかんでもこなすというのは正直言って難しいです。
しかし、用途をはっきりさせれば、応用の利くカメラを選択できるようになります。
自分はどんな撮影をしたいのかはっきりさせて、一番応用の利くカメラを購入すると失敗が少ないでしょう。
最適なカメラを購入して楽しい動画ライフを送ってください。
動画撮影にライトや照明を使用すると、動画のクオリティが一段あがります!詳しくはこちらの記事をご覧ください。
動画撮影にはライト・照明があるとクオリティアップ!オススメも紹介