インターネットやスマートフォンの普及により動画の需要が増えてきています。
それにともない、有料動画を販売し利益を得る「動画販売」も人気が出てきています。
動画の販売に挑戦してみたいけど、「どのような動画が売れるのか。」「販売する方法は何が最適なのか?」など、疑問がたくさん出てきますよね。
今回はそんな動画販売について、販売されている動画コンテンツの例や販売方法を解説していきます。
販売におすすめのプラットフォームもあわせてご紹介するので、これから動画販売を始めようと検討している方は参考にしてみてくださいね。
目次
動画コンテンツの販売活用例
まずはじめに、どのような動画コンテンツが販売されているのか。
主なコンテンツは以下の2つです。
- セミナー
- 授業・講座
それぞれ活用例を見ていきましょう。
動画コンテンツ①:セミナー
最近では「Webセミナー」や「オンラインセミナー」が人気を集めていますが、ここで指している「セミナー」はこれらのインターネット上で動画を販売するセミナーのことをいいます。
参加者は会場まで足を運ぶ必要がなくなり、自宅などから気軽に参加することができます。
チャット機能を使えば質疑応答も可能なので、新規ユーザーの獲得もしやすくなっています。
会場で開催されるようなセミナー内容をオンラインに変更して販売している企業も増えてきているのです。
課金制にすれば自社のサービスや商品に興味のあるユーザーが見てくれるので、ビジネスとしても成り立つでしょう。
動画コンテンツ②:授業、講座
授業や参考書の内容を動画にして販売している学習塾やスクールも多いです。
コロナ禍の影響もあり、動画にして配信することで、自宅にいながらも授業や講習が受けられるようになりました。
動画であれば何度も繰り返し見返すことができるので、復習や聞き逃しも防ぐことができます。
このように動画にすることで、ユーザー側のメリットは増えます。
これからも動画販売によるビジネスは拡大していくことが予想されます。
動画を販売する方法は3種類
続いて動画を販売する場合、どのような方法があるのか。
- 動画販売のプラットフォーム
- SNSや自社サイトで集客
- 動画販売システムを構築する
この3つの方法を詳しく見ていきましょう。
動画の販売方法①:動画販売プラットフォームサイトを利用する
多くの方が動画の販売で利用しているのが動画販売プラットフォームです。
販売プラットフォームサイトに販売したい動画を投稿するだけで販売ができます。
また、他の人の動画を購入したユーザーがついでにあなたの動画も見てくれるかもしれないという集客面でもメリットもあります。
一方で簡単に投稿できることもあり、手数料が2~4割ほど引かれたり、動画の内容によっては審査上、販売できない可能性も。
手軽に動画販売を始めたい、ビジネスを拡大するよりは、お小遣い稼ぎをしたい方におすすめの方法です。
動画販売プラットフォームサイトを利用するメリット
- 登録すればすぐに動画販売が開始できる
- プラットフォームの集客力を借りれる
動画販売プラットフォームサイトを利用するデメリット
- 販売手数料が高い
- サイトを自由に編集できない
動画の販売方法②:SNSや自社のサイトで集客する
動画販売システムを利用せずに、SNSや自社のサイトで動画を紹介し、販売する方法です。
この方法では、SNSや自社サイトでの動画の紹介を見て、興味を持ったユーザーに問い合わせや配信登録を促し、直接銀行振込やカードで支払いをしてもらってから動画を提供します。
システムやプラットフォームを介さないため、やり取りはすべて自身で行う必要があります。
また、ビジネスを拡大していくためには、動画を購入してくれた顧客の情報管理も行う必要があるので、時間や手間が掛かります。
ただ、手数料がかからないので、小さいビジネスから始めていきたい方にはおすすめです。
SNSや自社サイトで集客するメリット
- 今すぐにビジネスとして始められる
- 手数料がかからない
SNSや自社サイトで集客するデメリット
- 顧客とのやり取りや案内を全て自身で行う必要がある
- 顧客情報の取り扱いも自身で行うことによる手間やリスクが発生する
動画の販売方法③:動画販売システムを構築する
動画を販売するにあたり、新しくサイトを構築する方法です。
サイト構築を自力でできる場合は、目的に合わせて構築が可能ですが、多くの方は業者にサイト構築を依頼する必要があるでしょう。
中にはサイト構築を簡易化したサービスを提供している業者もあります。
動画販売サイト構築サービスの例 |
このようなサービスを利用すれば、販売する動画コンテンツの特性や目的によって、サイトの構築、視聴の制限、販売方法などあなた好みにカスタマイズすることができます。
オリジナルの動画販売システムを作りたい方におすすめの方法です。
動画販売システムを構築するメリット
- サイトをカスタマイズできる
- 業者のサポートがある
動画販売システムを構築するデメリット
- サイト構築と運営に費用がかかる
- サイトの管理を自身で行う必要がある
おすすめの動画販売プラットフォーム6選
多くの方が動画販売で利用しているのが動画販売プラットフォーム。
そこで最後におすすめの動画販売プラットフォームをご紹介します。
手軽に動画販売を始めてみたいと考えている方はチェックしてみてくださいね。
動画販売におすすめのプラットフォーム①:Vimeoオンデマンド
引用:Vimeo
ハイクオリティな動画をターゲットを絞って配信できるのがVimeoオンデマンドです。
日本だけではなく世界中で利用されているプラットフォームで、投稿されている動画は芸術性のあるものが多め。
クリエイターとして動画を制作している方向けといえます。
有料の動画を販売するにはVimeo PROやBusinessにグレードアップする必要があります。
動画の編集から販売、宣伝までワンストップで行えるのがVimeoオンデマンドの特徴です。
動画販売におすすめのプラットフォーム②:ULIZA
引用:ULIZA
ULIZAは日本国内で開発された動画配信プラットフォームです。
動画配信サービスの開発から動画コンテンツの配信、運用まで幅広い業務を一括で請け負ってくれます。
500社以上の実績があり、充実した機能すべての利用だけではなく、必要な一部の機能のみを利用することもできます。
100名以上のエンジニアが在籍し、専門スタッフが動画配信の導入や運用を支援してくれるなどサポート体制も抜群です。
動画販売におすすめのプラットフォーム③:necfru
引用:necfru
necfruは世界中のだれもが自分の動画を販売できる動画プラットフォーム。
AWS(Amazon Web Services)を利用した本格的な動画オンデマンド・ライブ配信が可能です。
サイトに動画を貼り付けて説明を打ち込むだけの簡単操作で動画を投稿できます。
安くて本格的な動画配信やインターネットTVをしたい方におすすめです。
動画販売におすすめのプラットフォーム④:J-Stream Equipmedia
国内最大級1,500以上のアカウントの実績がある動画配信プラットフォームがJ-Stream Equipmediaです。
主に企業の動画活動に必要な機能を装備し、使いやすさや幅広い外部システムとの連携が充実しています。
また、マルチデバイスに対応していることもあり、投稿や視聴はすきま時間にも行えるため、ユーザー増加や視聴度アップも期待できるのがメリットです。
\\J-Stream Equipmediaの詳細を見てみる//
動画販売におすすめのプラットフォーム⑤:videocash
引用:videocash
videocashは世界中の人たちが世界各国で撮影した決定的瞬間をテレビをはじめとするメディアが購入する動画売買プラットフォームです。
これまでメディアで撮影することが難しかったリアリティのある映像を投稿することで、報酬を得ることができます。
- ニュース動画(事件・事故・自然災害など)
- バラエティ動画
- 裏技・体験動画
などの動画を販売したい方におすすめです。
動画販売におすすめのプラットフォーム⑥:メガDOGA
引用:メガDOGA
Webサイトの構築からシステムの開発までワンストップで行ってくれるのがメガDOGAです。
ストリーミング配信やSSL通信により、配信される動画の複製を防ぎ、コンテンツを保護してくれるので、社内の研修やセミナーなど、特定の会員に動画を配信する場合におすすめ。
2週間無料で試せるフリープランがあるので、操作性や画質などを試すことができます。
おわりに:動画コンテンツは売れる!
動画の販売について解説してきましたが、今後動画のコンテンツは普及してくることが予想されます。
そのため、動画を販売はさらに人気が出てくるでしょう。
動画販売のプラットフォームも多くの企業が提供し始めているので、サービスの内容や操作方法、機能などを確認して、あなたの目的にあったものを選ぶようにしましょう。
動画コンテンツの販売については「動画コンテンツの販売方法!サイトの構築方法や注意点」の記事も参考になります。