動画マーケティングは、近年特に注目を集めているマーケティング方法です。
そのため「動画マーケティングを戦略として取り入れたい」と検討している企業も少なくありません。
ただ、動画マーケティングを社内で独自に行うとなると専門的な知識が必要となります。
- 自社に専門的な知識を持っているスタッフがいない
- 動画マーケティングに割けるリソースが社内にない
- 何から始めてよいのかわからない
など挑戦したいけど、独自に始めるのは難しいから、動画マーケティングに強い会社にお願いしたいと考えている企業担当者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、動画マーケティングに強いおすすめの大手会社10選をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
動画マーケティングとは映像を活用したマーケティング手法
動画マーケティングに強い会社をチェックする前に、まずは動画マーケティングの基本的な情報をチェックしていきましょう。
動画マーケティングとは、映像コンテンツを活用したマーケティング方法です。
商品やサービスを映像で紹介して、新規顧客を獲得することを主な目的としています。
サイバーエージェントのデータによると、2019年の動画広告市場は2592億円、昨年2018年と比べると750億円近く増加したという結果に。
近年はSNSや動画コンテンツ・アプリの普及により、動画広告を拡散している企業も増えてきました。
そのため、動画マーケティング事業は今後もさらに拡大していくでしょう。
動画マーケティングの活用例
「動画マーケティング」と聞いても、具体的なイメージがわかない方もいるでしょう。
ここでは、動画マーケティングの活用例を簡単にご紹介します。
活用例①商品紹介の広告動画
人気化粧品「SK-Ⅱ」の広告動画です。
動画では、人気メイク系YouTuberのアサヒさんが商品を紹介しています。
商品の使い方や魅力が存分に伝わってきますね。
活用例②求人・採用の広告動画
株式会社MJEの新卒採用ムービーです。
ドラマ仕立てでありながら、実際に働いている社員の様子も映されているので、会社の雰囲気もしっかり伝わります。
求人票だけでは伝えきれない部分も伝えられるのは、動画ならではのメリットです。
活用例③不動産紹介の広告動画
六本木にある高級マンション、プラウド六本木の内覧動画です。
一つひとつの部屋の中身や間取り、窓からの部屋の様子がチェックできます。
図やイラストでは分からない、リアルな雰囲気が伝わるので、引っ越しを検討している方にとっては貴重な情報となるでしょう。
動画マーケティングに強い大手会社10社を紹介
動画マーケティングに強い大手会社10社をピックアップしてみました。
- サムシングファン
- プルークス
- LOCUS
- TSUTA-WORLD
- EXIDEA
- SOMEWRITE
- ココロ株式会社
- Invision
- 株式会社エッジ
- VIDWEB
動画マーケティングの依頼を検討している方は、ここでご紹介する会社の特徴をチェックしてみましょう。
大手会社①サムシングファン
出典:サムシングファン
サムシングファンは、年間456社・2000本以上の動画制作実績を持つ、動画制作会社及び映像活用提案会社です。
動画マーケティングでは、自社オリジナルの分析ツールである「DOOONUT」も活用します。
また、動画マーケティング業務のほか、動画撮影代行やドローン撮影などの業務も承っております。
動画にまつわる総合的なサポートを受けたい企業にはおすすめです。
※「DOOONUT」について詳しく知りたい方はこちらの記事もチェック!
AdobeとDOOONUTを徹底比較!自社に合う動画マーケティングツールで集客につなげる
大手会社②プルークス
出典:プルークス
プルークスはこれまで500社・3000本以上の動画制作実績を誇る、東京・大阪を中心に活動している動画制作・映像制作会社です。
広告動画の企画・制作や、動画マーケティングなど、動画にまつわる全般的な業務を担当します。
これまで企画・制作を受け持った広告動画は、次の通りです。
- 新卒採用映像
- 会社案内
- 店頭動画
- アプリ映像
- 展示会
アニメーションから実写まで、さまざまなテイストの動画の企画・制作を実施しています。
ビジネスのスペシャリストであるディレクターが、市場調査や競合分析を行います。
動画広告を作って終わりではなく、運用まで担当してくれるのも大きなポイントです。
大手会社③LOCUS
出典:LOCUS
LOCUSは2010年に創業して以来、累計1200社以上の企業を支援してきた動画制作・映像制作会社です。
経験豊富な営業担当による丁寧なヒアリングから、クライアントの要望に合った企画を提案します。
700名の動画クリエイターや技術スタッフがそれぞれチームを組んで、以下の業務を進めていきます。
- キャスティング
- ロケ地選定
- デザイン制作
- 品質管理
- スケジュール管理
そのほか、動画コンサルティングやYouTubeチャンネル運用支援などのサービスも実施しています。
動画コンサルティングでは、「マーケティング」「企業コミュニケーション」「採用」の3つのチームに分かれて、各分野の専門知識を持つスタッフが対応します。
無料相談、見積もりも実施しているので、興味がある方はチェックしてみましょう。
大手会社④TSUTA-WORLD
出典:TSUTA-WORLD
TSUTA-WORLDは説明特化型アニメ動画制作を提供している動画制作会社です。
口頭や文章での説明が難しい商品・サービスの内容をおよそ30~180秒にまとめます。
台本や構成は構成作家、放送作家、舞台作家が考案するので、より本格的な動画が仕上がります。
プロフェッショナルなチームへ依頼したい企業におすすめの会社です。
大手会社⑤EXIDEA
出典:EXIDEA
EXIDEAは2013年に設立されて以来、日本やアメリカ、ベトナムを中心に事業を展開している動画制作・動画マーケティング会社です。
認知度アップやCV獲得への取り組みを始め、動画企画や制作も一貫して担当します。
徹底した「マーケティング視点」で、クライアントが求める最適な動画を作り上げます。
コンサルティングや広告運用なども行うので、自社にぴったりの動画の生かし方が見つかるでしょう。
大手会社⑥SOMEWRITE
出典:SOMEWRITE
SOMEWRITEはコンテンツマーケティング事業、コンサルティング事業、自社メディア事業などを展開するマルチに活躍する会社です。
ソーシャルメディアやSNS向けサービスが充実しており、InstagramやTwitterのアカウントを運営しています。
動画マーケティングのほか、インフルエンサーマーケティングなども実施しています。
SNS運用や、多分野のマーケティングに興味のある企業に最適です。
大手会社⑦ココロ株式会社
出典:ココロ株式会社
ココロ株式会社は民放のテレビ番組を制作したプロフェッショナルたちが在籍する会社です。
映像制作・動画制作・Web動画マーケティングを中心に活動中です。
Web動画マーケティングでは、クリエイティブチームと広告運用チームが手を組んで、企画から制作までを担当します。
検索エンジン広告を活用してさまざまなメディアに発信し、そしてデータの効果測定も実施します。
企画からデータ分析まで、総合的なサービスが受けられるでしょう。
大手会社⑧invision
出典:invision
invisionは総取引会社数1521社、取引継続率93%を誇る、HR・採用・ブランディング会社です。
- HP広報の拡散
- コンテンツ制作
- オウンドメディア制作
上記3つのサービスで、企業や地域団体を支援しています。
採用マーケティングや地方創造などを目的とした企業、地方団体は要チェックです。
大手会社⑨株式会社エッジ
出典:株式会社エッジ
株式会社エッジでは、動画広告制作・動画マーケティング支援会社です。
基本的には、以下の3つの事業を中心に活動しています。
- マーケティングコミュニケーション事業
- 動画制作事業
- マーケティング支援事業(SNS広告の運用)
制作本数は5000を超えており、パートナー数は3000社以上という実績を誇っています。
「行動を喚起するロジックに基づき企画されるビデオコミュニケーションノウハウ」をもとに、動画コンテンツを企画・制作するのが特徴です。
大手会社⑩VIDWEB
出典:VIDWEB
VIDWEBは東京を拠点に活動する動画制作・映像制作会社です。
世界でも有数の技術者である動画クリエイターと連携し、動画マーケティングと動画制作を提供しています。
動画マーケティング部門では、プロモーションの企画設定、配信、分析レポートを実施しています。
その中でもVIDWEBでは特に、「分析レポート」に力を入れているのが特徴です。
表示数やクリック数、平均視聴時間など、さまざまな観点から動画コンテンツを分析します。
「動画を伸ばす」にコミットした業務を依頼したい企業は、ぜひ一度問い合わせてみてください。
動画マーケティングに強い会社へ依頼できる内容
動画マーケティングを外部に依頼したいけれど、「どこまで依頼できるのか。」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
依頼できる範囲は会社によって異なりますが、基本的には以下の3つが主な内容になります。
- 動画マーケティングの企画
- 動画制作・配信
- データ分析・運用
具体的にどのような内容が依頼できるのかチェックしていきましょう。
内容①動画マーケティングの企画
動画マーケティング会社に依頼した場合、まず「企画」から始まります。
動画に関する依頼を提出すれば、会社がその要望に沿った企画を作成してくれます。
ヒアリングも丁寧に行ってくれるので、イメージに近い動画が完成するでしょう。
企画では、次のような「戦略立案」を実施します。
- 商品、サービスのアピールポイント
- コンセプト決定
- ターゲットの抽出
- タレントやモデルのキャスティング
- CVの導線設計
よりイメージ通りの動画がほしい場合は、図や写真を使って企画内容を提示してくれる会社を選びましょう。
内容②動画制作・配信
動画制作と配信作業も動画制作・マーケティング会社に依頼できます。
動画制作とは、企画に沿った内容を映像化する作業です。
基本的には、動画制作・マーケティング会社が動画を撮影して、動画編集ソフト・アプリで編集してくれます。
そこへ、テロップや音声、エフェクトなどが加わり、より完成度の高い作品へと仕上がります。
動画制作のほか各種プラットフォームへの配信作業を担当してくれるのもポイントです。
配信作業では、SNSとの連携のほかサムネイルの設定なども代行してくれます。
コピーライティングやメタ情報入力も実施してくれるので、自社側の業務負担も大幅に減るでしょう。
内容③データ分析・運用
基本的に、動画制作・マーケティング会社では動画配信後に、データ分析・運用を実施します。
具体的な内容は、次の通りです。
- 動画の再生回数
- 視聴維持率
- エンゲージメント数
上記を分析することで、客観的な動画の評価が分かります。
再生数や視聴維持率が低ければ、その原因となりうる部分を分析して改善し、再度手を加えてくれます。
「以前に動画を配信したけれど、伸びなかった」という企業は、データ分析・運用の業務に特化した会社を選ぶとよいでしょう。
動画マーケティングに強い会社を選ぶ際のポイント
動画マーケティングに強い会社を選ぶポイントは主に3つあります。
- サービス内容
- 実績や得意分野
- 費用
それぞれポイントを確認していきましょう。
ポイント①サービス内容
まずはサービス内容を確認しましょう。
先ほど解説したように、動画マーケティング会社に依頼できる内容は以下の通りです。
- 動画マーケティングの企画
- 動画制作・配信
- データ分析・運用
会社によって「動画の制作から運用まで行ってくれる会社」「企業が用意した動画を元にデータ分析・運用を行う会社」など、さまざまな場合があります。
また、内容に応じて料金も変わってきます。
自社でできる範囲とサポートを必要とする範囲を明らかにして、サービス内容を確認してください。
ポイント②実績や得意分野
次に、依頼する動画マーケティング会社の実績と得意分野を確認しましょう。
具体的には、以下のポイントを押さえましょう。
- マーケティング前後の業績変化(具体的な数値で示されているとなお良い)
- 制作した動画の種類(実写・CG・アニメーションなど)
- クライアントの業種と事業規模
どれだけクオリティの高い動画が作れても、効果がないと依頼する意味がありません。
また、会社によって得意分野もさまざまです。
アニメーション動画が得意な会社もあれば、CG制作が得意な会社もあります。
最近では、「ドローン撮影」を強みとしている会社も増えていますね。
依頼したい動画マーケティング会社の”強み”は何か、しっかりチェックしておきましょう。
ポイント③費用
動画マーケティング会社選びでは、費用も無視できません。
基本的に動画マーケティングは継続的に行うため、数ヶ月単位で契約することがほとんどです。
想定以上に費用がかかることもよくあります。
そのため、動画マーケティング会社に依頼する前に、予算をしっかりと確認しておきましょう。
そして、複数の会社に見積もりを依頼するのがおすすめです。
見積もりの中で最もコストパフォーマンスが高い動画マーケティング会社を選べば、高い費用対効果を発揮できるでしょう。
動画マーケティングにおすすめのツール
最後に、動画マーケティングにおすすめのツールを3つ紹介します。
おすすめツール①DOOONUT
出典:DOOONUT
DOOONUTは、サムシングファンが提供する動画マーケティング支援ツールです。
DOOONUTの基本的な機能は次の通りです。
- ヒートマップ機能
- 分析レポート機能
- クリック・アクセス分析
- エンゲージメント分析
DOOONUT導入後は、「動画CTAボタンでCPAが2.5倍に増加」、さらに「CVページへの誘導率は15%増加した」という実績もあります。
また、「プログラミングの知識ゼロでも動画サイトを構築できる」「SNSと連携し、一括管理ができる」といったメリットがあるのもポイントです。
サムシングファンのサポートも受けられるので、すでに動画を制作している会社はもちろん、動画制作の経験がない会社にもおすすめのツールです。
おすすめツール②Adobe Marketo Engage
Adobe Marketo Engageは、全世界で5,000社以上の導入実績があるマーケティングツールです。
日本でもBtoB、BtoC、企業規模を問わず、多くの企業が導入しています。
Adobe Marketo Engageの特徴は、エンゲージマーケティングに特化している点。
顧客1人1人にあったコミュニケーションを可能にし、長期的な関係を築きます。
また、外部システムとの連携がとりやすいこともポイントです。
実績のあるマーケティングツールを探している会社におすすめします。
おすすめツール③SATORI
出典:SATORI株式会社
国内で豊富な実績を誇るのが、SATORI株式会社が提供するマーケティングツール「SATORI」です。
インターフェースが日本語のため、初めてマーケティングツールを使う方でも運用しやすいのが魅力。
国内企業なので、素早いサポートが受けられます。
自社内で動画を制作できる会社に特におすすめです。
動画マーケティングに強い会社で動画を企画・配信しよう
動画コンテンツの需要が上がり続けている昨今。
動画マーケティングの業務を他社へ委託すれば、自社の商品やサービスをより多くの顧客に認知してもらえます。
動画マーケティングを委託する会社を選ぶ際は、
- 企画力がある
- 動画編集スキルが高い
- 分析力がある
上記の業務に特化した、動画マーケティングに強い会社を見つけましょう。
サムシングファンでは、動画制作クリエイターを随時募集しているので、ぜひ気軽にご相談ください。
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