スマートフォンの普及により、動画広告市場が伸びています。
2020年に3,289億円だった動画広告市場は2023年には5,065億円に達すると予測されており、今後もさらに拡大するといわれています。
とはいえ、以下のような疑問をお持ちの方も多いでしょう。
- そもそも動画広告の運用とは?
- 動画広告を運用するポイントは?
- 広告代理店に任せることはできるの?
そこで今回は、動画広告の運用について解説します。
具体的には、運用のポイントや代理店の選び方、おすすめの代理店を紹介します。
動画広告で自社のビジネスを拡大するのに役立つので、まずはご一読を。
目次
動画広告の運用とは
動画広告は出稿して終わりではありません。
得られるデータを元に、適切に運用していく必要があります。
動画広告を出稿すると、再生回数やクリック率、離脱率などのデータを得られます。
広告運用とは、得られたデータを元に改善を繰り返し、KPIの向上や販売促進を目指すことです。
PDCAサイクルを回しながら、動画広告の成果を高めていくのです。
動画広告を運用するときのポイント
次に、動画広告を運用するときのポイントを3つ解説します。
動画広告の目的とターゲットを明確にする
動画広告の制作段階でのポイントですが、最初に動画広告の目的とターゲットを明確にしておきましょう。
動画広告の目的で多いのは次の2点です。
- 商品・サービスの認知度アップ(ブランディング)
- 自社の売り上げアップ
認知度アップなら幅広い年代へのアプローチが必要です。
一方で売り上げアップが目的なら、細かなターゲティングと自社のECサイトなどに誘導する仕掛けが必要です。
動画広告を運用する前に、どんな目的で誰に届けたいかを意識しておきましょう。
ターゲットに合わせた配信媒体を選ぶ
動画広告の運用では、メインターゲットとなるユーザーが多い媒体を選ぶことが重要です。
20代向けの内容を40〜50代のユーザーが多い媒体で流しても、大きな効果は見込めませんからね。
媒体ごとの主なユーザー層は表にまとめた通りです。
YouTube | 幅広い年代 |
40代〜50代 | |
10代〜20代 | |
10代後半〜30代前半の女性 | |
LINE | 幅広い年代 |
TikTok | 10代〜20代の女性 |
媒体ごとのメインユーザーを意識して、ターゲットにあった媒体を選びましょう。
動画広告の媒体については、こちらの記事も参考にしてくださいね。
【参考】動画広告を配信できる媒体を8種類紹介!選び方のポイントも解説
効果測定を行う
動画広告を運用するときは、必ず効果測定を行いましょう。
動画広告を運用してデータを集めると、改善するポイントが見えてきます。
いくら目的やターゲットを絞って動画広告を制作しても、それが本当に効果を生むとは限りませんからね。
運用する中で弱点となる部分を発見・改善して、動画広告の効果を高めていきましょう。
動画広告の運用をプロに任せるメリット
動画広告を運用したいと思っても、知識やノウハウがない方も多いでしょう。
そんなときは、広告代理店などのプロに任せるのがおすすめです。
ここからは、動画広告の運用をプロに任せるメリットを3つ紹介します。
メリット①ノウハウや人員不足でも動画広告を始められる
動画広告を運用するには、自社の人員を当てることが必要です。
しかし、初めてで知識も経験もない状態だと、当然スタートまでに時間がかかります。
また、通常の業務に支障をきたす可能性もあるでしょう。
これらの課題は、代理店に任せることで解決します。
経験と知識が豊富な代理店に頼むことで、すぐに広告運用を始められます。
通常の業務をこなしながら動画広告の運用をスタートできるので、慣れないうちは代理店に依頼するといいでしょう。
メリット②効果測定などのサポートをしてもらえる
代理店によっては、効果測定や改善点の提示といった運用後のサポートをしてくれる会社があります。
中には長期的にサポートしてくれる代理店もあり、動画広告のクオリティをどんどん上げていくことができます。
専門的な知識を活かしたフィードバックはとても心強いので、動画広告の宣伝効果を高めたい方におすすめです。
メリット③広告運用のインハウス化をサポートしてもらえる
動画広告の運用を考えている企業の中には、ゆくゆくは自社での運用を視野に入れているところもあるでしょう。
実は代理店の中には、動画広告の運用に関するノウハウを教えてくれる会社もあります。
サポート内容は代理店によってさまざまですが、動画広告の制作・運用・効果測定と、一連の流れをサポートしてくれます。
広告運用のインハウス化を目指している企業におすすめです。
動画広告の運用を担う広告代理店の選び方
動画広告の運用を代理店に任せるときに、何を基準に選べばいいか気になる方も多いでしょう。
ここからは、広告代理店を選ぶ3つのポイントを紹介します。
選び方①過去の実績を確認する
まずはホームページで過去の実績を確認しておきましょう。
その際に注目すべきポイントは、サポート内容と得意なジャンルです。
代理店によっては広告運用のみサポートする会社もあれば、制作・運用・効果測定を一貫してサポートしてくれる会社もあります。
また、得意なジャンルや制作する動画広告のイメージも、代理店によってさまざまです。
どの部分を委託したいのか、どんなイメージの動画広告を運用したいかを考えて、代理店を選びましょう。
選び方②料金は予算の範囲内か
予算の中でどのような提案をしてもらえるかという点も、代理店選びのポイントです。
料金やサービス内容は、代理店によってさまざまです。
見積もりや相談は基本的に無料のところが多いので、複数の代理店に相談してみましょう。
提案を比較して最もいいと思う代理店を選ぶことも、広告運用のポイントです。
選び方③動画の制作も担ってくれるか
動画の制作に関する知識や経験がない場合は、動画制作も担ってくれる代理店がおすすめです。
制作と運用を同じ代理店に任せると、運用を視野に入れて動画広告を制作してくれます。
また、得られたデータを元に改善しやすいというメリットもあります。
もし制作と運用を別々の会社にお願いしていると、間を取り持つのが大変です。
わずかなニュアンスの違いで、結果が大きく変わることもありますからね。
動画広告の制作に不安があれば、制作と運用の両方を担ってくれる代理店も視野に入れておきましょう。
おすすめの広告代理店5選
動画広告の運用を依頼するのに、おすすめの代理店を5つ紹介します。
おすすめの広告代理店①サムシングファン
出典:サムシングファン
サムシングファンは、東京と大阪に事務所がある動画制作会社です。
主にSNS動画広告の制作・運用をサポートしています。
動画広告に関する特徴は、以下の3点です。
- 目的やターゲットなどを丁寧にヒアリングし、運用を見据えた動画広告を制作
- 配信後にレポートを作成し、次回以降の広告制作・運用につなげる
- 目的やターゲットに合った媒体の提案
相談・見積もりは無料なので、SNSをビジネスに活用したい方はぜひお問い合わせください。
料金:要問い合わせ
リンク:ホームページ
おすすめの広告代理店②グラッドキューブ
出典:グラッドキューブ
国内トップクラスの広告運用実績を誇るのが、グラッドキューブです。
GoogleとYahoo!の認定代理店で、数多くの受賞歴があります。
グラッドキューブの魅力は、スピード感のある進行。
相談から、最短3営業日で配信が可能です。
また、動画広告の制作や、運用後の分析や改善点のアドバイスもしています。
実績もスキルも十分な代理店を探している方におすすめです。
料金:初期費用0円・広告費の20%(リスティング広告運用代行の場合)
リンク:ホームページ
おすすめの広告代理店③リスティングプラス
出典:リスティングプラス
広告の運用代行の他にWebページの制作も行っている会社で、Facebook広告の認定パートナーに指定されています。
YouTube広告の運用が得意で、細かいターゲティングと独自の広告手法を連携させて運用しています。
また、広告運用のインハウス化もサポート。
車内に広告運用の知識を持つ担当者を育てたい企業におすすめです。
料金:要問い合わせ
リンク:ホームページ
おすすめの広告代理店④ASUE
出典:ASUE
ASUEは、愛知県名古屋市に本社を置く広告代理店です。
特徴は、SNSの動画広告に特化していることです。
Instagram・Twitter・Facebook・LINEの広告運用を同時に契約することで、動画広告の制作を無料で請け負うサービスを提供しています。
また、どれかのSNS単体で運用したい場合は、最適な媒体を提案してくれます。
SNSでの集客アップを目指している方におすすめです。
料金:初期費用0円・運用手数料20%(リスティング広告運用代行の場合)
リンク:ホームページ
おすすめの広告代理店⑤ユニアド
出典:ユニアド
各種SNSやGoogle広告の運用代行をしている代理店です。
YouTube広告の運用が得意で、インストリーム広告やバンパー広告など、フォーマットに合った動画広告を制作します。
また、リスティング広告の運用のインハウス化もサポート。
これからYouTube広告の運用を始めたい方におすすめです。
料金:初期費用5万円・運用費は月額広告費の20%
リンク:ホームページ
動画広告をより効果的に運用するならDOOONUTもおすすめ
最後に、動画広告の運用をサポートするツールを紹介します。
DOOONUTは、サムシングファンが提供している動画マーケティング支援ツールです。
動画を”使う”ことを意識したサービスで、動画の効果測定や分析、動画サイトの構築ができます。
広告運用に関するポイントは、SNSを一括して管理できる点です。
一度投稿するだけで、連携するすべてのSNSに動画を投稿することができます。
予約投稿にも対応しているため、業務の効率化にもつながります。
もちろん、動画広告の活用をこれから検討している方向けに、サムシングファンのサポートも受けられます。
これから動画広告を運用したい、動画広告の効果をもっと大きくしたい方におすすめです。
DOOONUTに関しては、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
動画広告を効果的に運用してマーケティングに活かそう
動画広告の運用について解説しました。
最後に、動画広告を運用するときのポイントをまとめておきますね。
- 目的とターゲットを明確にする
- ターゲットに合わせた配信媒体を選ぶ
- 効果測定を行う
動画広告の市場は、これからますます大きくなるといわれています。
つまり、マーケティングにおいて動画広告は必須のツールとなるでしょう。
動画広告を効果的に運用する術を身につけて、今後のマーケティング活動に活かしてくださいね。
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