新型コロナウイルスの影響で個人だけではなく、企業がライブ配信に取り組むケースも増えています。
そのため、商品説明会や会社説明会に、ライブ配信サービスの活用を検討している方も多いです。
一方で、ライブ配信を外注すると、どの程度の費用がかかるのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、ライブ配信の料金相場や自身でライブ配信する場合の費用について解説します。
また、ライブ配信を外注する際のポイントもご紹介します。
ライブ配信にこれから取り組もうと考えている方は、ぜひご覧ください。
目次
ライブ配信の料金相場
ライブ配信の料金相場について解説します。
また、自分でライブ配信に挑戦したい方のために、自身で配信する際に必要な費用についてもご紹介します。
自分でライブ配信する場合の費用
自身でライブ配信する場合は、機材とインターネット回線が必要になります。
ここではインターネット回線は、すでに契約済みという前提で解説します。
ライブ配信に必要な機材は、配信機材と映像機材、音声機材の3つです。
まずは、それぞれの機材についてご紹介します。
費用①配信機材
インターネットでライブ配信する場合、配信プラットフォームを利用するのが一般的です。
YouTubeやニコニコ動画などが配信プラットフォームに該当します。
配信プラットフォームを利用するためには、パソコンやスマートフォンなどの撮影した映像や収録した音声を配信するための機材が必要です。
ただし、スマートフォンでは複数のカメラで撮影したり、複数のマイクを使用したりするのは難しいため、複数の収録機材を使用する場合は、パソコンを使用した方が良いでしょう。
手持ちのパソコンを利用すればコストを抑えられますが、古いパソコンではスペックが不足する可能性もあるため、事前にテスト配信することをおすすめします。
費用②撮影機材
撮影機材は、ビデオカメラなどの映像を撮影するための機材です。
スマートフォンがあれば気軽に配信できます。
また、Webカメラ搭載のパソコンがあれば、そのまま活用することも可能です。
カメラの価格は、製品によってかなり幅があります。
コストを抑えたいのであれば、1万円以下で入手できるWebカメラを購入すると良いでしょう。
費用③音声機材
ライブ配信にはマイクやミキサーなどの音声機材も必要です。
もちろん、スマートフォンやパソコン内蔵のマイクも活用できます。
高音質で配信したい場合は、マイクやミキサーを用意した方が良いでしょう。
マイク・ミキサーともに安価なものであれば、1万円前後で入手できます。
ライブ配信を外注する場合の費用
ライブ配信を外注する場合の費用は、最小限の構成で6万〜15万円前後です。
2台のカメラを使用するプランの場合、15万円以上掛かるケースが多いです。
参加者数が100名を超えるような大規模なイベントでは、50万円以上掛かることも。
ライブ配信の料金内訳は、おおむね機材費と人件費、交通費、オプションに分けられます。
大規模なイベントでは、多くの機材・スタッフが必要なため、機材費や人件費も高額に。
また、基本料金で提供されるサービスの範囲にも違いがあります。
会社によっては、基本料金が高めに設定されているものの、他社と比較するとサービスが充実しているケースも。
特に安価なプランでは、インターネット回線の手配がオプションに設定されていることもあるので注意が必要です。
安価なプランを選択したからといって、必ずしもトータルの料金が安くなるとは限りません。
発注先を比較する際には、トータルでの費用を比較しましょう。
細かな料金は、ライブ配信代行会社ごとに異なるため、見積もりを依頼して確認する必要があります。
ライブ配信の料金が決まる仕組み
ライブ配信の料金は、サービスの内容によって変化します。
ライブ配信の基本的な料金は、以下のような方法で決定されます。
ライブ配信の代行費用=(機材費+人件費)×利用時間+オプション
ここからは、ライブ配信の料金が決まる仕組みについて解説しましょう。
料金が決まる仕組み①配信時間
配信時間が長くなるほど、ライブ配信の料金も高くなります。
多くの代行会社では、1時間単位で機材費・人件費が設定されています。
代行会社によって最低利用時間が定められている場合も。
また、通常の営業時間外にライブ配信を依頼すると、時間外料金が掛かるケースもあります。
見積もりを依頼する際は、予定している具体的な配信時間や時間帯を伝えておきましょう。
料金が決まる仕組み②機材の数
機材費は、カメラなど配信に必要な機材の利用料金です。
使用する機材の数で料金が変化します。
撮影機材のほか、音響機材なども使用する場合は、追加で費用が発生することも。
小規模なイベントであれば、カメラ1台で十分なケースも多いです。
一方、規模なイベントでは多くの機材が必要になるため、機材費も増加します。
料金が決まる仕組み③スタッフの人数
人件費も機材費同様に、スタッフの数に応じて変化する料金です。
スタッフの人数はイベントの規模によって異なります。
ライブ配信では、撮影者のほかオペレーターや技術スタッフなどを配置します。
小規模なイベントでは、1人のスタッフが複数の役割をこなすこともありますが、イベントの規模が大きい場合は、専任のスタッフ配置するのが一般的です。
料金が決まる仕組み④交通費
ライブ配信の会場によっては交通費が発生するケースも。
交通費は、スタッフの移動や機材の輸送にあてられる費用です。
代行会社から会場までの距離に比例して料金が変化します。
ただし、ライブ配信代行会社から近い会場であれば、交通費が無料になる会社も存在します。
会場がすでに決まっている場合は、近くの代行会社に依頼すると良いでしょう。
料金が決まる仕組み⑤回線の手配
ライブ配信するためには、回線を用意する必要があります。
回線の手配は、基本料金に含まれているプランもあれば、オプションになっている場合もあります。
見積もりを依頼する際には、回線の料金も確認しておきましょう。
料金が決まる仕組み⑥配信データの納品
配信データをDVDなどに残す場合は別途料金が掛かります。
配信サイトで表示される映像は、インターネット用に変換されているため、オリジナルの映像と比較すると画質が劣ります。
そのため、広告用の素材には不向きです。
配信データを広告などに活用したいのであれば、別途データを残しておく必要があります。
配信した映像をプロモーションに活用する場合は、前もって依頼しておきましょう。
また、映像の編集に対応可能な会社も多いです。
発注先を比較する際には、編集込みの料金を確認すると良いでしょう。
料金が決まる仕組み⑦会場の利用料
会場を借りてライブ配信する場合は、会場の利用料が掛かります。
自分で会社を手配する場合は、ライブ配信代行会社へ支払う費用とは別に予算を組んでおきましょう。
代行会社の中には、スタジオを完備している会社もあります。
スタジオを用意している会社では、スタジオの利用料込みのプランを用意しているケースが多いです。
また、スタジオであれば、設備が整っているためTV番組のような配信にも適しています。
料金が決まる仕組み⑧その他
ライブ配信代行会社では、さまざまなオプションを用意しています。
配信で使用するスライド制作のほか、プロモーション用のホームページの作成を依頼できる会社も存在します。
オプションのサービスについては、会社ごとに内容が大きく異なるため、見積もりの段階でしっかり確認しておきましょう。
ライブ配信に強い会社を知りたい方はこちらの記事をチェック!
>>【2022年版】ライブ配信に強いおすすめの会社9選!選び方を徹底解説
>>【2022年版】ライブ配信に強い大阪の映像制作会社10選
ライブ配信を外注する際のポイント
ここからは、ライブ配信を外注する際に押さえておきたいポイントを解説します。
ポイント①目的に合ったサービスを選ぶ
ライブ配信を外注する際は、目的に合ったサービスを選ぶことが重要です。
一口にライブ配信代行会社と言っても、サービスの内容は会社ごとに異なります。
例えば、社内研修などのクローズドなライブ配信を実施したいのであれば、セキュリティが強化されたプラットフォームを利用できる会社を選ぶ必要があります。
ライブ配信の外注先を探す前に、配信の目的を明確にしておきましょう。
ポイント②ライブ配信代行会社の実績をチェック
ライブ配信代行会社を選ぶ際には、実績をチェックしましょう。
会社によって得意としている分野に違いがあります。
商品説明会をライブ配信したいのであれば、同様の配信実績が多い会社を選ぶことをおすすめします。
また、同業他社者の配信実績があるかどうかも確認しておきましょう。
同業他社者の配信実績が多い代行会社であれば、ノウハウが蓄積されているため同様の配信に慣れていると考えられます。
そのほか、大規模なイベントの配信を予定している場合は、配信の種類だけではなく、イベントの規模も合わせて確認しましょう。
ポイント③プラットフォームを確認
代行会社が対応可能なプラットフォームを確認しましょう。
ライブ配信を成功させるためには、どのプラットフォームを使用するのかが重要です。
プラットフォームによって利用者層が異なるため、適切なプラットフォームを選択しなければ期待したような効果を上げられない恐れも。
そのため、使いたいプラットフォームに対応可能な代行会社を選ばなければなりません。
自社に適したプラットフォームが分からない場合は、企画から依頼できる会社を選ぶと良いでしょう。
ライブ配信に活用できるプラットフォームについては、「ライブ配信プラットフォームを徹底比較!選ぶ際のポイントも紹介」の記事が参考になります。
ポイント④複数の会社に見積もりを依頼
ライブ配信外注する際は、複数の会社に見積りを依頼しましょう。
同じようなサービスであっても、料金体系は会社ごとに異なります。
一見すると安価に見えるプランでも、オプションを含めると高額になるケースも。
正確な料金を比較するためにも、具体的な配信時間や規模、イベントの内容を代行会社に伝えておきましょう。
また、はじめから1社に絞るのではなく、複数の代行会社を比較した上で発注先を決めることをおすすめします。
まとめ:ライブ配信ならサムシングファン
ライブ配信の料金相場について解説しました。
インターネット回線の普及によって、気軽にライブ配信できるようになりましたが、映像のクオリティにこだわるのであれば外注も検討しましょう。
ライブ配信の外注先を選ぶ際は、目的に合ったサービスを選ぶことが大切です。
弊社ではライバーのマネジメントにも取り組んでいます。
ライバーとしてライブ配信に挑戦したい方は、ぜひご連絡ください。
また、ライブ配信代行サービスを提供しています。
ライブ配信の外注を検討中の方は、お気軽にご相談ください。
ライブ配信の実施を検討されている方向けの無料マニュアルも用意していますので、こちらもぜひご活用ください。