演奏動画やVlogなど、高音質な音声を追求するYouTuber・動画クリエイターにとってマストアイテムであるマイク。
中でも、iPhoneでの動画撮影時に接続できる外部マイクは、コンパクトで持ち運びやすい上に、iPhone本体で録音した音声と比べて、圧倒的にクリアな音声を録音できます。
高品質な音声を使うだけで、動画のクオリティも格段に上がります。
しかし、一口に外部マイクといっても、その種類はさまざま。
自分の撮影スタイルに合ったものを購入したいですよね。
そこで今回は、iPhoneでの動画撮影におすすめの外部マイクを12個紹介します。
また、外部マイクの選び方や注意点も解説します。
「iPhoneで動画撮影をするときに、ハイクオリティな音声を録音したい」という方は、ぜひ参考にしてください。
目次
iPhoneでの動画撮影に外部マイクをおすすめする理由
iPhoneでの動画撮影に外部マイクをおすすめする理由は次の5つです。
- iPhoneの内部マイクより性能が良い
- 雑音が入りにくい
- 音質が良い
- 持ち運びしやすい
- 価格が安い
それぞれについて、詳しく解説します。
iPhoneの内部マイクより性能が良い
外部マイクは録音に特化した性能をしているため、クリアな音を録音できます。
一方で、iPhoneの内部マイクは通話向け。
通話中の音はきれいですが、動画撮影の録音となると、外部マイクには劣ります。
最近ではiPhoneの内部マイクも性能が向上していますが、それでも雑音を抑えてクリアな録音をしたい場合は、外部マイクを使った方がいいでしょう。
雑音が入りにくい
外部マイクは、以下の性能と付属品によって、雑音が入りにくいようになっています。
- 指向性:一定方向の音を集中して拾い、ノイズを軽減する
- ウィンドスクリーン(付属品):風の音によるノイズを軽減する
このような工夫により、周囲が騒がしい場所や風が強い日でも、高音声での録音が可能です。
場面に合わせた収音ができる
外部マイクには「指向性」という特徴があるため、場面に合わせた収音が可能です。
指向性については後述しますが、臨場感を伝えたい場合は無指向性マイク、対談動画を撮りたい場合は双指向性マイクと、指向性によって最適な場面が異なります。
撮影シーンに最適な指向性の外部マイクを使うことで、iPhoneの内部マイクよりクリアな音を収音できるのです。
持ち運びしやすい
屋外で動画撮影する場合、機材の持ち運びを気にしている方は多いでしょう。
ビデオカメラや三脚などを運ぶとなると、かなりの負担になります。
しかし、外部マイクを使って撮影する場合、持ち運ぶものはiPhoneと手のひらサイズの外部マイクだけ。
身軽な機材で、高クオリティな動画を撮影できます。
価格が安い
iPhoneの外部マイクは、カメラなどの撮影機材と比べると安価です。
ビデオカメラを購入する場合、数万円から数十万円を覚悟しなくてはなりません。
一方で、外部マイクの場合、安いものだと数千円で手に入ります。
安価でクオリティの高い動画を撮影したい方には、外部マイクがおすすめです。
iPhoneの動画撮影用の外部マイクの選び方
iPhoneの外部マイクを選ぶポイントは以下の5点です。
- 音源の種類
- マイクの指向性
- 接続方法
- 互換性
- 付属品
それぞれについて、詳しく解説します。
音源の種類
音源には、大きく分けて「ステレオ」と「モノラル」の2種類が存在します。
ステレオは、再生時に複数のスピーカーを使って各スピーカーから異なる音声を出力するため、立体感・臨場感を感じられる音源です。
例えばイヤホンで再生する場合、右と左とで異なる音を出力します。
ステレオで再生するためには、録音時にステレオ対応しているマイクを使わなければなりません。
モノラルは、再生時に全てのスピーカーから同じ音声を出力するため、ある1点から音が聞こえるように感じます。
ステレオと比べると平坦な印象になります。
昔は録音方式も再生方式も、モノラルしか存在していませんでした。
最近の外部マイクは、そもそも高音質な音声を求めているユーザが使う機器なので、大体ステレオでの録音に対応しています。
しかし、あまりに安価なマイクだとモノラルしか対応していない製品もあります。
マイクを購入する際は念のため、対応音源を確認するようにしましょう。
マイクの指向性
マイクは「どの角度の音を捉えて録音するか」によって仕様が異なります。
これを「指向性」といいます。
外部マイクを選ぶときにはそれぞれの指向性に最適なシーンがあることを理解して、購入前に必ず確認することが重要です。
指向性には、以下の4つがあります。
- 全指向性(無指向性)
- 単一指向性
- 双指向性
- 超指向性
それぞれについて解説します。
指向性①全指向性(無指向性)
全指向性(無指向性)マイクは、360度すべての方向の音を満遍なく拾うマイクです。
撮影場所の臨場感を伝えることが得意なため、ライブ会場や会議で使うのがおすすめ。
一方で、周囲の不要な雑音を拾いやすいというデメリットもあります。
そのため、ウィンドスクリーンを被せて使うのがおすすめです。
指向性②単一指向性
単一指向性マイクは、一方向の音を集中して収音するマイクです。
ノイズが入りにくく、クリアな音を拾えるのが特徴。
おすすめの撮影場面はインタビューや楽器演奏、Vlogです。
現在販売されている外部マイクの多くは単一指向性を採用しているため、豊富なラインナップから選べます。
指向性③双指向性
双指向性マイクとは、前後の音を収音するマイクのことです。
対談動画など、人が向かい合いながら話す場面でよく使われます。
注意点は、単一指向性のマイクより雑音が入りやすいこと。
雑音の少ない、密閉された空間で使うのがおすすめです。
指向性④超指向性
超指向性マイクとは、単一指向性よりさらに狭い範囲を収音するマイクです。
周辺のノイズを徹底的にカットし、特定の人物や対象物の音声にフォーカスして録音するため、周囲の雑音が激しいスポーツの中継や、TVのロケ収録などで超指向性マイクが使われます。
TV番組でよく見かける、長い持ち手に細長いマイクがついた「ガンマイク」は超指向性です。
接続方法
iPhoneに搭載されているコネクタは、Lightning(ライトニング)という規格です。
普段、iPhoneのコネクタにLightningケーブルを挿して充電されている方も多いでしょう。
このコネクタ部分を使って、外部マイクとの接続も行います。
最近ではLightningコネクタを搭載している外部マイクも登場しており、iPhoneにマイク本体を直接挿してすぐ使うことができるので大変便利です。
しかし、Lightningコネクタを搭載していない外部マイクも少なくありません。
購入時に接続方法を確認しておきましょう。
iPhone7以降の機種では、iPhoneからイヤホンジャックを挿す穴が無くなっています。
そのため、ヘッドホンジャック端子を搭載している外部マイクをiPhoneに接続するには「Lightning-3.5mmヘッドホンジャックアダプタ」が必要です。
アダプタ自体は、数千円程度で購入することができます。
外部カメラの付属品として同梱される場合もありますので、購入前に付属品を確認しましょう。
互換性
よくある失敗として、購入した外部マイクと、iPhoneの「互換性」が無いために、マイクがiPhoneにうまく認識されない・動かないというケースがあります。
Microsoft Windows OSや、Android OSにしか対応していない製品も中にはあるからです。
「互換性がある」とは、異なるメーカーの製品同士を接続しても正常に動作することを意味します。
まずは、動画撮影に使う予定の、手持ちのiPhoneの世代もしくはiOSのバージョンを確認し、次に購入予定の外部マイクの仕様情報を読みましょう。
そして、マイクが対応しているiPhoneの世代もしくはiOSが、使用予定のiPhoneと合致しているかどうかを確認した上で購入すると安心です。
実際は、外部カメラの仕様情報に、対応しているiPhoneの世代数やOSのバージョンまで細かく明記していないケースも少なくありません。
最低限、「iPhoneに対応しているマイクかどうか」だけでも仕様情報で確認しましょう。
付属品
5つ目のポイントは、付属品があるかという点です。
三脚やウィンドスクリーンがセットで販売されている外部マイクだと、個別で購入するより安く手に入れられることがあります。
特に、屋外の撮影での撮影が多い方は、ウィンドスクリーンの有無に注目したいところです。
雑音を抑えて、よりクリアな音を録音できます。
また、専用のケースが付いていると、持ち運びに便利です。
iPhone用の外部マイクの2種類の接続方法
前述しましたが、iPhone用外部マイクの接続方法は以下の2種類です。
- Lightning接続
- 3.5mm接続
iPhoneのコネクタはLightningという規格なので、Lightning接続の外部マイクであれば、iPhoneにマイクを直接挿して使えます。
しかし、iPhone7以降の機種では、iPhoneからイヤホンジャックを挿す穴がなくなってしまいました。
そのため、3.5mm接続のマイクの場合、変換アダプタが必要です。
マイクを購入するときは、マイクがどちらの接続方法なのか、しっかりと確認してくださいね。
iPhoneの動画撮影におすすめの外部マイク12選
それでは、iPhoneの動画撮影におすすめの外部マイクを12個紹介します。
自分ならどんなマイクを使いたいか、考えながら読み進めてくださいね。
おすすめマイク①MiC Plus Microphone
iPhone以外にも、iPadやMac PCにも対応している「Mic Plus Microphone」。
3種類のケーブルが付属しているため、機器に応じて使い分けることができます。
テーブルトップ三脚も付いているため、テーブルの上に置いて撮影することも可能。
楽器の演奏動画を撮るときに重宝するでしょう。
指向性 | 単一指向性 |
接続方法 | Lightningコネクタ |
詳細はこちら:MiC Plus Microphone
おすすめマイク②RØDE i-XY
参照:RODE
RODE(ロード)はオーストラリアのオーディオ機器メーカーです。
RØDE i-XYは、iPhoneおよびiPad用のレコーディングマイク。
マイクは単一指向性です。
コネクタがLightning接続なので、iPhoneにマイク本体を直接装着でき、取扱いが簡単なので外部マイク初心者の方にも人気があります。
指向性 | 単一指向性 |
接続方法 | Lightningコネクタ |
詳細はこちら:RØDE i-XY
おすすめマイク③ZOOM iQ7
参照:ZOOM
音楽用の電子機器の設計・開発を行う国内メーカー、ZOOM(ズーム)社の製品「iQ7」。
iOS対応の高性能マイクです。
単一指向性のマイクと、双指向性のマイクを組み合わせたMid-Side方式のステレオマイクを採用。
ステレオ音像の広がりを30°~150°の間で自由に調整することができます。
ストリーミングアプリでライブ中継を行ったり、音楽制作アプリでボーカルや楽器のレコーディングを行ったりする際にも使えます。
妥協のない高音質を求める方におすすめのマイクです。
指向性 | 単一・双指向性 |
接続方法 | Lightningコネクタ |
詳細はこちら:ZOOM iQ7
おすすめマイク④SHURE MV88
参照:SHURE
アメリカのオーディオ機器メーカー・SHURE(シュア)の製品「MV88」。
Lightningコネクタ搭載のステレオマイクです。
マイクを自由に傾けたり、回転させたりできるのが特徴で、音楽フェスやインタビューなどのシーンでも、音を拾いたい方向にマイクを向けることでクリアな音声を収音できます。
iOSデバイスに接続して使用する際、無料の専用アプリをインストールする必要があります。
MFI認証を受けているという点でも安心です。
指向性 | 双指向性 |
接続方法 | Lightningコネクタ |
詳細はこちら:SHURE MV88
おすすめマイク⑤SENNHEISER MKE200
参照:SENNHEISER
言わずと知れた世界屈指のオーディオメーカー、ドイツのSENNHEISER(ゼンハイザー)では、スマートフォンに対応した外部マイクでもバリエーションを展開しています。
中でもiPhoneに外付可能な外部マイク「MKE 200」は、動画クリエイターの中でも「Vlog最強装備」と謳われ、多くのYouTuberがピックアップしているアイテム。
単一指向性マイクなので、周囲の雑音が入りにくくクリアな音声を録音することができます。
iPhoneに外部マイクとして接続する際は、Apple Lightningコネクタと、3.5mmヘッドホンジャックのアダプタ変換プラグが必要です。
指向性 | 単一指向性 |
接続方法 | 3.5mmヘッドホンジャック |
詳細はこちら:SENNHEISER MKE200
おすすめマイク⑥IK MULTIMEDIA iRig Mic Video
超指向性を持つガンマイクです。
イタリアのオーディオ周辺機器メーカー・IK MULTIMEDIA(アイケーマルチメディア)は、iPhone向けのオーディオ機材にも注力しています。
中でも「iRig Mic Video」は、不要なノイズを徹底的に排除し、対象だけを狙ったクリアな音声を録音することができる代物です。
同梱のLightningケーブルでiPhoneにセットできます。
気軽にレコーディング〜音声処理ができる無料iOSアプリも配信しています。
指向性 | 超指向性 |
接続方法 | Lightningコネクタ |
詳細はこちら:IK MULTIMEDIA iRig Mic Video
おすすめマイク⑦Ulanzi VM-Q1
参照:Ulanzi
Vlog向けのマイクを多く販売しているUlanzi。
「VM-Q1」は、単一指向性のマイクです。
価格が安いことが魅力で、3,000円程度で手に入ります。
3.5mmヘッドホンジャックなので、変換アダプタが必要な点は注意。
「外部マイクってどんなものだろう」という感覚で、試してみたい方におすすめです。
指向性 | 単一指向性 |
接続方法 | 3.5mmヘッドホンジャック |
詳細はこちら:Ulanzi VM-Q1
おすすめマイク⑧BOYA BY-M2
参照:SOUND HOUSE
スマホ用の外付けピンマイクです。
接続端子は3.5mmヘッドホンジャックですが、変換アダプタが付いているため、Lightning接続もできます。
ハンズフリーで撮影できるうえに、ケーブルが6mと長めなのが特徴です。
余裕を持って撮影できる点が魅力です。
また、無指向性で周囲の音をよく拾う反面、ノイズが入りにくいように設計されています。
動きながら撮影することが多いという方におすすめです。
指向性 | 無指向性 |
接続方法 | Lightningコネクタ |
詳細はこちら:BOYA BY-M2
おすすめマイク⑨7RAYS MinBo M2
参照:7RYMS
単一指向性と双指向性を切り替えて使えるマイクです。
衝撃吸収性を持つ独自の振動減衰システムを搭載しているため、振動による騒音を低減している点が魅力。
ウィンドジャマーも2つ付いているので、屋外での撮影でも安心です。
収納ケースも付いているため、持ち運びも便利。
ただ、接続方法が3.5mmヘッドホンジャックなので、iPhoneで使う際には変換アダプタを使いましょう。
指向性 | 単一指向性・双指向性 |
接続方法 | 3.5mmヘッドホンジャック |
詳細はこちら:7RAYS MinBo M2
おすすめマイク⑩audio-technica AT9913iS
先ほど紹介した「iRig Mic Video」に比べると安価な超指向性マイクです。
鋭い指向性を持ち、狙った音をクリアに収音するできる代物。
振動ノイズを低減するピボットフローティング構造を採用しているため、多少の振動による雑音は気にならないでしょう。
フリーアングル機構により、狙いたい方向へ自由に角度調整できる点も特徴です。
指向性 | 超指向性 |
接続方法 | 3.5mmヘッドホンジャック |
詳細はこちら:audio-technica AT9913iS
おすすめマイク⑪Peterson IMIC
参照:HEIM
重さわずか3gの超小型マイクです。
アコースティックギターや金管楽器など、生演奏の音を録音する場面におすすめ。
3,000円程度と、価格が安いことも魅力です。
一方で、シンプルな作りになっているため、機能は少なめ。
また、非常に小さいので、なくさないように注意してください。
低価格で音質の良いマイクを探している方におすすめです。
指向性 | 単一指向性 |
接続方法 | 3.5mmヘッドホンジャック |
詳細はこちら:Peterson IMIC
おすすめマイク⑫COMICA CVM-VM10-K2 PRO
参照:COMICA
マイクを専門に製造しているCOMICAの単一指向性マイクです。
三脚が付いており、iPhoneをグリップと三脚で固定しながら撮影ができる点が魅力。
ウィンドスクリーンに加えてウィンドマフも付いているため、風切り音を強力に防ぎます。
さらにCNC加工が施されており、耐久性も抜群。
室内でも屋外でも撮影したい方におすすめです。
指向性 | 単一指向性 |
接続方法 | 3.5mmヘッドホンジャック |
詳細はこちら:COMICA CVM-VM10-K2 PRO
外部マイクが上手く接続できないときの対処法
外部マイクを接続しても、何らかの原因でうまく接続できないことがあります。
そんなときは、以下の対処法を試してみてください。
- マイク端子を挿し直す
- iPhoneを再起動させる
- MFI認証のマイクを使う
- iOSを最新バージョンにアップデートする
- 認識中のBluetooth機器を減らす
それぞれについて、詳しく解説します。
対処法1:マイク端子を挿し直す
外部マイクが接続できない原因の1つに、接続不良があります。
きちんと挿入したと思っても上手く挿入できていない場合もあるので、一度差し直してみてください。
また、接続部は剥き出しになっているため、腐食やホコリが溜まることがあります。
その場合は充電にも影響が出る可能性が高いので、爪楊枝ややわらかい布できれいにしてください。
なお、綿棒やティッシュは繊維が入り込むことがあるので避けましょう。
対処法2:iPhoneを再起動させる
iPhoneが一時的な不具合を起こしている場合は、再起動を試してみてください。
画面のフリーズやアプリの強制終了などの不具合が生じる場合は、iPhoneに不具合が生じている可能性が高いです。
再起動は一時的な不具合への対処法として有効なので、「おかしいな」と感じたら試してみましょう。
対処法3:MFI認証のマイクを使う
MFI認証とは、Apple社の性能基準をクリアしたことを証明するものです。
LightningケーブルはApple社の製品用に作られたものですが、今では互換性のある製品も多く販売されています。
つまり、純正品でないものが多く販売されているのです。
そのため、Apple社の認証を得た製品を選ぶと安心できるでしょう。
なお、非認証の外部マイクはiOSをアップデートすると認識しなくなる場合があるので注意してください。
対処法4:iOSを最新バージョンにアップデートする
iPhoneが外部マイクを認識しないときは、iOSのバージョンを確認してください。
iOSのバージョンが古いとマイクを認識しない場合があるので、最新バージョンにアップデートしておきましょう。
対処法5:認識中のBluetooth機器を減らす
今回は紹介していませんが、マイクの中にはBiuetoothを使ったワイヤレスマイクもあります。
もしワイヤレスマイクが接続できない場合は、Bluetoothの同時接続可能台数を超えている可能性があります。
認識中のBluetooth機器を減らして、様子をみてください。
それでもiPhone動画撮影用の外部マイク選びに迷ったら
もしマイク選びに迷ったら、まずは好きなYouTuberさんが使っている外部マイクを、試しに使ってみるのも1つの手です。
外部カメラの音声比較動画をアップしているYouTuberさんもいますので、ぜひチェックしてみてください。
また、日本三大電気街の秋葉原(東京都)、日本橋(大阪府)、大須(愛知県)には、マイクやスピーカーといったオーディオ機器の専門店が集結しています。
そのような電気街を巡ってみて、ピンとくる製品を選んでみるのもいいでしょう。
他には、その道のプロに、録音したいシーンもふまえて相談してみるのもおすすめです。
動画撮影で必要な機材一式
動画制作には、外部マイク以外にもさまざまな機材が必要です。
最後に、動画制作に必要な機材を簡単に紹介しますね。
また、関連記事のリンクも掲載しているので、本格的な動画制作に挑戦したい方はぜひご覧ください。
カメラ
まずはカメラが必要です。
「スマホカメラで十分」と思うかもしれませんが、シーンによってはスマホでは撮影が難しいこともあります。
基本的に、動画撮影では以下のカメラが使われます。
- 一眼レフカメラ・ミラーレス一眼カメラ
- ビデオカメラ
- アクションカメラ
自分の撮影したい動画をイメージしながら、最適なカメラを選んでください。
なお、カメラは高額な撮影機材です。
「いきなり購入するのは不安」という方も多いと思います。
その場合は、まずはお持ちのスマホで撮影して、慣れてからカメラの購入を検討すればOKです。
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照明
室内で撮影するのがメインの方は、照明があると便利です。
カメラを通してみると問題なくても、いざ編集するとなると「暗いな」と感じることはよくあります。
多少の補正はできますが、あまりに暗い動画を補正すると、白飛びなどによって画質が低下することがあります。
そのため、視聴者が見やすい明るさを確保するためにも、照明を準備するのがおすすめです。
コンパクトでリーズナブルな照明もあるので、ぜひ検討してみてください。
おすすめの関連記事:YouTuberに照明は必須!おすすめの照明機材をご紹介
マイク
今回紹介しているマイクも、動画撮影に必須の機材です。
以下のような種類があります。
- ピンマイク
- ガンマイク
- ヘッドセットマイク
- スタンドマイク
撮影シーンに応じて、検討してみてください。
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三脚・ジンバル
手でスマホやカメラを持って撮影していると、手ブレが気になります。
多少の手ブレでも、視聴していると気になるものです。
そのため、三脚やジンバルがあると便利。
安定した撮影が可能になり、視聴者も手ブレを気にせず動画に集中できます。
動画撮影に挑戦するなら、まず手に入れたい機材です。
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パソコン
撮影した動画を高クオリティに仕上げようと思ったら、パソコンは必須です。
スマホでも動画編集は可能ですが、本格的に取り組もうと思ったら、パソコンを使うのがおすすめです。
自分が使う動画編集ソフトを動かせるだけのスペックを持ったパソコンを選びましょう。
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編集ソフト
本格的な動画制作には、編集ソフトも欠かせません。
スマホアプリでも編集は可能ですが、パソコン用の動画編集ソフトには機能面で劣ります。
YouTuberによく使われている動画編集ソフトは、以下の3つです。
いずれも有料のソフトです。
- Final Cut Pro
- Adobe Premiere Pro
- PowerDirector
もちろん、初めのうちは無料の編集ソフトを使って、慣れてきたら有料ソフトに切り替えるのもおすすめです。
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まとめ:外部マイクを使って動画のクオリティを上げよう
iPhoneで動画撮影をするときにおすすめの外部マイクを紹介しました。
気になる製品は見つかったでしょうか?
外部マイクを使って音質を向上させることで、動画のクオリティは格段に上がります。
特にiPhone用の外部マイクは安価なので、気軽に購入できます。
クオリティの高い動画を撮って多くの方に見てもらうためにも、マイク選びはこだわりたいものです。
これぞというマイクを入手し、自分史上最高の動画作りに挑戦しましょう。
なお、外部マイクを購入しておくと、ライブ配信のときも便利です。
iPhoneでのライブ配信を視聴して、雑音が気になるという経験をした方も多いと思います。
外部マイクを使えばクリアな音を届けられるので、ライブ配信のクオリティも上げられますよ。
弊社サムシングファンでは、現在ライブ配信マニュアルを公開しています。
配信ノウハウを凝縮しているので、興味のある方はぜひご活用ください。