インターネットの普及により、以前に比べて働き方が多様化しています。
一昔前であれば、会社対会社の取引が基本でしたが、現在はフリーランスという言葉も流行っているように、特定の仕事を会社から切り出して、個人で引き受けている人も増えています。
そこでこのページでは、動画制作に関して、会社ではなく個人に依頼をしようと考えている方のために、依頼の仕方を解説していきます。
また依頼する側も、個人に仕事を任せるメリットとデメリットを正しく把握する必要がありますので、ぜひ参考にしてください。
目次
個人に動画制作を依頼できるサービス3選
個人に仕事を依頼する方法は、知り合いや紹介などがありますが、ここでは誰もが使うことのできる「クラウドソーシング」という方法について解説をしていきます。
クラウドソーシングを使えば周り動画に詳しい 知り合いがいなくても大丈夫です。
クラウドソーシングとは?
クラウドソーシングとは、仕事をお願いしたい人と、仕事を引き受ける人をマッチングするプラットフォームのことです。
インターネットを使うことによって、不特定多数の人同士で仕事のやりとりができるようになりました。
仕事の募集や応募、メッセージのやり取り、納品、支払いはすべてクラウドソーシング上で行われますので、相手と対面である必要がありません。
クラウドソーシングによって、自社で社員を抱え込まずとも、案件ごとに最適な人を探すことができるようになりました。
次からは、クラウドサービスの大手3社を紹介していきます。
①CrowdWorks(クラウドワークス)
「個人で仕事をしている人なら、必ず一度は聞いたことある」というほど有名なのがクラウドワークスです。
Yahoo!とも連携していることもあり、動画編集はじめライティング、英語の翻訳、イラストの作成など数多くの仕事が集まります。
登録をする際は必ず本人確認をしなければならないため、トラブルが少ないのもメリットです。
PRO Crowd Workerに頼もう
不特定多数の個人がいる中で、どのように信頼と実績のある人を選べば良いかわからない方もいるのではないでしょうか。
その時に活用したいのが「Pro Crowd Worker」という認定制度です。
顧客満足度、納品完了率、スカウト数、獲得報酬額などの基準を満たした人が選抜された、仕事能力の高いプロフェッショナル集団です。
契約金の2割が手数料
クラウドソーシングのビジネスモデルは、仕事をマッチングさせたことに対する手数料です。
クラウドワークスの場合は、契約金の20%が天引きされ、80%が受注者に振り込まれます。
例えば契約金が1万円の場合の内訳は、以下になります。
契約金 | 10,000円(税別) |
依頼者 | 11,000円(税込)の出費 |
クラウドワークス | 2,220円(税込)の天引き(契約金の2割とその消費税) |
受注者 | 8,800円(税込)の振込(契約金額8割とその消費税) |
クラウドソーシングと呼ばれるサービスは、このように手数料ビジネスの形です。
会社所在地 | 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー6階 |
電話番号 | 03-6450-2926 |
会社URL | https://crowdworks.co.jp/ |
Lancers(ランサーズ)
クラウドソーシング業界において、クラウドワークスと双璧をなしているのが「ランサーズ」です。
クラウドワークス同様、動画制作や Web サイト制作、デザインの分野で高スキル人材が揃っています。
プロフィール機能は、本人確認制度が細かく整っており、ユーザーがランキングごとに見えるので、安心して発注が可能です。
またランサーズにも「認定ランサー」という一定の基準を満たした高スキル人材を認定する制度があります。
ディレクターへの一括業務委託も可能
ランサーズでは、フリーランスに直接発注ができるだけではありません。
メディアやコンテンツ制作などのディレクションをそのまま依頼することも可能です。
例えば短期間で大量の動画を作らなければならないとき、適切なオペレーションの構築と、同時進行でできる人員の確保が欠かせません。
大きなプロジェクトであっても、ランサーズであればスピーディーに対応してくれます。
会社所在地 | 東京都渋谷区渋谷3丁目10-13 TOKYU REIT渋谷Rビル9F |
電話番号 | 05058244365 |
会社URL | https://www.lancers.jp/ |
coconara(ココナラ)
ココナラは「知識・スキル・経験」を売り買いすることができるフリーマーケットです。
動画クリエイター家編集者が個人で自分のスキルを「販売」しており、依頼者はそれを購入します。
動画の仕様や価格、納期についても自由に相談ができるので自分の都合に合ったクリエイターに依頼が可能です。
当社の取引実績が8000件を超え、動画クリエーターも2000人ほど登録しています。
企業の広報やマーケターの方、結婚式のムービーを作りたい方、イベントを控えた出演者や幹事の方などがリピーター客です。
他の2つのサービス同様ココナラも「PRO認定制度」を利用すればビジネスシーンで利用する同士のマッチングも可能です。
会社所在地 | 東京都渋谷区桜丘町20−1 渋谷インフォスタワー6F |
電話番号 | 非表示 |
会社URL | https://coconala.com/ |
動画制作を個人に依頼するメリット
特定のプラットフォームを使えば企業に頼らずとも、フリーランスで動く個人にも依頼ができるということがわかりました。
この章では、動画制作を個人に依頼するメリットとデメリットをお伝えしていきます。
両方の側面をしっかりと知っておくことで、どのような場合に個人にお願いをするか判断ができるでしょう。
個人の方が安く依頼できる
一般的に言えることとして、動画制作会社よりも個人にお願いをする方が安いということです。
企業は社員への給料や、会社を存続するための利益も出さなければなりません。
従って企業にお願いをする場合は、それなりに多くの中間手数料が取られます。
それに比べてフリーランスや個人事業主などは、個人で動いているため中間マージンがありません。
スキルの高いクリエーターに出会える
動画に関するスキルが高い人は、個人で活動をしている場合も多いです。
もともと大手の有名動画制作会社にいて、実績を積んでから独立した場合もあるからです。
この場合は、会社ではなく実績のあるクリエーターに直接依頼ができます。
個人の経験年数や実績によって変わりますので、独立して実績も積んでいる場合は、企業と同じくらいの価格帯になるときもあります。
誰が編集しているかがわかる
個人にダイレクトに発注する場合、その人の顔もしくは実績を知った上で依頼をする場合がほとんどです。
会社であれば企画から撮影、編集まで複数人の分量をしていることが一般的です。
また、案件ごとに担当者が違うというケースもあります。一方個人に依頼をする場合は、ダイレクトでその人に仕事の発注ができるので安心です。
同じ動画の素材でも、編集者が変われば全く別の動画になります。
信頼している人にお願いをすることで、期待している動画を納品してくれます。
急な変更にもフレキシブルに対応してくれる
会社にお願いをする場合は、変更点などがあった際は各所に連絡をするので時間がかかります。
しかし個人プレーヤーは、急な変更にも対応をしてくれる場合が多いです。
もちろん一人(もしくは少人数)でやっているので作業時間はかかるかもしれませんが、細かい変更や微調整にもすぐに対応してくれるのは個人ならではのメリットではないでしょうか。
動画制作を個人に依頼するデメリット
動画制作を個人に依頼するデメリットもしっかり考えた上で、会社と個人のどちらに依頼するべきかを判断してください。
ここでは個人ならではのデメリットを3つお伝えします。
途中で連絡がつかなくなるケースも
依頼する会社にとっては一番厄介なケースです。
打ち合わせをしてお金を払った後に連絡がつかなくなったということは、無いとは言い切れません。
一般的な会社であれば探し出すことは難しくありませんが、連絡がつかない個人に連絡をするのは難しいでしょう。
途中で逃げられないためにも、顔が見える相手や周りからの紹介で動画編集者を探すのがオススメです。
規模の大きい動画は依頼しづらい
会社であるメリットは、分業することによる効率性を生み出すためです。
企画、撮影、編集など幾つかに分けられる動画制作プロセスも、複数人で作業することでスムーズに行えます。
その点個人は、作業時間が限られていますので、規模の大きい仕事をそのまま投げることは難しいでしょう。
個人に依頼をするときは、「動画撮影」「アニメーション編集」など、作業範囲がはっきりとわかる形で依頼をすると良いでしょう。
個人によりクオリティに差が出る
説明したクラウドソーシングで仕事を依頼する場合は、 個人のクオリティに関して大きな差が出てしまう恐れがあります。
今回仕事をしていくってくれた方が、次回以降も続けて担当してくれるとは限りません。
その場合は新しい人を探さなければなりません。
当然ながら個人によって動画の編集スキルは差が出ます。
個人の実力を見るためには、依頼前に過去の制作実績を見せてもらうようにしてください。
制作実績を見ることで、作りたい動画ができそうか、また完成品をある程度イメージすることができます。
まとめ:個人に動画制作を依頼する方法
このページでは、個人に動画を依頼する方法について解説をしてきました。
クラウドソーシングは動画作成にかかわらず、ライターや翻訳など様々な職種でも一般的となっています。
人材不足に悩む企業でも簡単に仕切りのある人とマッチングすることができるため、自社で雇う必要がありません。
その点、個人であるがゆえにクオリティーに差が出たり、依頼できる仕事の規模が限られるといった制限もあることがわかりました。
ぜひメリットとデメリットを十分に把握した上で、個人での動画作成も検討してみてはいかがでしょうか。
動画制作を安く外注するなら「サムジョブ」にお任せください!
詳細は以下のバナーでチェックしてみてくださいね。