ダイナミックな映像が撮影でき、今や旅行やイベントでも大活躍のドローン。
「挑戦してみたいけど、使いこなせるか自信がない…」「いきなり購入するには予算が足りない…」と躊躇している方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、ドローンのレンタルサービスを利用してみましょう。
レンタルなら高価なドローンも1日数千円で試すことが可能です。
本記事では、失敗しないドローンレンタルサービスの選び方やおすすめのドローンレンタル業者を紹介します。
ドローンを気軽にレンタルしたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ドローンをレンタルするメリットとは
ドローンは性能により値段が違いますが、本格的な空撮ができるプロ仕様の機体であれば何十万円を超えることもあります。
しかし、レンタルなら初心者でも操縦しやすいタイプでは1泊2日で数千円、プロ仕様のタイプでも数日間で2万円前後とリーズナブルな価格でお試しが可能です。
安価でレンタルできるため、新機種や色々なメーカーのドローンを試したり、購入前に使用感を確かめたりと自分のお気に入りを見つけるのにも役立ちます。
レンタルなら面倒なメンテナンスも必要ありません。
レンタルサービス会社によっては、ドローン操縦講習を無料受講させてくれる場合もあるなど、初心者には嬉しいサービスもあります。
レンタルできるおすすめのドローン機種
「自分の目的に合うドローンが分からない…」とお悩みの方はいませんか。
そんな方のために、おすすめのドローン機種を用途別に紹介します。
旅行先での気軽な空中ドローン撮影におすすめ!DJI Mini
DJIは、中国のシリコンバレーとも呼ばれる広東省・深圳に拠点を置くドローンメーカーです。
シェア率NO1を誇り、一般向けドローン市場の7割を占有するトップメーカーとして人気を博しています。
DJIのMavic Miniは、折りたたんでポケットで持ち運べるほど軽量・小型。
機体が200g未満なので、現時点では航空法の適用外となり、申請不要で飛ばせます。
動画クリエイターの空中4K撮影におすすめ!Parrot ANAFI
Parrotはドローン市場シェア2位で、ドローンブームの火付け役として名高いフランスの老舗ドローンメーカーです。
ANAFIは、4KHDRビデオと2,100万画素の写真撮影ができるカメラを搭載したドローン。
最大25分間の飛行が可能です。
ブレ補正機能も付いているので、広大で美しい動画をブレずに撮影できます。
動画クリエイターの方にもおすすめです。
マリンスポーツのドローン撮影におすすめ!Power Dolphin
PowerVision社は北京に本社を置き、世界各国に拠点を持つロボティックデバイス企業です。
PowerVision社の製品の1つである「Power Dolphin」は、水面を走りながらサーフィンやヨットなどのマリンスポーツも撮影できる水中ドローン。
水面から、水面下を撮影することもできます。
水中も4Kでドローン撮影できる!FIFISH
QYSEA社は、2016年に中国の深センで設立された水中ロボットのリーディングカンパニーです。
完全水没型ドローンのFIFISHは、水中を4K映像で撮影することができます。
2019年度グッドデザイン賞を受賞した機体は、初心者でも直感的に制御できる操作性も魅力の1つです。
船上のレジャーや、ダイビングのお供にいかがでしょうか。
クボタの農薬散布用ドローン!T20K
クボタは、言わずと知れた日本が誇る産業用重機メーカーです。
クボタが開発した農業用ドローン「T20K」は、設定したコースで農薬を自動散布し、別デバイスで進捗も管理できるハイスペックドローン。
人が手作業で農薬散布するよりも速く、効率良く作業可能なのが特徴です。
高齢化が進んでいる地域や猛暑が危険な季節に、ぜひレンタルしてほしいドローンの1つといえます。
※初心者にもおすすめのドローンの機種について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
ドローン初心者におすすめの機種は?選び方のポイントも紹介
※これから空撮を楽しみたい方には以下の記事もおすすめです。
【カメラ付きドローン】空撮を楽しめるおすすめのドローンは?
【全国対応】おすすめのドローンレンタルサービス13選
ドローンのレンタルサービスを提供している業者は、以下の3つに分かれます。
- ドローン専門のレンタルサービス
- 電化製品やガジェット類のレンタルサービス
- 総合レンタルサービス
それぞれのおすすめの業者をご紹介します。
【ドローン専門】おすすめレンタルサービス1:ドローンレンタルセンター
ドローンレンタルセンターは、レンタル品の多さが自慢のドローン専門のレンタル会社です。
空撮だけでなく水中撮影のドローンも取り扱っており、本格的な撮影や、珍しいモデルを使いたい人におすすめ。
ドローン本体のレンタルだけではなく、タブレットや360度カメラ、電波測定器などパーツのみのレンタルも可能です。
運営しているドローンスクールの受講生・修了生には、無料か割引価格でドローンの貸し出しサービスがあります。
- 保険:あり
- 送料:別途
- 海外での使用:可能
ドローンレンタルセンターの店舗情報
店舗 | 東京 |
受付時間 | 10:00~19:00 (土日祝日は除く) |
対応範囲 | 日本全国 |
【ドローン専門】おすすめレンタルサービス2:ドロレン
引用:ドロレン公式サイト
ドロレンは、格安でドローンがレンタルできるドローン専門のレンタルサービスです。
往復の送料無料かつ業界最安値のレンタル料金が強み。
価格のみならず、必要なアイテムはすべてレンタル機材に含まれているので、届いたらすぐに撮影可能と利便性も高いです。
ドローンのセットアップ方法などをまとめたマニュアルも同封されているので、初心者でも簡単に操作ができます。
- 保険:あり
- 送料:無料(北海道・沖縄・離島は片道別途1,000円)
- 海外での使用:記載なし
ドロレンの店舗情報
店舗 | 東京 |
受付時間 | 11:00~20:00 (土日祝日は除く) |
対応範囲 | 日本全国 |
【ドローン専門】おすすめレンタルサービス3:セキドドローンレンタル
セキドドローンレンタルは、DJI正規代理店のレンタル会社です。
「PHANTOM4 PRO PLUS」のプランのみですが、本格的なドローン撮影がお手頃価格で楽しめます。
DIJ賠償責任保険にも加入しており、もしもの時も安心です。
レンタルした機材を5%OFFで購入することもできるので、お試しレンタルにもおすすめ。
- 保険:あり
- 送料:別途(2万円以上は配送無料)
- 海外での使用:可能(保険は自身で加入が必要)
セキドドローンレンタルの店舗情報
店舗 | 東京 |
受付時間 | 平日10:00~18:30 |
対応範囲 | 日本全国 |
【ドローン専門】おすすめレンタルサービス4:ドロサツ
引用:ドロサツ公式サイト
ドロサツは1泊2日3,980〜と格安でドローンがレンタル可能なドローン専門のレンタルサービスです。
空撮だけでなく水中撮影のドローンや産業用で使える赤外線カメラ搭載、高精度の測定が可能なモデルまで幅広く取り扱っています。
レンタルしたドローンが対人事故・対物事故を起こしても、保険が適用され最大1億円まで補償してくれるなど安心のサポート体制が強み。
さらに国土交通省への申請や、海外持ち出し可能機体などの用意もあり、シーンごとに臨機応変な対応が魅力です。
航空法対象エリアや気象情報を調べられるシステムを無償で提供してくれるので、初心者でも安心してレンタルできます。
- 保険:あり
- 送料:別途
- 海外での使用:可能
ドロサツの店舗情報
店舗 | 東京中央センター |
受付時間 | 10:30~16:30 (土日祝日は除く) |
対応範囲 | 日本全国 |
【ドローン専門】おすすめレンタルサービス5:ドローンレンタルネット
ドローンレンタルネットは、レンタル実績が豊富なドローン専門のレンタルサービスです。
1泊2日〜1ヶ月以上の長期のレンタルも対応可能とスケジュールに合わせてレンタルサービスの利用ができます。
急なドローンの撮影にも対応可能な即時発送サービスや、都内の店舗なら店頭引き渡しなど臨機応変に対応。
DJI特約販売店(正規代理店)のため、レンタルできるドローンは21種類と豊富です。
高価なモデルもお手頃な価格で試してみませんか。
また、ドローン以外にも今話題のカメラスタビライザーなどのレンタルも行っています。
さまざまなガジェットを試してみたい方におすすめ。
- 保険:あり
- 送料:無料
- 海外での使用:記載なし
ドローンレンタルネットの店舗情報
店舗 | 東京 |
受付時間 | 記載なし |
対応範囲 | 日本全国 |
【ドローン専門】おすすめレンタルサービス6:Sky Seeker
法人でドローンをレンタルしたいなら、Sky Seeker(スカイシーカー)がおすすめ。
レンタルでは一般用のドローンだけではなく、点検・調査や測量向けのさまざまな産業用のドローンを取り扱っています。
ドローンのメンテナンスやセットアップを自社管理し、バッテリーは満充電状態で届くので、すぐに使用できるのが特徴。
付属のカメラやオプションも充実しているので、目的に合わせたレンタルが可能です。
ドローンの育成スクールやセミナーも実施しており、スカイシーカーの講習を受講するとレンタル料金が割引になる特典があります。
- 保険:あり
- 送料:別途
- 海外での使用:可能
Sky Seekerの店舗情報
店舗 | 東京 |
受付時間 | 記載なし |
対応範囲 | 日本全国 |
【ガジェット類専門】おすすめレンタルサービス7:ACEレンタル
引用:ACEレンタル公式サイト
ACEレンタルは、ドローンやカメラ機材のレンタル・配達を行っています。
DJIとParrotモデルのレンタルが可能です。
法人なら、レンタル料金10,000円以上で東京都内なら送料無料で配送してくれます。
長期のレンタルの場合は、レンタル料金が割引になるのが特徴です。
初心者でも安心して操縦できるように、オペレーターによる空撮サポート制度を導入。
一眼レフやビデオカメラ、アクションカメラなど幅広く取り扱っているので、イベントや撮影で複数のガジェットが必要な際は1社ですべて完結するので便利です。
- 保険:なし
- 送料:東京23区は送料無料
- 海外での使用:記載なし
ACEレンタルの店舗情報
店舗 | 東京 |
受付時間 | 9:30~19:00 |
対応範囲 | 日本全国 |
【ガジェット類専門】おすすめレンタルサービス8:GOOPASS
引用:GOOPASS
GOOPASSは、ドローンを含めて約1,500種類以上のカメラやレンズなどの撮影機材をレンタルし放題の月額制(サブスクリプション)サービスです。
商品の返却期限は設けておらず、契約は最短1ヶ月〜、1ヶ月ごとに自動更新されます。
ドローンの操縦が初心者や、どの機材を選べばいいかわからない方は、オンライン相談を利用してみましょう。
機材の選び方や撮影方法などを無料で相談できます。
- 保険:記載なし
- 送料:無料
- 海外での使用:記載なし
GOOPASSの店舗情報
店舗 | 記載なし |
受付時間 | 10:00~21:30 |
対応範囲 | 日本全国 |
【ガジェット類専門】おすすめレンタルサービス9:株式会社メディア・リース
引用:株式会社メディア・リース
撮影機器レンタル会社の株式会社メディア・リースもドローンのレンタルができます。
ドローンの飛行許可の承認代行サービスや操縦教習所、安心保険制度と充実したサービス体制が自慢です。
一般撮影用から産業用ドローンまで豊富な品揃えが自慢で、日本ではまだ珍しい水中ドローンもレンタルできます。
また、撮影用途や状況に応じたドローン選定もしてくれるので、初心者でも安心です。
日本全国へ出張してくれる撮影代行サービスもあります。
- 保険:あり
- 送料:記載なし
- 海外での使用:記載なし
株式会社メディア・リースの店舗情報
店舗 | 赤坂・新橋 |
受付時間 | 10:00~19:00 |
対応範囲 | 日本全国 |
【ガジェット類専門】おすすめレンタルサービス10:ストロベリーメディアアーツ
ストロベリーメディアアーツは、映像制作を手掛ける企業のレンタルサービスです。
ドローンだけでなく、照明や音響機材、プロジェクター、カメラなどありとあらゆるイベントに欠かせない機材が揃っています。
個人から法人まで幅広いニーズに対応可能です。
ドローンの設置・撤去・オペレーター派遣とオプションも充実しています。
レンタルを希望する際は、メール(問い合わせフォーム)での連絡が必要な点に注意してください。
- 保険:記載なし
- 送料:記載なし
- 海外での使用:記載なし
ストロベリーメディアアーツの店舗情報
店舗 | 東京・大阪・福岡・鹿児島・沖縄 |
受付時間 | 10:00~19:00 |
対応範囲 | 記載なし |
【総合レンタル】おすすめレンタルサービス11:DMMいろいろレンタル
DMMいろいろレンタルは、DMM.comが提供しているレンタルサービスです。
生活に必要な商品のレンタルだけではなく、トイドローンを中心にドローンのレンタルを行っています。
24時間いつでもネット申し込みができ、レンタル可能日や日数別の価格がすぐに確認できるのも、DMMいろいろレンタルの特徴。
サービスを利用するには無料会員登録が必要ですが、DMMポイントが貯まり、DMM内の他のサービスでも使えるのでお得です。
- 保険:あり
- 送料:無料
- 海外での使用:記載なし
DMMいろいろレンタルの店舗情報
店舗 | 記載なし |
受付時間 | 24時間・365日 |
対応範囲 | 日本全国 |
【総合レンタル】おすすめレンタルサービス12:Rentio
引用:Rentio公式サイト
Rentio(レンティオ)は、送料無料でお手軽にドローンがレンタルできる総合レンタルサービスです。
カメラや家電、ガジェットなどの総合レンタルサービスを提供しています。
レンタル後に気に入ればそのまま購入も可能なので、お試しのレンタルにピッタリです。
1日単位はもちろん、月額プランの場合、返却期限なしで使いたい放題。
都合に合わせてレンタルできるのが魅力です。
レンタル品に自然故障や不具合が起こった場合の費用請求はありません。
操作時に破損してしまった場合でも、上限を超えた修理代金の請求がされないなど安心の保険制度が強みです。
- 保険:あり
- 送料:無料
- 海外での使用:可能
Rentioの店舗情報
店舗 | 記載なし |
受付時間 | 11:00~18:00 |
対応範囲 | 日本全国 |
【総合レンタル】おすすめレンタルサービス13:モノカリ
引用:モノカリ
業界最安値でドローンをレンタルしたいなら、モノカリがおすすめです。
本体のみの貸出から初心者向けの安心セットまで、送料無料の幅広い格安プランが用意されています。
日本全国レンタルが可能、さらに空港受け取りもできるため、海外旅行での撮影の際も気軽に借りることが可能です。
都内の店舗受取なら、当日のドローンレンタルも可能と急な予定にも対応してくれます。
64GBのSDカードが無料でついてくるので、ドローンが届いてすぐに撮影をしたい方には最適です。
- 保険:あり
- 送料:無料
- 海外での使用:可能
モノカリの店舗情報
店舗 | 東京 |
受付時間 | 11:00~18:00 |
対応範囲 | 日本全国 |
ドローンをレンタルする時の注意点
ドローンをレンタルする時に注意してほしい点は、以下の通りです。
- 天候の影響で理想の撮影ができない場合がある
- レンタル期間の設定に注意する
- ドローンをレンタルしたいスケジュールが適切か確認する
- ドローンのサイズを確認する
- 予備バッテリーが付いていない場合もある
- 高画質カメラやジンバルのオプションがあるかどうか
注意点を順に解説し、最後にドローンに搭載されている便利な機能を紹介します。
天候の影響で理想の撮影ができない場合がある
ドローンをレンタルする時の注意点1つ目は、レンタル期間中に天候などの影響で理想の撮影ができない場合があることです。
ドローンは精密機械のため、雨風にさらされると、モーターの故障やバッテリーがショートするなどのトラブルを引き起こしやすくなります。
小雨でも雨が降っている場合はドローンの撮影はやめましょう。
風が強い日もドローンの撮影ができない場合があります。
国土交通省は、「5m/s以上の突風が発生するなど、無人航空機を安全に飛行させることができなくなるような不測の事態が発生した場合には即時に飛行を中止する。」と定義しました。
風速5m/s以上の時はドローンの飛行を控えることをおすすめします。
また、砂埃にも注意が必要です。
プロペラの回転により砂埃を巻き上げやすく、モーターやジンバルの不具合につながる可能性があります。
ドローンを浜辺や砂丘などで飛ばす際には発着・離着地点にはシートなどを敷き、砂埃をたたせないようにしましょう。
安全で理想の撮影をするためにも、ドローンをレンタルする日程の天気予報と風力のチェックは必ずしてください。
レンタル期間の設定に注意する
ドローンをレンタルする時の注意点2つ目は、レンタル期間の設定に注意することです。
特にドローンの操作に不慣れな初心者だと、操縦の練習だけでレンタル期間が終わってしまう可能性があります。
ドローンを上手く操作するためには、やはり一定期間の練習時間は必要です。
練習期間を確保するためにも、レンタル期間は長めに設定することをおすすめします。
ドローンをレンタルしたいスケジュールが適切か確認する
ドローンをレンタルする時の注意点3つ目は、ドローンをレンタルしたいスケジュールが適切かどうかです。
レンタル会社によっては、本人確認書類の手続きが必要だったり、在庫が不十分だったりとレンタルするまでに時間を要する場合もあります。
もし急な旅行や調査などでドローンをレンタルしたい場合には、当日受取や申込み日に当日発送してくれるレンタル会社を選びましょう。
レンタル会社のホームページなどで、最短発送期間や申込み後の流れを事前にチェックすることがおすすめです。
予備バッテリーが付いていない場合もある
ドローンをレンタルする時の注意点4つ目は、予備バッテリーが付いていない場合もあることです。
ドローンの充電時間はおよそ60分〜90分といわれています。
またドローンの飛行できる時間は、空撮用ドローンは30分程度、トイドローンだと10分以下程度です。
屋外でドローンを楽しむ場合、予備バッテリーは2〜3本持っていた方が安心といえます。
ドローンレンタル会社の基本プランに予備バッテリーが付いているかどうか確認しましょう。
ドローンのサイズを確認する
ドローンをレンタルする時の注意点5つ目は、ドローンのサイズを確認することです。
撮影したい場所やシーンに合わせて、ドローンのサイズを選ぶのもいいでしょう。
屋内で飛行が楽しみたいなら、手のひらサイズのミニドローンやトイドローン。
屋外の風景や美しい景色を撮影したいなら、サイズが大きめの空撮ドローンを選んでください。
高画質カメラやジンバルのオプションがあるかどうか
ドローンをレンタルする時の注意点6つ目は、高画質カメラやジンバルのオプションがあるかどうかです。
本格的な撮影をドローンで楽しみたいなら、1920×1080のフルHD解像度以上に対応しているモデルを選びましょう。
4K撮影ができるモデルであれば、映像の粗さが目立たない高精細な映像の撮影ができます。
ドローンで空撮をするなら、ジンバルがついているものを選びましょう。
シンバルは、映像を安定させる役割があります。
ドローンは風の影響を受けやすいため、ジンバルが付属してなければ、不安定な映像になるかもしれません。
軽量のトイドローンだとジンバルが付属されていない場合が多いので注意しましょう。
※カメラ付きのドローンについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしましょう。
【カメラ付きドローン】空撮を楽しめるおすすめのドローンは?
ドローンに搭載されている便利な機能も知っておこう
ドローンには、たくさんの便利な機能が搭載されています。
よくある便利な機能は、以下の表を参考にしてみてください。
自動追尾機能(フォローミーモード) |
|
FPV |
|
障害物検知機能 |
|
落下防止機能 |
|
GPS機能 |
|
ヘッドレスモード |
|
ドローンレンタルサービスの失敗しない選び方
ドローンのレンタルサービスで失敗しないために、ぜひチェックしてほしいポイントがあります。
- 飛行許可の申請を代理で手続きしてくれるか
- 損害賠償保険をかけられるか
- 送料の有無
- 目的に合ったドローンを借りられるか
それぞれのポイントを詳しく解説します。
飛行許可の申請を代理で手続きしてくれるか
ドローンレンタルサービスの失敗しない選び方1つ目は、飛行許可の申請を代理で手続きしてくれるかどうかです。
ドローンを含む無人航空機の飛行には、国土交通省によって飛行エリアや飛行条件などのルールが設けられています。
出典:国土交通省
飛行許可が必要なエリアで撮影したい場合は、事前手続きが必要となります。
ドローンレンタル業者によって、飛行許可の申請を代理で手続きしてくれる業者と、代理手続きに対応していない業者がありますのでチェックしましょう。
※申請方法や申請先など飛行許可について詳しい内容はこちらの記事をご確認ください。
ドローン飛行の申請方法を解説!許可が必要なケース、申請先は?
損害賠償保険をかけられるか
ドローンレンタルサービスの失敗しない選び方2つ目は、損害賠償保険の加入手続きを請け負ってくれるかどうかです。
ドローンは障害物や風などの気象条件等により、落下するリスクがどうしても避けられません。
ドローンが落下して他人の所有物を損壊した、ドローン自体が破損した場合の弁償は、きちんと考慮しておくべきポイントです。
損害賠償保険は、必ず加入にしましょう。
保険加入の際に、保険の手続きも代行してくれるドローンレンタル業者だと便利でおすすめです。
レンタル業者によっては無償で保険をつけているケースもあります。
補償の条件やいくらまで補償してもらえるのかなどの内容もチェックしてください。
送料の有無
ドローンレンタルサービスの失敗しない選び方3つ目は、送料の有無です。
送料の有無は、ドローンレンタル業者によって異なります。
ドローンは部品も含めるとそれなりに大きな荷物になるため、送料別の場合は3,000円以上の送料が発生する可能性は否定できません。
レンタル業者のホームページを確認したり、問い合わせをしたりして思わぬ出費は避けましょう。
レンタルする前に、送料込みの価格か、送料が発生する場合はいくら位になるのかなどを把握してください。
「こんなに送料がかかるなんて知らなかった…」とショックを受けずに済みます。
目的に合ったドローンを借りられるか
ドローンレンタルサービスの失敗しない選び方4つ目は、目的に合ったドローンを借りられるかです。
ドローンには、おもちゃ感覚で遊べる軽量・短時間飛行・ロースペックのドローンから大型で高性能カメラも付帯した産業用ハイスペックドローンまで、さまざまな種類があります。
ドローンの種類は、以下のように大きく3つに分けられます。
トイドローン |
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空撮用ドローン |
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産業用ドローン |
|
ドローンの種類によって、レンタル料金が異なります。
また、ドローン本体の総重量が200gを超えると、航空法により飛行場所の制限があることに注意してください。
自分の目的に合うドローンをレンタルできる業者を選びましょう。
なお、法人向けのドローンレンタル業者も多いので、個人でレンタルサービスを利用したい方は覚えておいてください。
ドローンを飛ばす際の注意点
ドローンを飛ばす際には、いくつか事前に知っておきたい注意点があります。
- ドローンには飛行禁止空域や飛行方法に制限がある
- ドローンは夜間飛行できない
- ドローンの操縦には国土交通省の許可が必要
- 2022年の12月からドローン免許は国家資格に変更
それぞれの注意点を順にチェックしていきましょう。
ドローンには飛行禁止空域や飛行方法に制限がある
ドローンを飛ばす際の注意点ひとつ目は、ドローンには飛行禁止区域や飛行方法に制限があることです。
航空機との接触や、万が一ドローンが落下した際に人に怪我をさせるリスクを避けるためにも、必ずドローンを飛ばす際のルールを確認しましょう。
航空法により、以下の空域で許可なくドローンを飛ばしてはいけません。
- 人家の密集地域の上空
- 空港周辺の上空
- 災害発生中の上空など緊急用務空域
- 150m以上の上空
- 国会議事堂や皇居など国の重要な施設の周辺
- 外国公館の周辺
- 防衛関係施設の周辺
- 原子力事業所の周辺
上記の空域でドローンを飛行させたい場合は、①〜④は国土交通省に、①、⑤〜⑧施設管理者などの同意や都道府県公安委員会への事前通報が必須なので注意してください。
飛行空域を問わず課せられるルールは以下の通りです。
- 飲酒時の飛行禁止
- 人を追いかけまわすなど危険行為による飛行禁止
- 夜間での飛行禁止
- 目視できる範囲内の飛行
- 人や建物との距離を30m以上確保
- 催し場所での飛行禁止
- 毒物や凶器、火薬などの危険物の輸送禁止
- 物件投下の禁止
参照:国土交通省からのお知らせ~無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルールについて~
③〜⑧の方法によらずに飛行させたい場合は、国土交通大臣の承認が必要なことを覚えておきましょう。
国土交通省からの適切な許可・承認を取得せずに、ドローンを飛行させた場合は懲役又は罰金に科せられるのでくれぐれも注意してください。
ドローンのレンタル会社が、飛行許可の代行をしてくれる場合もあるので、確認することをおすすめします。
ドローンは夜間飛行できない
ドローンを飛ばす際の注意点2つ目は、ドローンは夜間飛行できない点です。
ドローンは安全を確保するために、一般的に日の出から日没までの間しか飛行できません。
夜間にドローンを飛ばしたい場合は、事前に国土交通省への申請が必要です。
ただし、昼間と同じような飛行ができなかったり、定められたドローンの飛行時間の証明が必要だったりするので注意してください。
もし申請なしで夜間飛行を行った場合、航空法違反として罰金刑50万円以下に処されます。
ドローンの操縦には国土交通省の許可が必要
ドローンを飛ばす際の注意点3つ目は、ドローンの操縦には国土交通省の許可が必要な点です。
ドローンを操縦する際には、国土交通省への許可や承認が必要です。
もし国が認定する民間団体の資格を有していれば、飛行許可手続きが簡素化されるメリットがあります。
※ドローンの資格や免許に関する詳細は、こちらの記事で確認してください。
ドローンに資格や免許は必要なの?種類や取得費用、法律も解説!
2022年の12月からドローン免許は国家資格に変更
ドローンを飛ばす際の注意点4つ目は、レベル4の飛行には国家資格が必要な点です。
これまでドローンの資格は民間資格しかありませんでしたが、2021年3月に閣議決定された「航空法改正案」により、2022年12月5日からドローンの免許に国家資格の導入が開始されました。
国家資格の導入により、現行のレベル1〜3に加えて、「有人地帯(第三者上空)での補助者なし目視外飛行(レベル4飛行)」が解禁されました。
レベル1 | 目視内での操縦飛行 |
レベル2 | 目視内での自動・自律飛行 |
レベル3 | 無人地帯での目視外飛行 |
レベル4 | 有人地帯(第三者上空)での目視外飛行 |
レベル4の解禁により、以下のようなサービスが実現します。
- 橋梁や工事設備などの保守点検
- イベント設備や広域施設などの警備
- 写真・映像撮影のための空撮
- 建設現場などの測量や森林資源調査
- 災害時の救助活動や救援物資輸送
- 山間部や離島などへの医薬品・食料品の配送
ドローンを利用するニーズは個人で撮影を楽しむだけではありません。
インフラや設備の老朽化、就労人口の減少など社会問題を解決するために、ドローンを活用したいと検討している企業も存在します。
レベル4の開始により、今後の技術発展がますます期待されると予測可能です。
ドローンでの撮影をお願いするのもアリ
本格的な空撮をしたい方は、ドローンでの撮影をプロに依頼するのがおすすめです。
以下のようなお困りごとを抱えているなら、動画制作会社に任せましょう。
- ドローン規制が厳しくて、どこで飛ばしていいのかよくわからない…
- 本格的な空撮をしたいけど、素人では限界がある…
弊社サムシングファンは動画の編集はもちろん、撮影中に映像のチェックも可能なため、よりご希望に近い空撮が可能です。
安全面もお任せください。
スタッフ2名以上で安全に配慮した上で撮影に臨み、事前の下見でもGPS感度の状況や高圧線など安全にフライトが可能か確認するので安心してご依頼いただけます。
もちろんいざというときの賠償保険も完備しています。
気になる方は、ぜひサムシングファンにお問い合わせください。
※サムシングファンのドローンを用いた空説の映像実績
※ドローンの撮影ができるおすすめの会社についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
ドローンの空撮・撮影ができるおすすめの会社6社と撮影費の内訳や注意点をご紹介
まとめ:ドローンレンタルはモデルだけでなくオプションも確認!
失敗しないドローンレンタル業者の選び方と、おすすめのドローンレンタルサービス業者を紹介しました。
レンタル業者によって取り扱っているドローンのメーカーやモデルが異なります。
ドローンのレンタルサービスを失敗しないためにも、レンタルサービスを選ぶ際に気を付けてほしいポイントをおさらいしましょう。
- 飛行許可の申請を代理で手続きしてくれるか
- 損害賠償保険をかけられるか
- 送料の有無
- 目的に合ったドローンを借りられるか
レンタルサービス業者によって、付属しているオプションも違います。
国土交通省への申請サポートがあったり、延長システムが臨機応変だったりなど、ご自身に必要だと思うオプションを選びましょう。
映像制作会社「サムシングファン」では、動画クリエイターとして案件を獲得するコツもご紹介しています。
動画編集の仕事に興味がある方は、ぜひ下記のバナーからチェックしてみてください。