トイドローンなどの小型タイプも増えて、一般的になってきたドローン。
- 種類が多すぎてどれを買うべきか迷う…
- どのメーカーが人気なのか…
- 何を基準に選べばいいのか…
などと、購入で迷っている方は多いのではないでしょうか。
私もはじめてドローンを購入する時はとても迷いました。
そこで、今回は「選び方のポイント」「人気のドローン」「操作時の注意点」をドローン初心者でもわかりやすくご紹介していきます。
これからドローンを購入する予定の方、ドローンが気になっている方はチェックしてみてくださいね。
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目次
ドローンの選び方で抑えておくべき3つのポイント
まずはドローンを選ぶ際の注意点です。
- ドローンの重さ
- 操作性をチェック
- 空撮のクオリティをチェック
最低でもこれらの3つはチェックしておくようにしましょう。
ポイント①:ドローンの重さ
ドローンは大きさによって、航空法が適用されます。
基準は200g未満なのか、200g以上なのかです。
200g以上のドローンを飛行させる際は「飛ばすエリアが航空法に該当していないか」をチェックする必要があります。
一方で200g未満のトイドローンであれば、航空法などの規制の対象外になるので、気軽に操縦を楽しむことができます。
とはいえ、トイドローンでも規制は全くないわけではありません。
各自治体が定めた条例や民法などでトイドローンを含むすべてのドローンの飛行を禁止しているので、事前に確認が必要です。
ドローン規制についてはのちほど解説するので、チェックしておきましょう。
ポイント②:操作性をチェック
特にはじめてドローンを購入する場合は操作性もチェックが必要です。
- 自動帰還機能:電波が途切れても自動で帰還する機能
- 緊急停止機能:プロペラ接触時に自動で電源が切れる機能
- 高度維持機能:機体を安定した状態に保つ機能
- プロペラガード:プロペラを保護するアイテム
- エリア制限機能:制限区域への侵入を防ぐ機能
- 障害物検知機能:センサーを使って障害物を回避する機能
などと、メーカーやモデルによってさまざまな機能や付属品が付いています。
付いている機能によってもドローンの値段は異なってくるので、予算と相談してみてくださいね。
ポイント③:空撮のクオリティをチェック
ドローンの大きな特徴として「空撮ができる」という点があります。
ただし、トイドローンの一部のモデルにはカメラが搭載されていないことも。
単に操作を楽しむだけのモデルもあるので、トイドローンを購入する際はカメラが搭載されているかをチェックしておきましょう。
また、ドローンによって搭載されているカメラのクオリティが異なります。
- 4K対応カメラ
- フルHD対応カメラ
など、本格的なカメラを搭載しているドローンも多いので、こちらも予算と相談して選びましょう。
あわせて、FPV(First Person View)という、リアルタイムで映像を見ながらドローンを操作できるモデルもあります。
空撮が目的であるならFPVは必須です!
ドローンの人気メーカーは3つ
ドローンを取り扱っているメーカーはたくさんありますが、ここで紹介する3つのメーカーは特に人気でおすすめです。
- DJI(ディージェーアイ)
- Holy Stone(ホーリー・ストーン)
- Hubsan(ハブサン)
それぞれ詳細を見てみましょう。
ドローン人気メーカー①:DJI(ディージェーアイ)
中国に本拠地があり、8割以上の世界シェアを誇る、業界最大手のメーカーです。
取り扱っているモデルは娯楽目的から事業用のドローンまで幅広い層のユーザーに支持されています。
価格も低価格のエントリーモデルからハイエンドモデルまでさまざまなので、目的やレベルに合わせて最適なドローンを選ぶことができます。
ドローン人気メーカー②:Holy Stone(ホーリー・ストーン)
2014年創業の中国のおもちゃメーカーとして知られているホーリー・ストーンはトイドローンメーカーとしても有名な企業です。
コストパフォーマンスに優れていて、かつ日本語のサポートが手厚いところも魅力。
ドローン人気メーカー③:Hubsan(ハブサン)
中国に本拠地がある2010年創業のドローンメーカー。
メインは低価格で売られているトイドローンの製造ですが、一部本格的な空撮のできるドローンも取り扱っています。
本体だけでなく、パーツも低価格で購入できるので、ドローンをカスタマイズして楽しむことも可能です。
【価格別】初心者にもおすすめのドローン人気モデル
ではドローンの選び方、人気メーカーが知れたので、ドローンの人気モデルを価格別に見ていきましょう。
- 1万円前後
- 5万円前後
- 10万円以上
上記の3つの価格帯に分けてご紹介していきます。
【1万円前後】ドローン人気モデル
1万円前後のドローンは、基本的にトイドローンといわれる小さな機体のドローンです。
これからドローンを始める初心者におすすめなので、初めてドローンを購入する方はチェックしてみて下さい。
【1万円前後】人気モデル①:ホーリーストーン HS160
参考:HOLY STONE
初心者でも手軽に楽しめる、コンパクトで高性能なドローン
ポケットに入るサイズでスタイリッシュなデザインなので、持ち運びにも便利なトイドローンです。
専用送信機での操作とスマホのスワイプ操作の2WAYコントロールであなたにあった操作方法を選べます。
重さ | 約83.5g |
サイズ | 約17㎝×16㎝×3.4㎝ |
連続飛行時間 | 約15分間 |
ジャイロ機能 | 有 |
写真撮影機能 | 有 |
FPV機能 | 有 |
自動帰還機能 | 無 |
動画撮影機能 | 有 |
充電モード | バッテリー式 |
その他の機能 | WI-FIモバイルコントロール/4段階のスピード調整 |
【1万円前後】人気モデル②:Ryze トイドローン Tello Powered by DJI
参考:DJIオンラインストア
プログラミングも楽しめるオリジナリティーのあるトイドローン
ドローン界で一番人気のDJIとIntelによるコラボレーションで充実した機能を搭載したドローンです。
ScratchというプログラミングでTello用のアプリケーションの開発も可能。
重さ | 約81.6g |
サイズ | 約9.2㎝×9.8㎝×4.1㎝ |
連続飛行時間 | 約13分間 |
ジャイロ機能 | 無 |
写真撮影機能 | 有 |
FPV機能 | 有 |
自動帰還機能 | 無 |
動画撮影機能 | 有 |
充電モード | USB充電 |
その他の機能 | WI-FIモバイルコントロール/プログラミング |
【1万円前後】人気モデル③:Parrotドローン Mambo FLY
付属品を追加すればオリジナルのドローンを楽しめる
空撮は垂直カメラで直下の撮影も可能です。
自動操作機能など高性能な操作システムで安定したフライトを楽しめるので、初心者にもおすすめです。
重さ | 約63g |
サイズ | 約18㎝×18㎝ |
連続飛行時間 | 約10分間 |
ジャイロ機能 | 有 |
写真撮影機能 | 有 |
FPV機能 | 有 |
自動帰還機能 | 無 |
動画撮影機能 | 有 |
充電モード | 充電式 |
その他の機能 | フリーフォールテイクオフ/オートホバリング/カットアウトシステム |
【5万円前後】ドローン人気モデル
5万円前後は機体の重さはトイドローンよりも重く、200gを超えるモデルがメインになります。
中級レベルの方や、トイドローンよりも本格的なものに挑戦したい方におすすめです。
【5万円前後】人気モデル①:Mavic Mini
参考:DJI公式サイト
滑らかな映像が魅力!こだわった空撮ができる
カメラの画質だけでなく、機体の安定感もあるので、映像の滑らかさにこだわりたい方におすすめです。
専用アプリのDJI Flyで映画のようなカメラワークも楽しめます。
重さ | 約249g |
サイズ | 約24.5㎝×2.9㎝×5.5㎝ |
連続飛行時間 | 約18分間 |
ジャイロ機能 | 有 |
写真撮影機能 | 有 |
FPV機能 | 有 |
自動帰還機能 | 無 |
動画撮影機能 | 有 |
充電モード | バッテリー式 |
その他の機能 | GPS/WI-FIモバイルコントロール/SDカード対応 |
【10万円以上】ドローン人気モデル
10万円以上のモデルはスペックが高く、本格的な空撮や操作を目的としている上級者向けです。
10万円以上でも一部のモデルはセーフティー機能も充実しているので、初心者の方でも操作しやすいものもあります。
【10万円前後】人気モデル①:Mavic Air
参考:DJI公式サイト
カメラ機能、飛行性機能のバランスがばっちりなコスパの高いドローン
ポケットに入るほどコンパクトにも関わらず、4K動画やパノラマ、360℃撮影などもできるスペックの高い機能も搭載。
障害物センサーが付いているなど、安全飛行のサポートもばっちりです。
重さ | 約430g |
サイズ | 約16.8㎝×8.3㎝×4.9㎝ |
連続飛行時間 | 約21分間 |
ジャイロ機能 | 有 |
写真撮影機能 | 有 |
FPV機能 | 有 |
自動帰還機能 | 無 |
動画撮影機能 | 有 |
充電モード | 充電式 |
その他の機能 | 自動撮影機能/障害物センサー/スマートキャプチャ |
【10万円前後】人気モデル②:Phantom4
参考:DJIオンラインストア
本格的な空撮がしたい!飛行時間がもっと欲しいなら買うべきドローン
自動障害物回避機能やワンタッチ帰還ボタンなどのセーフティーモードもばっちりなので、初心者でも安心して操作できます。
動く被写体を追いかけるアクティブトラック機能や飛行モードも3種類あるなど、空撮に関してもさまざまな機能があり、本格的な撮影を楽しめます。
重さ | 約1380g |
サイズ | 対角寸法約35㎝ |
連続飛行時間 | 約28分間 |
ジャイロ機能 | 有 |
写真撮影機能 | 有 |
FPV機能 | 有 |
自動帰還機能 | 無 |
動画撮影機能 | 有 |
充電モード | 充電式 |
その他の機能 | 自動障害物回避機能/ワンタッチ帰還ボタン/GPS/WI-FIモバイルコントロール |
ドローン操作時の注意点
ドローンの飛行には規制があります。
飛行時の規制を守らないと罰則が科せられる可能性もあるので、これからドローンを飛ばす予定のある方はしっかりと規制を把握しておきましょう。
- 航空法によるドローン規制地域・条件がある
- 航空法で飛行が禁止されているエリアがある
- 航空法で承認が必要な飛行方がある
- 小型無人機等飛行禁止法により飛行が禁止されているエリアがあり
- 道路交通法で道路使用許可書が必要な場合がある
- 民法により土地の所有者の許可が必要な場合がある
などと、さまざまな規制があります。
ドローン規制に関してより詳しくチェックしたい方は「自由にドローンは飛ばせない!?ドローン規制の法律について解説」もチェックしてみてくださいね。
まとめ:あなたにあったドローンを選んで安全に飛行させよう
手軽に購入できるドローンがたくさんリリースされたことで、どのドローンを選べばよいのか迷いがちですが、ポイントは2つ。
- あなたのレベルに合ったドローンを選ぶ
- ドローンを使う目的に合わせて選ぶ
この2つをもとにドローンを選べば、あなたに最適なドローンを見つけることができるでしょう。
またドローンを飛ばす際は規制に引っかかっていないかを事前に確認して、安全にフライトを楽しみましょう!
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