SNSが生活の一部になりつつある現代において、大学もうまくアカウントを運用すると多くのメリットを得られます。
特に、少子高齢化が進む日本では、受験数の増加を目指すためにも、SMS活用は必須といえるでしょう。
そこで本記事では、大学がSNSを活用した成功事例を紹介します。
SNSを活用するメリットや成功させるコツも紹介しているので、併せて参考にしてください。
目次
大学別|SNS活用の成功事例3選
まずは、大学別にSNS活用の成功事例を3つ紹介します。
今回紹介する大学は、それぞれ活用しているSNSが異なります。
各大学のSNS活用目的を参考にしながら、それぞれの事例をチェックしてみてください。
藍野大学
https://www.tiktok.com/@aino_univ
1つ目は、藍野大学が行っているTikTok活用の成功事例です。
在学生をはじめ、教員も参加している動画ではキャンパスライフがわかる内容になっています。
例えば、日々の研修内容を紹介した動画では、どのように実習を進めているのかが理解しやすく、入学後のイメージが沸きやすいでしょう。
動画を制作する際は各学科の教授や在学生からアンケートを取り、同大学の魅力をリアルに表現することを心掛けました。
その結果、ほかの大学にはない独自性が明確となり、オープンキャンパスの誘致に成功しています。
同大学の投稿は350万再生や5万いいねなど、バズるコンテンツを配信しているのも特徴です。
そのため、多くのユーザーの目に留まりやすくなり、SNS活用の目的である認知拡大にも大きく貢献しています。
関西学院短期大学
https://www.instagram.com/kwansei_seiwa/reels/
2つ目は、関西学院短期大学が行っているinstagram活用の成功事例です。
在学生の活動内容やインタビューなどを通して、同短期大学の良さや雰囲気を訴求しています。
短期大学内にある施設などを紹介するコンテンツを見れば、入学後のイメージも沸きやすくなるでしょう。
なお、弊社では投稿のインサイトを分析し、エンタメ要素の強い投稿よりも同短期大学の良さや特徴がわかる投稿が伸びやすいと予測しました。
その予測をもとに投稿内容や訴求の順番を変えた結果、平均再生数を向上させ、過去最高の再生回数を記録しました。
同短期大学は、認知拡大やオープンキャンパスへの誘致を目的にInstagramを運用しています。
動画内で同短期大学の良さをアピールすることで、今まで興味を持っていなかった学生の関心度も高められます。
大同大学
3つ目は、大同大学が行っているYouTube活用の成功事例です。
芸人をインタビュアーに起用して、学部の特徴や学生のリアルな声をバラエティ番組風に訴求しています。
芸人を活用することによって話のテンポが良くなり、飽きにくい動画に完成しているのがポイントです。
なお、同大学は広告を併用したため、より多くの視聴者に同大学の魅力を届けることに成功しました。
以前は平均1,000回再生ほどだったものが、2.5~2.7万回再生を記録しており、同大学の認知拡大に大きく貢献しています。
同大学は情報理解やオープンキャンパスへの誘致を目的にYouTubeを活用しており、リアルな声を楽しく発信しています。
明るくわかりやすい動画は、同大学への興味・関心を高める際に役立つでしょう。
大学がSNSを活用するメリット
大学がSNSを活用するメリットは、主に以下の3つです。
- 認知度の向上に役立つ
- リアルな情報を伝えられる
- ブランド価値の向上につながる
それぞれについて解説します。
認知度の向上に役立つ
大学がSNSを活用すると、認知度の拡大に役立ちます。
大学の多くはホームページを持ち、必要な情報を発信しているはずです。
しかし、ホームページは大学を知り、より詳しい情報を知りたいと思った方しかアクセスしないケースがほとんどです。
つまり、大学への興味が薄い方にはアピールできず、認知度の向上に役立てるのは難しいでしょう。
SNSを活用して大学の情報を発信したり、学生の取り組みを紹介したりすると、もともと大学に興味を示していなかった方にも認知してもらえます。
より多くの方の注目を集められるようなコンテンツを発信できれば、メディアに取り上げられる可能性もあり、幅広い層に大学の魅力を伝えられます。
リアルな情報を伝えられる
SNSを活用すれば、よりリアルな情報を伝えられます。
例えば、今大学内で力を入れている研究がある場合、その様子を発信することも可能です。
今後予定しているイベントがあれば、SNSを通して告知することもできるでしょう。
SNSは現在大学で起こっていることをリアルタイムで発信できるため、今の情報を知りたい方からの需要が見込めます。
ブランド価値の向上につながる
SNSで継続的に発信すると、ブランドイメージが確立されやすくなります。
例えば、イベントに力を入れていたり、部活動が盛んだったりと大学ごとの特徴がそれぞれあるはずです。
その魅力を中心にSNS発信を続けていればブランドイメージができあがるうえ、ほかの大学との差別化にもつながって価値向上に役立ちます。
すると「選ばれる大学」になり、受験者数の増加が見込まれるほか、オープンキャンパスへの誘致にもつながります。
大学がSNS活用を成功させるコツ
大学がSNS活用を成功させるためのコツは、以下のとおりです。
- 目的を明確にする
- ターゲットに合わせた発信をする
- コミュニケーションを重視する
それぞれについて解説します。
目的を明確にする
まず、SNS活用の目的を明確にしましょう。
例えば、大学の受験者数を増やしたい場合は「この大学に通いたい」と思ってもらえるような魅力を発信する必要があります。
ブランドイメージの向上であれば、大学が持つ強みをアピールするのも有効です。
したがって、SNSを活用する際は目的を明確にし、そのためには何が必要かを検討することがポイントです。
ターゲットに合わせた発信をする
SNSを活用する場合は、ターゲットに合わせた情報を発信しなければいけません。
例えば、SNS活用の目的が受講者数の増加の場合、高校生がターゲットです。
これからの受験に向けて必要となる情報を発信することで、ターゲットの関心を高められます。
なお、情報を発信する場合は、大学が伝えたい情報とターゲットが知りたい情報は必ずしも一致しないことに注意が必要です。
ターゲットに必要とされる情報は何かを考えたうえで、SNSでの発信を行っていきましょう。
コミュニケーションを重視する
SNSを活用する場合は、コミュニケーションを重視しましょう。
SNSはユーザーと密なコミュニケーションを取れるため、うまく活用するとファン化にもつながります。
大学が伝えたい情報だけを発信するのではなく、ユーザーが知りたい情報を聞くのも有効です。
双方向のコミュニケーションを取ることで、大学イメージの向上にもつながります。
まとめ
大学はSNSを活用するとリアルな情報を伝えながら、認知度を拡大できます。
在学生しか知らない良さや楽しさをアピールできると、ブランド価値の向上も期待できるでしょう。
また、進路実績などを発信すると企業からの信頼も得やすいです。
多くの大学のなかから選ばれる学校に成長できると、在学生の活躍の場も広がりやすくなるでしょう。
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したがって、分析を繰り返しながらより効果的なアカウント運用を行えるため、大学の魅力を幅広いユーザーに届けられるでしょう。
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