動画で結果を出す
4つの活用タイプFour Type of Successお問い合わせ
目次
動画を作ったのに
全然活用できていない・・・
せっかく動画を制作したのに、上手く活用できていないというお悩みはありませんか?
「周りの会社がどんどん動画を活用しているので、自社でも取り入れようということになり、動画制作の会社に作ってもらったけど・・・あまり効果が感じられない」
私たちサムシングファンが定期的に行っている「動画活用セミナー」で一番ご相談いただくのが、この「動画の効果」についてです。
今回は、サムシングファン代表取締役の藪本直樹が、立命館大学の客員教授として行なっている「企業・組織に置ける映像の有効活用に関する研究」をもとに、動画活用で結果を出すためのポイントを解説していきたいと思います。
動画の効果って
測りづらい・・・!?
動画の活用について担当者の大半は「この動画きちんと効果出ているの?」という悩みを抱えていると感じます。
動画は文章や写真と違って、視覚だけではなく「聴覚」にも訴えることができます。
そのため「伝える力」が高く、シェアされやすいため、人々がSNSを起点に購買活動を行う現代に非常にマッチした情報伝達手段だといわれています。
動画が持つ大きな効力「内省化」
動画の活用について担当者の大半は「この動画きちんと効果出ているの?」という悩みを抱えていると感じます。
動画は文章や写真と違って、視覚だけではなく「聴覚」にも訴えることができます。
そのため「伝える力」が高く、シェアされやすいため、人々がSNSを起点に購買活動を行う現代に非常にマッチした情報伝達手段だといわれています。
動画には様々な効力がありますが、中でも大きな効力として「内省化」という効力があります。
内省化とは「自分の考えや行動を深くかえりみる」ことです。
動画は、視聴者の記憶に残りやすいため、その場で行動を起こさせることができなかった場合にも、後から視聴者の記憶によみがえり、行動を促す効果があるのです。
動画の効力については納得していて、動画を活用している企業はたくさんあるのに、「動画の効果を測りづらい」と感じている担当者が多いことには、このタイムラグが大きく影響していると感じています。
動画の効果を測りやすくする「タイプ分け」
実際、動画の活用に踏み切れない企業の方々にとって、大きな障害となっているのもこの「動画の効果の測りづらさ」にあるといえるでしょう。
そして、動画の効果を測りづらくしている最大の理由は、動画が様々な目的・シーン・用途で使われるものだということがあります。
「プレゼン力を上げたい」「教育を効率化したい」「サービスの魅力をもっと伝えたい」など、ビジネスの様々な悩み・課題を解決するために、動画は最適のコンテンツです。
動画活用で結果を出すためには、得たい効果に合わせて、どのような用途に使う動画を制作するのかという、動画活用の目的をきちんと決めて取り組むことが重要です。
最近の企業の動画活用状況を分析したところ、動画活用の目的を以下の4タイプに分けることで効果が測りやすくなります。
動画活用の4タイプとは?
動画活用タイプ① 「販売促進」
「商品・サービスを知ってもらう(認知)」や「営業マンの代わりに見込客の背中を押す(ソフトクロージング)」を目的として、動画はよく活用されます。
どんなに素晴らしい商品やサービスでも「知ってもらわなければ意味がありません」
だからこそ、商品やサービスを知ってもらうために、パンフレットやチラシなどの紙媒体、ホームページやランディングページなどのWEB媒体、店頭や訪問での営業マンによる対応など、皆さんも色々な取り組みをされていると思います。
販売促進における動画の活用の大きなポイントは、売り手と買い手の両方にとって、動画は「低負荷」だということです。
「売り手側のメリット」
- 場所などの維持コストがかからない(データで保存)
- 配信する方法がたくさんあり、コストも抑えられる
- 何度でも営業をかけられる(営業機会が増える)
印刷する度にコストがかかり、場所もとる「印刷物」や、人件費をかけての対面営業・電話営業などと異なり、動画は一度作ってしまえば、色々な形で活用することができ、保管場所などの維持コストや、動画を配信する際のコストを非常に安く抑えることが可能です。
「買い手側のメリット」
- 自分のペースで購入を検討できる
- 紙で見るよりもイメージがつきやすい
- 営業マンから営業をかけられるような心理プレッシャーが少ない
動画活用において買い手側の大きなメリットとなるのが「クロージングされているように感じない」ということです。
「ウィンドウショッピング」という言葉があるように、人は物を買う際に、その商品を知る(認知)だけでは足らず、他の商品と比べる(比較)ことで購買意欲を高めていきます。
購買意欲があまり高まっていないときに店員さんから話しかけられて「考えておきます」と言ってその場を立ち去った経験は、皆さんもあるのではないかと思います。
その点、動画は押し付けられる印象が少なく、買い手のタイミングで購入を検討することができるため、販売員や営業マンによるクロージングよりも、低負荷で柔らかいソフトクロージングを行うことができるのです。
動画活用タイプ② 「動画広告」
動画活用において外せないのが「動画広告」の活用です。 その最大のメリットは「配信コストが安い」ことです。
なぜ、動画広告は、配信コストを安く抑えられるのか?
インターネット通信が高速化した結果、動画はテレビで見るものだった時代から、スマートフォンやパソコンで動画を見る時代へと大きく変化しました。
結果として、動画を使ったプロモーション・広告といえば「テレビCM一択」だった時代と異なり、Youtubeを筆頭に動画を配信するサービスが大幅に増え、LINE / facebook / instagram / twitterをはじめとするSNSも、軒並み動画広告に力を入れています。
- Youtubeやテレビ局各社の「見逃し配信」などの合間に挟まれる「広告動画」の増加
- AbemaTVなどのインターネットTV視聴者の増加
- SNSでの動画広告の増大
動画広告を配信するプラットフォームの増大を支えているのが「ネット動画視聴時間の増加」です。博報堂が2017年に発表した「動画生活者実態調査」によると、スマートフォンを持つ10代から60代のユーザーを調査したところ、10代・20代がもっともネット動画を見ている時間が平均127分。30代〜60代で平均79分という結果が出ています。
ネットで動画を見ているのは若い人が多いという声をよく聞きますが、それを裏付ける結果を上記の表からも見て取れます。 同時に注目したいのが、全世代を通してネットでの半分以上の時間を動画視聴に費やしているという結果が見て取れることです。
なぜ、人々が動画を見るのか、その理由について「動画生活者実態調査」には以下の結果が掲載されています。
- いつでもどこでも見ることができるから・・・43%
- 繰り返し見ることができるから・・・40%
- 検索したらすぐに見つかるから・・・35%
- 短時間で見終わることができるから・・・30%
以上の人々が動画を見る理由を分析すると、一方的に配信されるテレビに比べて、ネット動画は能動的に探して見たいものが見れることが、人々に支持されていることがよくわかります。 以上のようなネット動画閲覧時間の増加を背景に、動画広告の市場も劇的に増大していくと予測されています。
動画活用タイプ③ 「教育」で活用する
動画の「いつでも、どこでも、何度でも見れる」というメリットを最大に活かせるのが「教育」目的での利用です。
- 新人研修の現場での活用(ロールプレイングなど)
- セミナーなどでの活用(オンラインセミナーなど)
- 接客研修での活用
- ソフトの使い方動画
そして、動画を使った「教育」の対象は社員に止まりません。
商品の使い方をユーザーに教育する方法としても動画は非常に有効です。
実は女性が最近一番見ている動画は「レシピ動画」だという結果が出ています。
2018年8月現在で、1182万人のフォロワーを持つ「C CHANNEL」ではレシピの動画を数多く掲載することでフォロワー数を増やしてきました。
ここまで劇的にファンを増やしたきっかけは、2015年秋に動画のテーマを「ハウツー」を主軸に切り替えたことだといいます。
最近、劇的に広まっている「kurashiru(クラシル)」もレシピ動画を使ってユーザーの「知りたい」を解決することにより、数多くのファンを獲得しています。
このように動画を活用して、ユーザーを「教育」することで、ユーザーをファンにすることができます。
「C CHANNEL」や「Kurashiru」は、スマートフォンアプリも開発することでより結果を出していますが、まずは「Youtube Channel」を活用することでも、動画を活用したファンづくりが可能です。
動画活用タイプ④ 「採用」で活用する
動画は「採用」のシーンでの活用も大変有効です。
上で解説したように、10代・20代は、スマートフォンを使う大半の時間を「ネット動画」を見ることに費やしています。
現在、視聴者はネット上では様々な動画を「無料」で閲覧することができます。
動画を公開することで収入を得ている「Youtuber」は、閲覧数や閲覧時間が長いほどより多くの広告収入を得られるため、視聴者に求められるような高品質な動画をどんどん制作・配信しています。
なので、10代・20代前半の新卒予備軍や、転職市場で人気がある20代などの若者は、色々な情報をネット動画を検索して、閲覧するようになっているのです。
実際、コーポレートサイトに載せられている、先輩社員インタビューや事業理念を文字だけで読むよりも、動画で見た方が、実際に働いている人のイメージがつきやすいということは皆さまも体感されていると思います。
これは、動画が「疑似体験」を提供できるからこその効果なのです。
最近の就職活動においては、大手企業の分析では必ずと言っていいほど企業のYoutube動画の検索がされている状況です。
その流れを受けて、自社の事業紹介の動画や、社員インタビュー動画などを作成、コーポレートサイトに掲載するだけではなく、
「Youtube Channel」や、SNSでの動画広告などで活用する企業が急増しています。
例えば、弊社サムシングファンが制作させていただいた、株式会社ロックオンさんの動画でも、社員のインタビューをただ紹介するのではなく、社内での働き方のイメージがつくような企画と構成を考えることで、会社の事業内容だけではなく、会社の特徴も伝わりやすくなるようになっています。
https://vimeo.com/163965522
まとめ
以上見てきたように、動画は目的・用途によって作り方もその掲載の仕方も大きく異なります。
サムシングファンでは年間300社・1000本の映像制作を行なっており、そのうちお客様から許諾をいただいたものを「制作実績」のページにて、目的・用途別に検索しやすいページを設置しております。
また、定期的に「動画活用セミナー」を開催しております。
少しでも皆様の動画活用のお役に立てればと思います。
制作実績は以下のバナーよりご確認ください。
どのような動画を作るべきなのか、企画で悩まれている担当者様、まずは気軽にお問い合わせいただければと思います。