Columnライバーコラム
ライブ配信
生放送がライブ配信アプリの特徴です。ライブ配信の特徴から、生放送を配信するライバーも増えてきています。
さらに、ライバーの配信する生放送を目的とした視聴者も増えていることから注目が高まっているのです。
ライブ配信が盛り上がっている理由としてあげられるのは、規制が厳しくなったユーチューバーの参入や人気SNSに「ライブ配信」機能が追加されたことでしょう。
この記事では、ライブ配信の特徴となる「生放送」が、「動画配信」以上に注目を浴びている理由について徹底的に解説していきます。
目次
それでは、ライブ配信による「生放送」が、動画配信よりも注目される理由について、見ていきましょう。
動画配信よりもライブ配信に注目が集まる理由は、ライブ配信アプリによる生放送の収益のほうが手軽に得られることがあげられます。
配信側のライバーが増えてくることにより、視聴者も増えている点が注目されている要素となるでしょう。
それでは、動画配信よりも生放送を配信するライバーが増えている現状について、詳しく見ていきましょう。
動画配信サービスの大手YouTubeの規制は、厳しくなりました。ユーチューバーのままでは規制が厳しい中で収益のハードルも高くなります。
そのためユーチューバーではなく、「ライバーのほうが早く収入を得られる」と判断されたのです。それが動画配信よりも生放送の配信に注目が集まった理由になります。
2018年当初、小中学生が将来なりたい職業として、ランキング3位にユーチューバーがランクインされました。ユーチューバーの魅力が社会現象のように注目されて、ユーチューバーを目指す人口も増えたのです。
そのような動きの中で、YouTubeでの広告収入を得るための規制が厳しくなりました。YouTubeによる広告収入のハードルをあげるために、規約や収益化が改定されたのです。その背景には、動画の注目を目的とした過剰していく危険行為に対しての規約改定が見えます。
また、YouTubeは広告収入目的だけで再生回数を増やすために著作権に反する動画を投稿したり、不適切な内容の動画配信が横行したりすることに歯止めをかけてきたのです。
規約改定前の条件が、「チャンネルの全視聴回数が10000回以上」のみに対して、追加で条件が加算されました。
あくまでも、この3つの条件をクリアするだけでは広告の収益は受けられません。条件をクリアすることにより、YouTubeパートナープログラムに申し込むことができただけです。さらに、YouTubeの審査を通過することが必要になります。
従来の規約ならば、再生回数さえ増やしていけば広告収入を得ることができたのです。しかし、規約の改定により参入したばかりのユーチューバーでは収益化が見込めなくなりました。
このように、動画配信による収益化のハードルが高くなったことが生放送の配信に移行していく理由の1つといえます。
もう1つの理由として、人気のSNSにライブ配信機能が追加されたことも後押しとなるでしょう。具体的には、FacebookライブやPeriscopeを利用したTwitterでの生放送、インスタライブなどがあげられます。
SNSのライブ配信機能は、モバイル端末を使って自分のアカウントから生放送が簡単に投稿できる点が利用者の増加につながっているのでしょう。
さらに、ライブ配信アプリが注目されている理由として、生放送と動画配信の違いがあげられます。特に生放送を配信するライバーと動画配信のユーチューバーでは、「編集の必要があるか、ないか」に大きな違いがあるのです。
動画配信をするユーチューバーの場合は、収録した動画を編集する工程が必要になります。一方、生放送となるライブ配信は、収録した動画を編集する必要がありません。
生放送は、リアルタイムで配信している時が実践中となるので、すぐに視聴者の反応を知ることができます。この「すぐに効果を知ることができる」点が、手軽にできる配信サービスとして注目されているのです。
ただし生放送の場合、ライバーが視聴者を飽きさせないようにする工夫を求められます。一般的にラジオなどの生放送の場合、10秒以上の沈黙状態が続くとリスナーが他のチャンネルに変えてしまうのです。
そのため、生放送の場合は「視聴者をひきつけて飽きさせない能力」が求められるでしょう。
以上のように、生放送は動画配信に必要な編集の必要がないため、ライバーとして参入しやすいのですが、ライブ配信中の視聴者を飽きさせないようにする工夫が必要になってきます。
ただし、生放送はYouTubeで動画配信を始めるよりも、すぐに視聴者の反応を確認することができるため、手軽に収益化されやすい点が大きな特徴となるでしょう。
この記事の監修者
長嶋
株式会社サムシングファン/ライバーマーケティング事業責任者。2018年からライブ配信事業に従事。国内外のSNS運用担当経験があり、クリエイターのコンテンツ戦略を数多く手がける。
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