Columnライバーコラム
さむふぁん!
「ひとりでライバー事務所って立ち上げられる?」
ライバーのマネジメントを仕事にするライバー事務所は、個人でもできるのでしょうか? コロナ禍を機に、利用者が増えたライブ配信アプリでは、大勢のファンを獲得して有名なライバーを目指す配信者も増えています。 そのような時代背景からも、ライバー事務所の需要も拡大している状況です。
今回は、個人でもライバー事務所を始められるのか、また副業でもできるかについて解説していきます。
目次
ライバー事務所を個人で立ち上げるということは、個人事業主または法人で事業を始めることと考えられます。
個人でライバー事務所を始めるということは、個人事業主になることです。 会社を設立してライバー事務所を運営するのであれば法人による立ち上げとなります。 個人事業主と法人では、次の違いが考えられます。
個人と法人では、このような違いがあります。 どちらが良いかはそれぞれの考え方で異なりますが、ひとりで手軽に個人事業を始めるのであれば個人事業主という選択肢になるでしょう。
ライバー事務所を個人で立ち上げることは、いくつかの準備や能力を持っている必要があります。
自分で事業を始めるということは、既存のライバー事務所に就職することとは違います。 当然のことながら、すべて自己責任のうえ事業活動を行う経営者としての心構えが必要です。 それには、最低限の経営のノウハウを備えていなければなりません。 経理や法律、業界の仕組みなどを理解していることが前提です。
個人でライバー事務所を始める際は、開業資金の準備は欠かせません。 ライバー事務所の開業に向けて必要となるのは次のとおりです。
個人でライバー事務所を始める場合は、その規模によって必要な開業資金が変わってきます。
ライバー事務所を始めるにあたって、ライバーの卵が活動しているライブ配信アプリの運営会社との関係は重要です。 ライブ配信の活躍の場は、配信アプリの枠となるため配信アプリとの連携なくしてライバー事務所の運営は語れません。 まずは、ライブ配信アプリの審査に通ることが重要です。
ライバー事務所の運営では、収益の源泉となるライバーの所属が必要不可欠です。 事務所所属ライバーとしてライブ配信するライバーがいなければ収益を生み出せません。 そのため、ライバーを募集したり、スカウトしたりするスキルが求められます。
ライバー事務所に登録してもらったライバーは、事務所でマネジメントをする必要があります。 そのため、事務所の運営では、ライバーマネジメントスキルも求められるでしょう。
ライバー事務所は、個人事業主として立ち上げることも可能です。 個人事業主であれば、本業を抱えた副業としても取り組めます。 副業でも成り立つかどうかは、事業者の能力次第ではないでしょうか。 本業の勤務時間が固定されているのであれば、空き時間や休日を活用して事務所所属ライバーとコミュニケーションをはかりながら進められます。
今回は、ライバー事務所を個人で立ち上げられるか、法人との比較や個人で始める際の必要事項などを解説してきました。 ライバー事務所は、本文でもお話ししたように立ち上げる前の準備が必要となります。 そのため、マネジメントスキルやライバー確保のスキルなどがなければビジネスを軌道に乗せられません。
ただし、最近では代理店制度を活用したビジネスモデルがライバー事務所にも採用されるようになりました。 それにより次のような人も安心してライバー事務所を始められます。
このような条件でもライバー事務所を始められる代理店(パートナー制)があります。 手軽に始められるだけに、早めの参入をおすすめします。
この記事の監修者
長嶋
株式会社サムシングファン/ライバーマーケティング事業責任者。2018年からライブ配信事業に従事。国内外のSNS運用担当経験があり、クリエイターのコンテンツ戦略を数多く手がける。
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