Columnライバーコラム
IRIAM
イリアム(IRIAM)でライブ配信をするときは、自分の好きなジャンルで配信することができます。 そのなかでは歌配信・歌枠配信を考える人も多く、歌配信は雑談のネタが尽きたときや歌でリスナーを楽しませたいときにぴったりです。
しかし歌配信には、楽曲の著作権も関わってくるため、十分に注意が必要です。
そこで今回は、イリアムで歌枠配信をするときの注意点を詳しく解説していきます。
目次
ライブ配信アプリのイリアムでは、「歌枠配信」が可能ですが、歌枠とはそもそも何のことをいうのでしょうか。
歌枠配信とは歌を歌ってライブ配信することを指し、意味合いとしては「歌ってみた」などと同じことになります。
「枠」とは「時間」を意味するため、「歌を歌う時間」=「歌を楽しむ配信」というニュアンスで、ライブ配信界隈ではよく使用されている言葉です。
イリアムは楽曲の権利を管理する団体であるJASRAC・Nextoneと契約を結んでいるため、ライブ配信の際に、JASRAC・Nextone管理楽曲に関しては、以下のことが可能になります。
・アカペラで歌う ・演奏する ・弾き語りする ・歌詞を読み上げる
ただし楽曲を使う際は、アプリ内のマイページから楽曲の使用報告を済ませる必要があります。
楽曲申請・使用報告は、アプリ内のマイページから手続きできます。
手順は次のとおりです。
1.マイページを開く 2.右上の歯車マークをタップする 3.使用楽曲の報告を選択 4.使用楽曲の報告にすすむを選択 5.報告フォームに必要事項を入力して完了
なお、報告は事前・事後どちらでも問題ありませんが、基本的に都度報告が必要です。
「軽く歌っただけだからまあいいや」では済まないため、少しでも楽曲を使用したら、アプリで使用報告を忘れずに行いましょう。
イリアムで使用が許可されている楽曲は、JASRAC・Nextoneのほかに以下の楽曲があります。
・自分で作曲した楽曲 ・著作権フリーの楽曲 ・その他権利者から許可を得ている楽曲
自作曲は自分自身が著作権者になるため、当然歌唱や演奏はOKです。
ほかには著作権フリーの楽曲、その他著作権者から
イリアムでは、カラオケ事業者が提供するカラオケ音源を使ったカラオケ配信をすることは難しいです。
理由は以下の2つです。
・イリアムにカラオケ音源を使用する機能や音源使用の報告機能がないため ・カラオケメーカーと直接やり取りして許可を取るのは正直難しいため
JOYSOUNDやDAMなどのカラオケメーカーが提供しているカラオケ音源は、カラオケメーカーが著作権者となります。
そのため音源使用の際は当然許可取りが必要になりますが、イリアムには、NextoneやJASRACのような楽曲使用報告機能がありません。
イリアムを通じてカラオケ音源を流す機能もないため、どうしても音源を使いたいときは直接カラオケメーカーとコンタクトを取り、許可をもらう必要があります。
しかしながら事実上許可をもらうことは難しい傾向にあり、さまざまな手間と費用がかかるため、歌枠配信でのカラオケ音源使用は事実上厳しいといえるでしょう。
したがってカラオケ音源を使いたいときは、YouTubeなどにアップされている音源を選び、イリアムの楽曲使用規定から逸脱しないかたちでカラオケ配信を行いましょう。
イリアムで歌枠配信をする際に、カラオケ音源を使用する場合の認識は以下のように整理できます。
・カラオケメーカー(JOYSOUNDやDAMなど)のカラオケ音源→カラオケメーカーに許可取りが必要(事実上難しい) ・YouTubeなどにアップされているカラオケ音源→音源作成者(著作隣接権者)から許可を取るor利用上のルールを守る
カラオケ店で使用されているカラオケ音源の使用許諾をもらうのは難しいですが、YouTubeなどにアップされているオリジナルのカラオケ音源などは、許可取りしたり利用上のルールを守ったりすることで使える可能性があります。
そのため別のカラオケ音源を使用してイリアムで歌枠配信をするときは、必要に応じて音源作成者とやり取りし、使用許可をもらいましょう。
また音源によってはある程度自由に利用OKとされている場合もあるため、そのときは利用ルールをよく確認するようにしてください。
ここからは、イリアムで歌枠配信するときの注意点をまとめていきます。
具体的な注意点は次のとおりです。
・楽曲の商用利用は原則としてNG ・無断使用は大きなリスクを伴う
では、それぞれの注意点における重要なポイントを解説していきます。
イリアムで歌枠配信する際に、楽曲申請をしたうえで楽曲を使うときは、商用利用は絶対に避けましょう。
商用利用は、商売のために楽曲を利用することを指します。 たとえば商品のPRをする際にBGMとして楽曲を使ったり、歌枠配信を録画したもので作品を販売したりすることが、商用利用に該当します。
原則として、JASRACで管理されている楽曲は、商用利用は認められていません。
イリアムのアプリ内で楽曲の使用報告をしても、基本的に商用利用は認められないため、通常の歌枠配信のみで使用するようにしましょう。
楽曲の無断使用は、大きなリスクを伴います。
無断使用とはたとえば次のような行為が該当します。
・イリアムで使用報告をせずに歌枠配信をする ・カラオケメーカーのカラオケ音源を許可なく使用する ・他人の作った曲をBGMとして勝手に流す
とくに注意したいのは、使用報告をせずに放置するケースやカラオケメーカーのカラオケ音源を許可なく使用するケースです。
これらの行為を繰り返すと、著作権侵害から運営に報告がいくきっかけになり、その分アカウント停止のリスクを高めることになります。
勝手に利用した場合はのちに利用料の支払い義務が発生することもありますし、状況次第では、権利者から訴えられる可能性も考えられるでしょう。
イリアムで歌枠配信をするときは、権利の面での注意点にしっかりと目を向け、リスクのある行為を避けましょう。
歌枠配信をするなら、カラオケ機能のあるライブ配信アプリを利用するのもおすすめです。 イリアムにはカラオケ機能自体はないため、歌枠配信ではさまざまなかたちで音源を用意する必要があります。
カラオケ機能のあるおすすめライブ配信アプリは、次のとおりです。
・ColorSing(カラーシング) ・Pococha ・topia
それぞれのアプリの特徴を紹介していきます。
カラーシングは、他のライブ配信よりも新しいアプリで、ファンを集めやすく、ライバルが少ない穴場アプリでもあります。 歌を歌うことで報酬が発生する仕組みがあるため、歌を歌う人にはぴったりの配信アプリです。 JOYSOUNDのカラオケ楽曲10万曲以上が利用できます。
バーチャルライブ配信に興味がある人、顔出しに抵抗がある人におすすめの配信アプリです。
Pococha(ポコチャ)は、非常に多くのユーザーに親しまれているライブ配信アプリです。 カラオケ配信機能が好評で、JOYSOUNDで配信中の一部の楽曲が利用できます。
ライブ配信初心者でも簡単に歌枠配信ができるため、ライブ配信に初めてチャレンジする人にもおすすめです。
トピアはアバターを使用するため、顔出しなしで出来るカラオケ配信アプリです。
13歳以上から配信ができ、カラオケは無料で20,000曲以上歌うことができます。 また、簡単にアバターを作れる魅力では、目や口、アクセサリーなども自分の好みで作ることが出来るので、なりたいあなたに合わせて、表現の幅が広がります。
歌に合わせて動くあなたのアバターと、ファンとの絆はバーチャル空間ならではの魅力が満載です。
イリアムで歌枠配信をするときは、さまざまな注意点について理解を深めたうえで、しっかりと楽曲使用許可の手順を踏む必要があります。
なお、カラオケメーカー提供のカラオケ音源は、アプリでは使用報告はできないため注意しましょう。
歌枠配信は、歌と音楽でリスナーと盛り上がることができるため、歌が好きな人・歌が得意な人にはぴったりです。 イリアムで歌枠配信をしてライブを盛り上げたいと思ったら、まずは守るべきルールや注意点をよく確認しましょう。
【カラオケ好きな方・歌が得意な方におすすめの配信アプリ】
・得意な歌で稼ぎたい ・自分の歌声を通してファンを集めたい そんな方にぴったりの配信アプリが始まりました。 歌で稼ぎたい、ファンを集めたい方は、2023年7月にスタートしたばかりの歌特化の配信アプリ「ColorSing(カラーシング)」がおすすめです。
カラーシングは、カラオケ大手会社JOYSOUNDが支援しているため10万曲以上が無料で歌い放題! また、歌を歌うことで報酬がもらえる歌ダイヤというものがあったり、歌好きには嬉しいあなただけのオリジナル楽曲提供などのイベントも定期的に行われています。
▼カラーシングをもっと知りたい方はコチラ ColorSing(カラーシング)の特徴は?歌に特化した新アプリを徹底解説!
弊社のライバーの中には、スタートして2ヶ月目のLシンガー(カラーシング配信者)が月収50万円以上という方も多くいます。
シンガー活動をしている方はもちろん、趣味でカラオケが好きな方、顔出し無しで歌を披露したい方などもオススメです♪
少しでも興味がある方は、ぜひ一度トライしてみる価値はあるでしょう。
この記事の監修者
土本
株式会社サムシングファン/ライブ配信マネージャー。ライブ配信経験ゼロの初心者から、月収100万円以上のライバーを輩出。200名以上のライバーをサポート。
注目
YouTube
More
さむふぁん!は、年間300社、1,500本以上動画制作実績がある映像活用提案会社「株式会社サムシングファン」が運営するライバーマーケティング®に特化した、「ライバー」をサポートするマネジメント事務所です。