YouTubeに投稿した動画が上位表示されないことに困っていませんか?
実はWeb記事だけでなく、YouTube動画にもSEO対策が必要なのです。
それを知らずして動画を投稿していても、時間や予算を削られることが多く、あなたの求める結果にたどり着くことは難しいでしょう。
そこで今回は、YouTubeのSEO対策について解説します。
具体的には、効果的な7つの施策と便利なツールを紹介します。
「YouTubeを上位表示させて、ビジネスの成果につなげたい」という方は、ぜひチェックしてみてください。
目次
YouTube検索で重要視される3つの要素
YouTube検索もGoogle検索と同じように、アルゴリズムが検索結果の順位を決めています。
YouTubeは、以下の3つの要素を重要視すると公開しています。
- 関連性:タイトル、タグ、説明、動画コンテンツが検索クエリにどれだけ一致するか
- エンゲージメント:検索からの視聴者による動画の総再生時間など
- 品質:特定のトピックについての専門性、権威性、信頼性を備えているか
YouTubeのSEO対策の基本は、この3つの要素を満たしていくことです。
次からは、3つの要素を満たすためのSEO対策を7つ解説します。
「どの項目なら始めやすいか」「自分のチャンネルに足りない部分は何か」などと、考えながら読み進めてください。
参考:YouTube検索
YouTubeのSEO対策①検索して欲しいキーワードを選ぶ
まずは検索して欲しいキーワードを選びます。
”キーワード=テーマ”と考えれば分かりやすいでしょう。
キーワード選定のコツは、視聴者のニーズを把握すること。
次に紹介する3つの方法を試してみてください。
キーワードの選定方法1|サジェストを調査する
サジェストとは、検索窓にキーワードを入れると表示される「候補キーワード」のことです。
例えば、検索窓に「SEO対策」と入力すると、「SEO対策とは」「やり方」「費用」というように、検索エンジンが関連したワードを予測して表示してくれます。
ここで表示された「SEO対策とは」「やり方」「費用」というワードは、検索エンジンの利用者の多くが実際に入力しているワードです。
そのため、サジェスト機能を使えば、視聴者が何を検索しているか、つまり視聴者のニーズを把握できます。
今回の例でいうと、「SEO対策 やり方」と検索している視聴者には、「SEO対策のやり方を知りたい」というニーズがあると考えられます。
サジェスト機能の活用は、3つのキーワード選定方法の中で最も簡単です。
YouTubeのSEO対策が初めてという方は、まずはサジェスト機能を使うことをおすすめします。
キーワードの選定方法2|競合を分析する
2つ目は、競合の分析です。
分析方法は、以下の2つがあります。
- 自分がテーマとしたキーワードで実際に検索し、どんな動画が表示されるか調べる
- 意識しているチャンネルの動画がどんなキーワードを使っているか調べる
どちらの方法を実行するにせよ、動画やタイトル、説明文などで、キーワードがどのように使われているか確認してください。
また、実際に動画を見るのもおすすめ。
どのような内容が視聴者に支持されているか、知るチャンスです。
キーワードの選定方法3|検索回数を調べる
サジェスト調査や競合分析でキーワードが絞れたら、YouTube Analyticsなどを使って検索回数を調べましょう。
検索回数も、視聴者のニーズを把握する大切な指標です。
ただし、検索回数が少ないからといって、そのキーワードを諦める必要はありません。
視聴者は少なくても、商品の購入・サービスの利用に結びつきやすいキーワードもあります。
検索回数は、あくまで参考程度に思ってください。
YouTubeのSEO対策②メタタグを最適化する
メタタグとは、コンテンツの情報を検索エンジンやブラウザに伝えるための情報です。
YouTubeでは、以下のものがメタタグに該当します。
- タイトル
- サムネイル
- 説明文
- タグ
これらのメタタグを最適なものにすることで、YouTubeのSEO対策につながります。
1つずつ、具体的な方法を解説します。
タイトル|32文字以内でキーワードを入れる
タイトルは、動画の中身が一目で分かる重要な部分です。
YouTube動画のタイトルは最大60文字までですが、一般的にはGoogle検索と同様に「32文字以内」が適切といわれています。
もし32文字を超えてしまう場合でも、キーワードをできるだけタイトルの左側(先頭など)に配置しましょう。
視聴者が検索したキーワードを盛り込むことで、おのずとその視聴者が探している情報を目の前に提供できます。
クリックするかどうかは視聴者次第とはいえ、目の前に並ばなければ動画の価値を届けることもできません。
キーワードが目につきやすく、内容が伝わりやすいタイトルを心がけましょう。
サムネイル|一目で動画の内容が分かるようにする
最近では、タイトルよりもサムネイルを見てクリックするか否かを決める傾向が非常に強くなっています。
YouTubeの検索結果は、タイトルに加えて動画のサムネイルが表示されています。
一般的に画像は文字より注目を集めるため、タイトルよりもサムネイルを見る視聴者が多いのです。
サムネイルでは、動画の内容に関連した画像や文字、興味をそそられるようなデザインを施すことでクリックを促し、上位表示に繋げていきます。
以下の記事では、YouTubeのサムネイル作成について詳しく解説されています。
ぜひ参考にしてください。
関連記事:YouTubeサムネイルの作り方とおすすめソフトの紹介
説明文|視聴者のニーズを予想して書く
タイトルやサムネイルは、いわゆる見せ方にこだわった部分です。
しかし、内的な施策で検索上位を狙うことも忘れてはいけません。
視聴者は動画を視るので、テキスト情報は必要としていないかもしれません。
しかし、動画を見た後に商品やサービスに興味を持った視聴者が次に起こす行動は、大抵がその商品・サービスについてのリサーチです。
その入口となる補足説明や解説などを概要欄に書いておけば、視聴者が調べる手間が省けて離脱率が低くなります。
また、説明文を書くというのは視聴者にだけではなく、Googleに対してのアルゴリズム対策としての効果もあります。
説明文の書き方や見せ方にも気を配り、視聴者のニーズに先回りしましょう。
なお、説明文のリンクは必要最低限にしましょう。
リンクが多すぎると、説明文としての役割を果たせていないと判断される可能性があるからです。
あくまで、動画の内容に合ったリンクを掲載するようにしましょう。
説明文に関する詳しい内容は、こちらの記事で解説されています。
ぜひ参考にしてください。
関連記事:YouTubeの概要欄をフル活用して再生回数をのばす5つのコツ
タグ|関連性のあるものを5~9個設定する
タグの効果は、検索上位に表示させるというよりも、他の動画の関連動画として不特定多数のユーザーに見てもらいやすくなるというメリットがあります。
同じタグ付けをしている動画からの流入を見込めるので、有効な施策のひとつとしてあげられます。
具体的には、5~9個が適切といわれています。
10個以上のタグ付けはスパム判定されるといわれているので、付けすぎには注意しましょう。
また、ハッシュタグ(#)を先頭に付けた関連キーワードを説明文の中に記載することで、こちらも他の動画と関連付けられ、ユーザーに見つけてもらいやすくなります。
ハッシュタグ(#)を付けたキーワードはリンクとして設定されるため、そこから関連動画の検索結果一覧に飛べるため、便利です。
YouTubeのSEO対策③動画設定の最適化
動画の中にも、SEO対策を施すことができます。
具体的な方法を3つ紹介します。
字幕やテロップを挿入する
YouTubeでは、字幕が文字情報として検索結果に反映されます。
これもSEO対策の一環として、上手くいけば上位表示に繋がりやすいでしょう。
字幕キャプション機能を使えば、耳の不自由な方や世界各地のユーザーにもアプローチできるので、動画の評価や信頼性が高まり効果的なSEO対策を施せます。
カード機能を活用する
動画の再生中に画面上に表示できる長方形・四角型のリンクのことをカードと言います。
視聴者に本編の内容に満足してもらったり、興味を持ってもらったりすることで、別の動画や商品購入ページなどに誘導できるというメリットがあります。
カード機能は動画の再生中に目に入るところに宣伝や告知が出せるという点が強みです。
動画に追加できるカードの種類は次の4つです。
動画カード | 自分の動画やYouTube内の他動画へのリンク |
再生リストカード | カテゴリー分けした再生リストへのリンク |
チャンネルカード | 他のチャンネルを宣伝するリンク |
リンクカード ※YouTubeパートナープログラムへの参加必須 | 承認済みWebサイトへのリンク |
終了画面を追加する
動画の終わり5~20秒には終了画面には、終了画面を設定できます
終了画面には、以下の項目を設置できます。
- 関連動画の視聴ボタン
- 関連再生リストの視聴ボタン
- チャンネル登録ボタン
視聴者に関連項目を促すことで、チャンネル登録者数や総再生時間の増加につながります。
設定は簡単なので、ぜひ活用してみてください。
YouTubeのSEO対策④分析する
YouTubeのSEO対策で最も大切なことが、分析と改善です。
「動画を投稿して終わり」ではなく、分析と改善を繰り返すことが重要です。
ここでは、分析のときに重視すべき以下の3つの指標について解説します。
- 視聴者維持率
- 視聴者の属性
- トラフィックソース
- インプレッション・クリック率
ちなみに、YouTube動画の分析に役立つのが「YouTube Analytics」です。
無料で使えるので、ぜひ活用してください。
重視する項目1|視聴者維持率
視聴者維持率とは、動画を最後まで見てくれた視聴者の割合です。
一般的に、40%を超えていると良い動画といわれます。
ただし、10秒の動画の視聴者維持率が40%を超えていても意味がありません。
5分以上の尺が長い動画で、視聴者維持率が40%を超えているとベストといえます。
もし視聴者維持率が下がっている場所があれば、そこが動画の改善点です。
動画をしっかり見直して、視聴者が離脱する理由を考えてみましょう。
重視する項目2|視聴者の属性
YouTube Analyticsでは、年齢や性別など、視聴者の属性も分かります。
視聴者の属性がわかることで、投稿した動画がターゲットに届いているか、知ることができます。
動画のテイストや方向性を左右する指標なので、ぜひ活用してください。
重視する項目3|トラフィックソース
トラフィックソースとは、到達経路のこと。
YouTubeの場合は、何を経由してその動画にたどり着いたかを示します。
YouTube Analyticsで分析できるトラフィックソースは以下の4種類です。
- YouTubeの検索結果
- YouTubeの関連動画
- YouTubeの再生リスト
- Google検索やSNSなどの外部サイト
視聴者が動画に流入してくる媒体を知ることで、改善点や強化すべきポイントが分かります。
例えば、関連動画からの流入が弱ければ、サムネイルやタイトルを変更する。
SNSからの流入が強ければ、動画を更新するときは必ずSNSに投稿する、といった感じです。
視聴者の流れを把握して、強みはさらに強化する、弱みは改善する姿勢を心がけましょう。
重視する項目4|インプレッション・クリック率
インプレッションとは、YouTubeの検索結果に表示された数。
クリック率は、どれくらいクリックされたかを示す指標です。
YouTubeのSEO対策では、インプレッションとクリック率が良くなるように、分析と改善を繰り返します。
インプレッションとクリック率は、以下のように活用しましょう。
- インプレッションは多いのにクリック率が低い→タイトルやサムネイルを改善
- クリック率が高いのに視聴者維持率が低い→動画の内容を改善
YouTubeのSEO対策⑤再生時間が伸びるように改善する
分析をしたら、次は改善をします。
具体的には、再生時間を伸ばすこと=最後まで見てもらうことを目標に改善します。
先ほども説明したように、改善も分析と同じくらい重要です。
今回は、視聴者に最後まで動画を見てもらうための3つのコツを紹介します。
いくら再生回数が多くても、視聴時間が伴っていなければ、SEO的に弱くなってしまいますからね。
分析と改善を繰り返して総再生時間・視聴者維持率を上げていくとSEO的に強くなるので、手を抜かずに取り組んでください。
最初に全体のまとめや結論を入れる
1つ目の方法は、動画の最初に全体のまとめや結論を入れることです。
一般的に、動画が始まってからの10秒で、約20%の視聴者が離脱するといわれています。
離脱の主な理由は、動画の内容がわからないまま始まってしまうからです。
「自分が求めている内容と違うかもしれない」と感じていると、あまり積極的に見る気にはなれませんよね。
動画の最初でまとめや結論を軽く説明し、視聴者に動画を見る価値があることを伝えましょう。
すぐ本題に入る
本題の前にダラダラ喋っていると、視聴者は離脱してしまいます。
前置きが長くても視聴者が見てくれるのは、人気YouTuberくらいです。
挨拶をしたら、すぐに動画の本題に入りましょう。
最初にダイジェストを入れる
動画の最初に、その動画のダイジェストを入れることも、再生時間を伸ばすのに効果的です。
例えば、テレビ番組の冒頭で「番組の最後にプレゼントの応募について発表します」といわれると、つい最後まで見てしまいますよね。
YouTubeも同じです。
動画の重要なシーンやおもしろいシーンの一部を最初に見せておくことで、視聴者を惹き付けられます。
視聴者に最後まで視聴してもらうために効果的なので、ぜひチャレンジしてみてください。
YouTubeのSEO対策⑥チャンネルの最適化
YouTubeのSEO対策といわれると、動画ばかりに注目してしまいがちです。
しかし、チャンネル自体のSEO対策も必要です。
ここからは、チャンネルを上位表示するために有効な方法を3つ紹介します。
概要ページを詳細に記載する
興味を持った視聴者は、概要ページでチャンネルの詳細を調べます。
そのため、概要ページを詳細に記載しておくことで、自社の商品やサービスについての情報を視聴者に届けられます。
以下の項目を中心に、概要ページを整理しておきましょう。
- チャンネルや会社のコンセプト
- キーワードを含めたチャンネル概要
- 自己紹介
- 更新の頻度や時間に関する情報
- ホームページやSNSなどのリンク
再生リストを作る
動画の本数が多くなってきたら、再生リストを作成しましょう。
再生リストを作ると、チャンネルの内容を視聴者に伝えることができ、チャンネルへのアクセスや総再生時間の増加につながります。
また、再生リストのタイトルにキーワードを入れることで、検索結果に表示させることもできます。
5~10本ほど動画を投稿しているのなら、ぜひ再生リストを作ってみてください。
ヘッダー画像を設定する
ヘッダー画像の設定もおすすめです。
ヘッダー画像は、チャンネルの雰囲気や方向性を、視覚的に視聴者に伝えられます。
商品やサービスの画像でもいいですし、コンセプトとなる文言を入れるのもいいでしょう。
迷ったときは、競合チャンネルや人気YouTuberのヘッダー画像を参考にするのもおすすめです。
なお、ヘッダー画像のサイズは2560×1440です。
一目で雰囲気やコンセプトが伝わるように、工夫を凝らして作成してくださいね。
YouTubeのSEO対策⑦視聴者の反応を知る
動画コンテンツ制作者が最も意識しなくてはならないポイントが、ユーザビリティです。
YouTubeでは、さまざまな形で視聴者の反応をうかがえます。
そして、視聴者の反応から、動画の方向性や改善すべきポイントが見えてきます。
つまり、視聴者のリアクションはYouTubeでの上位表示に必要な要素なのです。
ここからは、視聴者の反応をうかがえる3つのポイントを紹介します。
視聴者のアクション1|高評価・チャンネル登録者数
動画の最後で「この動画が参考になったという方は、高評価やチャンネル登録をお願いします!」と伝えているYouTuberを見たことがあると思います。
評価やチャンネル登録者数は、視聴者をどれだけ惹き付けられているかを示す指標です。
評価の高い動画は「おすすめ動画」の欄にも掲載されやすくなるので、視聴者の注目を集めます。
また、チャンネル登録者数が多いと、「どんな動画を公開しているんだろう」と、視聴者の興味を引けます。
ちなみに、2022年5月現在では、低評価はできるものの、公開はされていません。
しかし、管理者は「高評価率」という指標で、おおよその低評価の数がわかります。
高評価が多ければ、チャンネル自体の評価も上がります。
ぜひ、たくさんの高評価とチャンネル登録者数を集められるようにしましょう。
チャンネル登録者数を伸ばす方法については、こちらの記事で紹介しています。
関連記事:YouTubeのチャンネル登録者数を伸ばす8つの方法とは?人気のチャンネルの特徴とあわせて解説!
視聴者のアクション2|コメント
コメントの数も視聴者との関係性を現すものとして、動画やチャンネルの評価に影響します。
そして、コメントは視聴者とのコミュニケーションをとる方法として大いに活用できます。
コメントを残してくれるようなアクティブ視聴者とのやりとりがあれば、「コメントが多い=動画自体が面白い傾向にある」とYouTube側から評価されるので、SEO対策としても有効な手段でしょう。
コメントを残してほしい場合は、高評価と同じく動画内で直接伝えてもいいですが、配信者自らがまずはコメントを残しておくのもひとつの方法です。
コメント欄に「最後までご視聴いただきありがとうございました!質問があればお気軽にコメントどうぞ」と記載して、そのコメントを一番上に固定しておけば、常に視聴者の目に止まります。
何もコメントがないコメント欄より、何かしらが書き込まれているコメント欄の方が、気軽にコメントを書きやすくなるので、ぜひ取り入れてみてください。
視聴者のアクション3|シェア
投稿した動画がSNSなどでシェアされていると、YouTubeに「人気の動画」と見なされ、おすすめ動画に掲載される可能性が高まります。
「視聴者にたくさんシェアされる=良い動画」と、YouTubeが評価するためです。
実際に、Twitterなどで話題の動画を目にして、再生・シェアしたことのある方も多いと思います。
高評価も重要ですが、どれくらいシェアされているかも気にしてみてください。
YouTubeのSEO対策に使えるツール
YouTubeのSEO対策を考える際には、ツールを使うのがおすすめです。
主なツールとしては、以下の4つが挙げられます。
- YouTubeアナリティクス
- vidIQ Vision for YouTube
- ラッコキーワード
- YouTube Keyword Tool
それぞれどのようなものなのか、1つずつ解説します。
YouTubeアナリティクス
YouTubeアナリティクスは完全無料で使えるツールであり、YouTubeに動画を投稿している方ならほとんどの方が利用しているでしょう。
動画を投稿した後に分析できるツールとなっており、トラフィックソースを確認することでどのようなキーワードで検索して流入したのか把握できます。
また、YouTubeアナリティクスではインプレッション回数や視聴者の概要なども把握できるため、SEO対策だけではなく、チャンネルの運営方針や次回以降の動画の内容を決める際に活用することも可能です。
vidIQ Vision for YouTube
vidIQ Vision for YouTubeはYouTube動画やチャンネルの分析ツールであり、Google Chromeといった複数のブラウザにインストールできます。
YouTubeが公認している無料の分析ツールで、エンゲージメント率や高評価数、コメント数などをチェックすることが可能です。
手軽に確認できるからこそ、こまめにYouTubeの情報を見たい方におすすめです。
なお、vidIQ Vision for YouTubeの場合はvidIQスコアという独自のスコアを設けており、点数が高いほどSEO的に有利とされています。
ラッコキーワード
ラッコキーワードはSEO記事を作る際だけではなく、YouTubeの動画を作る際にも役立ちます。
ブラウザ上で利用できる無料ツールであり、調べたいキーワードを入力し、「サジェスト(YouTube)」にして検索すれば調べられます。
ただし、無料プランの場合は以下のような制限があるため、何度も利用する方は注意しておきましょう。
- 各種キーワード調査:1日あたり合計50回
- 見出し抽出・共起語取得:合計15回
- 機能全般の利用:合計65回まで
YouTube Keyword Tool
最後に紹介するYouTube Keyword Toolも、ラッコキーワードと同じくブラウザ上で利用できるツールです。
Ahrefsという有料のツールが提供している無料ツールであり、YouTube以外にGoogleやBingなどのキーワードも調べられます。
また、YouTube Keyword Toolの場合は調べる国を設定できるため、海外向けのYouTube動画を投稿したい方にもおすすめです。
YouTube動画の改善点までわかるツール「DOOONUT」
参考:DOOONUT
株式会社サムシングファンが提供する動画検証マルチツール「DOOONUT(ドーナツ)」は、動画コンテンツを公開したあとの、パフォーマンス解析や効果の分析をするために最適なツールです。
動画コンテンツを配信する上で必要な機能を全て網羅している優れもので、動画コンテンツにおけるマーケティングに特化しています。
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HTMLやプログラミングの知識がなくてもできる簡単操作でオウンドメディアを作成
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CVページへの誘導・増加の施策が可能
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多彩な分析機能でユーザビリティの改善を実現
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YouTube以外のSNSにも一括配信することで作業コストの軽減が可能
以上のような柱を軸に動画コンテンツを分析・解析してくれます。
動画を徹底的に分析して、再生数を伸ばしたい方はぜひご利用ください。
YouTube運用代行会社に任せるのもアリ
自分たちでYouTubeのSEO対策に取り組んでもなかなか成果を上げられない場合は、プロに頼むのもおすすめです。
YouTube運用代行会社は、企業や個人の代わりにYouTubeチャンネルの運用を行ってくれる会社です。
動画の企画や制作はもちろん、分析・改善まで行ってくれる会社もあります。
また、将来的に自分たちだけでYouTubeチャンネルの効果的な運用ができるように、内製化をサポートしてくれる場合もあります。
YouTubeを本気で伸ばしたい方は、プロのノウハウを学ぶことも検討しましょう。
以下の記事では、おすすめのYouTube運用代行会社をまとめています。
YouTubeのプロに依頼したいときは、ぜひ参考にしてください。
関連記事:【徹底解説】YouTubeチャンネルの運用代行会社おすすめ10選
まとめ:YouTubeのSEO対策=Google検索のSEO対策
今回はYouTubeに有効なSEO対策を紹介しました。
最後に、今回紹介した7つのSEO対策をまとめておきますね。
- 検索してほしいキーワードを選ぶ
- メタタグを最適化する
- テロップやカード機能で動画の設定を最適化する
- 視聴維持率やサムネイルクリック率など、細かい分析をする
- 再生回数が伸びるように改善する
- 再生リストや概要ページを編集してチャンネルを最適化する
- 視聴者にアクションを促す
「YouTubeのSEO対策とはGoogle検索のSEO対策である」と言っても過言ではありません。
YouTubeはGoogle傘下の動画配信プラットフォームなので、Googleの理念や施策に沿った運用が有効だからです。
確かに、テキストコンテンツと動画コンテンツでは打つべき施策は変わってくるでしょう。
しかし、根本の原理原則は同じです。
動画をロジカルに組み立てながら丁寧に制作して、視聴者の満足度も高めて上位表示を目指しましょう。
サムシングファンのオリジナルツール「DOOONUT」は、YouTubeの分析・改善に役立つツールです。
動画の分析やデータの一元管理、SNSへの一括配信などの機能が搭載されています。
YouTube運用を強力にサポートするので、ぜひご活用ください。
また、当社では現在企業での動画配信に必要なプラットフォームに関する情報を無料で公開しています。
気になる方は、以下のバナーをクリックしてみてください。