こんにちは!Wantedly運用担当のさやまです!
今回は、サムシングファン東京オフィスで唯一の女性ディレクターである、佐々木綾香さんにインタビュー!
女性ならではの視点を活かし、活躍されている彼女が考える、女性ディレクターとして活躍していくための3つの要素を教えてもらいました!
(ちなみに、佐々木さんがWantedlyにアップしているストーリーをお褒めいただいてくださっているそうで、めっちゃ嬉しい・・・・。ありがとうございます!)
まずは、自己紹介をお願いします!
佐々木「東京生まれ東京育ちの(これ言うと社内で反感うけます。(笑)平成元年うまれですね。」
さやま「元年、一緒です〜!(笑)」
佐々木「ですね(笑)学生時代は美術・デザイン系の高校で部活もしながら課題もたくさんあり、寝ずに課題をやって朝を迎えるような生活を送っていました。美大を目指していたんですが、受験シーズンになんか違うと思い悩み、幼いころからテレビや映画の世界が面白いなと思っていたので映像の道へ。ブライダル業界の会社に入って、撮影・編集・営業などを5年経験後、飲食業をしながらフリーランスでカメラマンをやってました。そしてサムシングファンです。」
さやま「おー!高校時代から、今とあまり変わらない感じだったんですね。では、サムシングファンに入社する決め手になったことはなんですか?」
佐々木「社会人5年やったあと、フリーランスをやっていて、このままでいいかな~って思ってたんですけど、カメラマンと言っても本当に業界のこと何も知らなかったので、今後カメラマンとして色んな仕事をやっていくために、もっと本格的にやりたいと思ったことがきっかけですね。」
さやま「なるほどー。入社して2年が経ちましたが、どうですか?」
佐々木「最初はディレクターではなく、エディターとして入社したんです。ディレクターって何するの?プロデューサーって何?っていうレベルだったんですが、近くでディレクターを見ていて『私、ディレクター向いてるかもしれない。』と思って(笑)
部長の淀川さん、マネージャーの炭野さんに相談して、ディレクターへの道へ進みました。当時28歳で年齢的にもイチから新しいことやる、ADとして経験を積んでいくには、相当頑張らないと同じ世代の経験者には勝てないので、淀川さんからも本当にその覚悟はあるのかと、「倍以上努力しないと大変だよ」とアドバイスを頂き、毎日無駄がないように、というマインドで過ごしてきたので、入社して2年間ですけど、体感としては5~6年くらいの充実感と成長を感じますね。」
さやま「ADとしてリスタートし始めてから、しんどかったことってありますか?」
佐々木「やっぱり映画「そこからの光~未来の私から私へ~」の時ですね。メイキングとして携わらせていただいたんですが
映画の現場自体は楽しかったし、色んな出会いもあって勉強になったんですけど、他の案件も同時進行だったので、脳みそ3つくらいないとダメだってことがありましたね。その時はしんどすぎて、記憶がちょっとないです。(笑)」
映画についてのインタビューはこちら。
【インタビュー】サムファン映画製作について監督に直撃!
https://www.wantedly.com/companies/somethingfun/post_articles/241215
さやま「その気持ち、めっちゃ分かります。私も同時期にオフィス移転のプロジェクトをやっていたんですけど、忙しすぎて当時の記憶が全然ないです。(笑)ちなみに、映画のメイキングを担当されていて、試写会イベントが12月ですが、心境としてどうですか?」
佐々木「本当は夏公開で、コロナの影響で伸びてしまってるのでやっと、という感情ですね。題材になっている患者さんたちに想いが伝わればいいな、と思っています。」
【予告編】映画そこからの光~未来の私から私へ~
さやま「そうですね~。症状の分かりづらい病気をテーマにしているので、映画を通じて今まで病気について知識が無かった人にも、気づくきっかけになるといいですよね。しかも、エンドロールに名前乗っちゃいますもんね。すごいですよ。劇場公開する映画で!」
佐々木「ですよね。なかなかない貴重な経験ですよね。」
サムシングファンに入ってみて気づいたこと。
佐々木「社長が常に新しいことにチャレンジしているので、新しいことをやってる動画制作会社だな、って思いますね。」
さやま「確かに。スピード感が早いですよね。では、サムシングファンのメンバーについてはどうですか?」
佐々木「本当に優しい人が多いですね。いい感じに距離を保ってくれていて、気遣いが出来る人ばかりなので、すごくいい環境だなって思いますね。お近くにサムシングファン社員が居たら、人生相談とかしてみてくださいって感じ。(笑)」
さやま「特に淀川さんとは一緒に仕事することが多いと思うんですけど、印象としてどうですか?」
佐々木「東京オフィスのトップなのに物腰が柔らかくて、誰でも何でも発言できる空気をつくって下さいますね。淀川さんのおかげでディレクターチームはのびのび出来てます。
個人的なエピソードだと、私が入社何か月かでディレクターになりたいって急な方向転換したので『こいつは信用ならん。』で、きっとめちゃくちゃ嫌われてたんですよね(笑)この人に信用されて認められるには、どう行動したらいいんだろうがスタート。本気度が伝わってからは自身の経験を全て教えて下さるように日々学ばせていただいてます。本当に感謝ですね。」
さやま「淀川さんは、家族レベルで心開いている人が佐々木さんだと思ってます。(笑)」
「女性らしさ」は残すけど、「女性だから」は残さない。
女性ディレクターとして活躍するにあたっての心構えはどういうことが必要なのか、3つ上げていただきました。
1.女性ディレクターという「安心感」であること
佐々木「女性をターゲットにした商材の案件は、女性ディレクターがいる、っていうことによって説得力があるんだなってビシビシ感じることがありました。クライアント様にも女性がいるなら任せられるっておっしゃっていただいたときは、とても嬉しかったです。」
さやま「女性ディレクターがいる、という安心感を与えられるのは大きいですよね。」
AD時代Beauty experience様 mm 熱風 ヘアドライ学院
担当番組 敬愛会公式チャンネル
2.タフであること
佐々木「メンタル的にも体力的にもタフじゃないと厳しいですね。」
さやま「ほー!佐々木さんは、どういう部分でタフさを鍛えられたと思いますか?」
佐々木「運動部だったっていうのは大きいですね。(笑)もちろん、男性には体力面でかなわない部分があって、どこまで行っても女性なんですよね。男性よりも筋力がないとか、体力がないとか体力面では男女の差を感じて悔しい思いをすることがありましたけどその分負けないという気持ちが強くなって精神面でタフになっていきましたね(笑)最近は、大人になったので、何日も寝ずにとか無茶は出来るけど身体に負担かかるだろうなって意識してセーブするようになったりとか。諦めではないですが『女性であること』を受け入れるようになれたことがさらにメンタル面のタフに繋がったと思います。
さやま「女性であることを受け入れるって大切なことですよね」
3.映像好きであること
佐々木「これはもう男性・女性関係ないですね。今やっている仕事は私的には仕事と思ってなくて、趣味というか、没頭できるもの。なので、仕事!って割り切りたい人には難しいかもしれないですね。時間も限られているので、プライベートを犠牲にしてもいいって思うレベルで、私はやりたいです。本当に映像が好きな人がやる仕事だなぁって思いますね。そうすると家事とか全然出来なくなる時もありまして。。そんな時に求められていると感じたときには相当なストレスですが、そこも世の中の働く女性で両立されてる先輩方は沢山いらっしゃるので、そんな方たちを感じながら自分はまだまだ。と喝をいれながらやってます。」
さやま「本当に!女性てやること多くて大変ですよねー。女性がクリエイティブなことに関わることについて、大事なポイントですねー。ありがとうございます。」
サムシングファンに合う人ってどんな人?
佐々木「変化に強い人、変化を楽しめる人ですかね。社長が常に新しいことにスピード感を持ってチャレンジしているので、その変化を面白い!と思える人がいいと思います。」
さやま「確かに!流行に敏感な方とかいいかも。(笑)」
佐々木「あとうちはディレクターがプロデューサーの役割もします。営業もしますし、マーケティング戦略もたてたりします。なので、1人で本当に沢山のことをしなくてはいけないんですが、それを負担に思わず楽しめる方が良いと思います。」
女性ディレクターの目指す、今後の目的地 佐々木「映画監督一択!(即答)」
さやま「うぉおおおお!!!!どんな映画ですか!!!!」
佐々木「全般見るんですがミュージカル系とかファンタジー系に寄ってしまうので作ってみたいとは思うんですが、案外女性がホラーとか、サスペンス、アクション系にチャレンジしてみたら面白いかなって考えてます。ショートムービーとかも作らないと。」
さやま「えー!!!ぜひ作ってほしい!ホラーって怖がらせるにしても、怖がらせるための仕掛けやテクニックが必要だなって夏休み中ホラー映画を見ていて思ったので、ぜひやってほしいです・・・!」
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