動画マーケティングサムシングファンの東京ディレクター川辺と申します。
今回は東京拠点で「ライブ配信」を担当している私よりいま弊社でおこなっている
「オンラインイベント」についてどのように取り組んでいるのかレポートさせていただきます。
ぜひご関心ある方、自社でもオンラインイベントやってみたいという方は最後まで読んでいただけましたら嬉しいです。
コロナショックではサムシングファンも大打撃をうけております。
特にマーケティングチームで困ったのが展示会やイベントの中止でお客様とコミュニケーションする機会が作れないということでした。
そこでマーケティングチームが自社以外の共催企業にもお声かけをして各種オンラインイベントを企画しました。
役立つ情報やトークをネット配信してみては?となったのです。
しかし、こまったのがオンラインイベントをどのような演出でどのプラットフォームで配信するか?です。
私達ディレクターは動画制作がメインのお仕事ですが、もともとセミナーや学会などをオンライン配信する業務もおこなっておりました。
その知識をもとにサムシングファンのマーケティングチームのオンラインイベントをサポートすることになりました。
実際に私達が受託にておこなうお客様のライブ配信現場では、品質がもっとも大切です。
ライブ配信における品質とは?
ライブ配信における品質とは大きく3つあります。
1.配信自体の品質
2.映像演出の品質
3.内容・企画品質
です。
ただ、自社での取り組みですので必要以上にオーバースペック、コストがかかるのも望ましくありません。。
この記事では1.配信品質においてサムシングファンが自社のオンラインイベントではどのプラットフォームを利用して、なにに気をつけたかのみまずはご紹介します。
1.の配信品質とは、配信自体がとまらないように回線自体を専用回線として用意するとか、パソコンも専用パソコンで余計なアプリやソフトは一切はいっていないものを使用するなど事細かに本来はガイドラインがきまっております。
また、万が一配信が止まってしまった場合でもすぐに復旧できるようにすべてのデバイスをバックアップとして複数台用意して切り替えれるようにしたりします。
視聴者の環境も様々ですので、環境にあわせて視聴品質も変化できるようなプラットフォームを選定する必要などもあります。
ただ、、すべて自社のイベントで実施するとオーバースペック(お客様の案件ではすべて実践します)なので・・1点だけ実施したことをこのメールに記載します。
それは・・・「本番当日とまったく同じ機材、回線、参加者でリハーサルを行なうこと」です。
サムシングファンではお客様の現場ではかなりの機材を準備して、どのようなイレギュラーにも対応できるようにしております。
ただ、自社のオンラインイベントだと用意できる機材や、人員も限りがあり最低限の機材となっています。
そのため必ずリハーサルだけは本番と同じ環境で実施しています。
その他、すぐできる確認事項です。
・パソコンのアップデートなどはすべて事前に終了を確認してください。
・通知がくるソフトなどは通知を切るか、ソフトを終了しておいてください。
・本番直前のリハーサルではつないだ配信環境は解除せずにそのまま本番を迎えてください。
・回線の早さについては事前にテストアプリ等で確認してください。特に登りが重要です。
100Mbps程度あれば安心でしょう。
・できればWi-Fiではなく有線でつなげましょう。
等をご注意ください。
ZOOMとYouTubeLIVE
そして気になるプラットフォームですがサムシングファンのオンラインイベントでは
ZOOMとYouTubeLIVEを利用しております。
流れを確認していきましょう。
主催者やゲストの方にはZOOMで参加いただきます
ZOOMの映像をYouTubeLIVEで限定配信をいたします
配信中の質問についてはSlidoという別のツールを利用して受付ます
配信画面の中にZOOMの映像とSlidoのQRコードを表示いたします
以上のプラットフォームと、流れがサムシングファンのオンラインイベントでの仕組みになります。
こちらの特徴はYouTubeLIVEの限定配信でURLを知っている人だけが視聴できます。
またZOOMのみでオンラインイベントをしてしまうと参加者の顔まで表示してしまう可能性がありますが、上記の方法で行うと主催者とゲストのみの顔しか表示されません。
YouTubeLIVEではリンクにアクセスするだけの簡単な仕様になっておりますので視聴者の方の知識にあまり左右されずにLIVE配信を視聴いただけます。
主催者、ゲスト、配信スタッフのやり取りはさらに別ツールを使用しております、ですので「事務連絡が公開されてしまった」「余計な一言を公開してしまった」という心配もありません。
YouTubeLIVE自体は無料で利用が可能です。
※ZOOMは有償アカウントが必要です。
[サムシングファンの自社セミナーの様子]
[4月21日のオンラインイベント終了時の記念撮影]
ただ、YouTubeLIVEの場合はリンクが第3者に漏れてしまうと内容が視聴できてしまいますし、実際にイベントに参加した人が誰なのか把握したいというニーズもございます。
サムシングファンでは、そのような会員向けや、特定のメンバーへの研修でのLIVE配信についてご提案もおこなっております。
『会員向けのセミナーやイベントをオンラインで開催したい!』というご相談にはパスワード設定が可能なウェビナーツールをご提案しております。
PC内臓カメラではなく、業務用カメラを使用して配信いたします
会員様へパスワードとURLを周知して参加して頂きます
映像や資料はウェビナーツールの画面共有機能を使用して参加者に閲覧して頂きます
こちらの特徴はウェビナーツール(ZOOMなど)で配信するとパスワードを付けることができ、よりセキュアな環境を提供することができます。また双方の顔を見てコミュニケーションを取ることができ、参加者の満足度を高めることができます。
コミュニケーションがしやすくなる分、様々な要望を参加者から求められる場合がありますが、司会者やファシリテーターをたてることにより、全体の進行や質問内容をコントロールすることができます。
またLIVE配信以外にもセミナーイベントで事前撮影や制作した映像を利用してイベント自体を構成することもございます。
さて、今回の記事では「配信」自体の工夫や、注意点、ツールのご紹介をおこなってきました。
また、肝心の映像演出や企画・構成の工夫などもあらためて記事にしてまいります。
オンラインへの移行に向けて不明点やお悩みがございましたら、気兼ねなく私までご相談ください。
現在コロナ対策でテレワークを実施しておりますのでビデオMTGにてお打ち合わせいたします。
下記よりぜひ川辺指名でご連絡ください。
まずはお話しましょう。
2.映像演出の品質
3.内容・企画品質
についてもシリーズでサムシングファンスタッフがかいてまいりたいとおもいます。
また、無料の動画活用セミナーもご参加ください。しばらくオンラインで実施予定です。
一緒に働きませんか?