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本日は、動画広告の効果に関するお話です。
最近はテレビだけではなく、スマホやタブレットなどの様々なデバイスからも見るというという感じで、マルチスクリーンでの情報接触が一般的になってきています。
それに伴い、TVであっても、スマホ、PCであっても、どのようなデバイスを使っていても、
同じブランドの広告を見ることも良くありますね。
そこで気になるのが、
「様々なデバイスから同じブランドの広告に接触することで、何かいいことあるの??」
ということだと思います。
そこで、どのような効果が期待できるのかを調べてみました!
※マルチスクリーン:テレビを見た後で、スマホやパソコンなどからもアクセスすること
AdColony&Nielsen(2012)は、動画広告に対して「TVのみの接触者(以下、TV)」と「マルチスクリーンでの接触者(以下、マルチ)」に分け、以下の項目を調査しました。※マルチスクリーンはTV、iPhone、iPadでの接触。
◯ブランド想起
TVでは55%のみだったが、マルチでは93%に増加。
◯検索可能性
TVでは4%のみだったが、マルチでは22%に増加。
◯推薦可能性
TVでは10%のみだったが、マルチでは26%に増加。
◯購入意欲
TVでは18%のみだったが、マルチでは31%に増加。
ブランド想起に関しては、何度も接触しているので増加することは簡単に予想できますが、
オススメや検索、購入したくなるのは驚きですね。
調査には書かれていませんが、TVCMと同じ広告を、単純に他のデバイスでも展開するのではなく、
インターネットのインタラクティブ性を生かした広告展開をすることで、
より効果が望めるかもしれませんね。
※本調査は2012年時点のものであり、製品対象が「CONTRABAND」という映画であるため、
すべての製品・サービスにも同等の効果があるかどうかは気になるところです。
AdColony&Nielsenの調査は以下のリンクからご覧ください。
http://www.mmaglobal.com/files/AdColony_Mobile_Video_Brand_Study.pdf