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本日は、メディアの利用率に関するお話です。
ここ2、3年、ソーシャルメディアは、今後、重要なマーケティングツールになっていくだろうと言われておりますが、利用率はどれくらいなのでしょうか。
そこで、ソーシャルメディアの利用率を調べてみました。
「ソーシャルメディアの利用率は実際どのように推移しているのか?」
これを明らかにすることが、今回の目的です。
総務省と東京大学(2015)の共同調査報告書では、主なソーシャルメディアの利用有無を尋ね、
年代別の利用率の推移を明らかにしました。以下の結果をお知らせします。
Mixi、Facebook、GREE、Mobage、Twitter、LINEの6つのいずれかを利用している人の割合(全年代)は、
2012年:41.4%
2013年:53.0%
2014年:62.3%
年代別でも(60代を除き)、2012年から増加傾向にあり、さらに詳しく見ると、
2014年の20代では95%に達しています。
調査結果を見る限り、ソーシャルメディアの利用率は、2012年から増加傾向にあります。
最近、話題となっている「ソーシャル疲れ」による利用者の減少は見られないです。
「ソーシャル疲れ」は利用率全体を減少させるのではなく、
個々の利用頻度を減らしているのかもしれません。
詳細な追加調査が公開されれば、こちらで紹介いたします。
以上の結果を見ても、今後、ソーシャルメディアは新規顧客獲得やブランディングなどに使えそうですね。
※ソーシャル疲れ:
SNS上での他者とのコミュニケーションに疲れ、サービスの利用から遠ざかること
※この調査資料内の、各ソーシャルメディアサービスについては、パソコンから「見る」か「書き込む・投稿する」か、モバイル(フィーチャーフォン又はスマートフォン)から「見る」か「書き込む・投稿する」かを問うております。これらのいずれか1つ以上を行っている者を、各サービスの”利用者”として定義しています。